2008年03月27日

妖怪[川姫]

妖怪事典川姫


川姫(かわひめ)は、高知県、福岡県、大分県に伝わる妖怪。その名の通り川などの水辺に現れる女の妖怪である。



概要

容姿は美しい女性の姿。若い男たちが水車小屋のそばなどに集まっていると、水面を歩いてきたり、水の中から飛び上がったりしていつの間にか男たちのそばに現れ、その美貌で男を魅了する。男が心惹かれてしまうと、たちまち川姫に精気を吸い取られてしまう。川姫が現れた際は、その場にいる年寄りが戒めの合図をし、若者たちがすぐさま下を向いて息を殺すことで、この災いから逃れられるという。



伝承

高知の檮原町の白王神社そばに谷があり、そこに川姫が現れたという伝承が残されている。雨の夜。ある男が友人を訪ねて谷を歩いていたところ、見知らぬ美女が糸枠をまいていた。男は女を怪しんで凄んで見せるも、女は笑いかけるのみ。男は女を化け物と直感し、刀を抜いて糸枠を斬ったところ、女は笑いながら水辺に飛び込んで姿を消した。やがて男は友人のもとに辿り付き、この話をしたところ、友人は「刀は糸を切ると斬れ味が落ちる。家の刀を使え」と言う。後に男が帰り道を歩いていたところ、谷で再びあの女に出会った。女は「糸切り刀では私を斬れません」と言ったが、男は友人から借りた刀を抜き、女を斬り捨てた。この女が川姫だったと伝えられている。



関連項目


  • 日本の妖怪の一覧

  • 妖怪大戦争 (2005年の映画)



    参考文献


  • 村上健司 『妖怪事典』 毎日新聞社、2000年、126頁。



    外部リンク


  • 怪異・妖怪伝承データベース


    Quotation:Wikipedia - Article - History  License:GFDL


  • posted by 龍 at 04:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 妖怪 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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