『画図百鬼夜行』木霊(こだま、木魂)は樹木に宿る精霊、またはその宿った樹木自体を指していう語。前者は山中を敏捷に、自在に駆け回るとされる。山や谷で音が反射して遅れて聞こえる現象である山彦(やまびこ)は、この精霊のしわざであるともされ、木霊とも呼ばれる。後者は外見はごく普通の樹木であるが、切り倒そうとすると祟られるとか、神通力に似た不思議な力を有するとされる。これらの木霊が宿る木というのはその土地の古老が代々語り継ぎ、守るものであり、また、木霊の宿る木には決まった種類があるともいわれる。これらの樹木崇拝は、北ヨーロッパ|北欧諸国をはじめとする他の国々にも多くみられる。
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