のかしゃんぼ像
カシャンボまたはカシャボとは、紀伊国|紀伊南部(現在の和歌山県)などで伝承される妖怪。
概要
山に移り住んだ河童が進化したものとする説が有力。子供程度の背丈で、頭に皿をかぶり、犬はその姿を見ることができるが、人間の目には見えない。人間の唾を嫌うらしい。
2004年、和歌山県白浜町の田畑で謎の足跡が発見され、カシャンボの仕業と報道された。國學院大學民俗学研究会が1977年に発刊した『民俗採訪』によれば、紀伊では河童の事をゴウライ、あるいは五来法師と呼び、冬の間は山篭りをしておりその間はカシャンボと呼ばれる。
その他のカシャンボ
いくつかの文献では、河童以外にもカシャンボとして言及している資料があり、複数の説が存在する。
東洋大学民俗研究会が1981年に発刊した『南部川の民俗』ではカシャンボとは山姥(ヤマンバ)あるいはゴウラ(毛深い人間)の事であると記されている。
近畿民俗学会が1985年に発刊した『近畿民俗』では冬は山へ、春は川へ行く移動性の魔物であることが記されている。
郷土研究社が1916年に発刊した『郷土研究』によればドンガスと呼ばれる河童のような妖怪で、旧暦6月7日-6月14日|14日までの間に祗園様に捧げるために人さらいをすると記されている。
関連項目
外部リンク

