2008年06月07日

妖怪[いわえつぅんない]

妖怪事典いわえつぅんない


イワエツゥンナイは、北海道アイヌ民族に伝わる妖怪。山の中に棲んでいる一つ目の化け物で、空を飛ぶことができる。進路が障害物で阻まれている際には、樹木であろうが硬い岩であろうが、どんなものでも突き抜けて襲ってくるという。障害物に穴を開けて通り抜けるという説もある。



関連項目


  • 日本の妖怪の一覧



    参考文献


  • 村上健司 『妖怪事典』 毎日新聞社、2000年、48頁、ISBN 4-6203-1428-5


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    2008年06月06日

    妖怪[妖怪]

    妖怪事典妖怪



    妖怪(ようかい)とは、人間の理解を超える奇怪で異常な現象を象徴する超自然的存在、あるいは不可思議な能力を発揮する日本の民間伝承上の非日常的存在のこと。妖(あやかし)または物の怪(もののけ)とも呼ばれる。ヨーロッパの民間伝承上の存在 fairy にはもっぱら妖精の訳を当てるが、文化人類学においては、いずれも超自然的存在として包括的に区分されうる。
    両者の語義の違いは歴史性はもちろんだが、翻訳とニュアンスに留まるところが多い。神道における荒ぶる神(神)、またはその依り代、またはその仮の姿。
    具体的には各地に残る天狗神社、河童神社や貧乏神、宝船(七福神)など。また動物(鯨塚、白蛇神社、九尾の狐、猫又、犬神)や道具(道具塚、朧車、傘小僧、鳴釜、硯の魂)も妖怪、神であるといえる。鬼、天狗、河童などは、特に文献や伝承が数多く残っているため、民俗学の分野での研究が進んでいる。



    妖怪の学術的研究

    古代から現代 (時代区分)|現代に至るまで、時代と共に様々な妖怪が人々の生活の中から生み出されてきた。妖怪の起源については種々ある。神道の体系に組み込まれなかった古代の神々が起源であるとする残存物説。あるいは、科学が未発達だった時代に現象の説明として多く用いられてきたことから、呪術的思考の結果とする説もある。例えば、肛門の開いた水死体が発見された場合に河童が尻子玉を抜いたからだと説明付けるのは、後者の一例と言える。中国の奇書『山海経』からなど、海外に由来のあるものもある。出版文化が発達していく江戸時代ごろからは黄表紙などによって盛んに“キャラクター”として使用された。また、駄洒落や言葉遊びなどによってこの時代に創作されたものも数多く存在する。現在、妖怪辞典のような扱い方をされる鳥山石燕の「画図百鬼夜行」 などはその一例である。画題としてもよく描かれ、有名な! 妖怪を描いた絵師に歌川国芳、月岡芳年、河鍋暁斎、葛飾北斎などがおり、また、狩野派の絵手本としても『百鬼夜行図』が描かれた。妖怪というと一般には日本国内に出没するものを想起しがちであるが、海外の悪魔や魔女などを含めた魔物の類も妖怪として扱われることがある。その時は「大陸妖怪」や「西洋妖怪」等と呼ばれるケースもある(「中国妖怪」は大陸妖怪の一種)。京都には町家を改造した、妖怪堂という店があり、店主が京都妖怪案内をしてくれる。


    [語彙としての妖押 x]

    そもそも「怪異を起こす存在」を妖怪と呼ぶことはかなり新しい習俗である。かつては妖怪とは「怪しい・奇妙な事柄」自体を表す言葉であった。下記の研究者のうち、井上円了などはそうした意味合いで使用していた。だが民間に膾炙していった結果、かつて「化け物」と呼び習わされたキャラクターが「妖怪」という新たな言葉で呼ばれるようになっていった。現在「妖怪」と言えば、学術分野外では、そうしたキャラクターそのものと見て差し支えない。日本の風俗から外れた、海外の魔物を「妖怪」と呼び習わすのは、こうした流れによるものである。


    [現代妖怪]

    現代でも盛んに創作妖怪は作られる。前項の流れにより、伝承や古臭さのないモノもキャラクターが成立していれば、妖怪として認知されうるためである。「学校の怪談」や都市伝説などから、口裂け女、トイレの花子さんなど新たな妖怪が誕生している。また宇宙人、未確認飛行物体|UFO、未確認動物|UMAなども、一種の妖怪であると考える場合もある。


    [ 著名な研究者 ]


  • 柳田国男(著書遠野物語等)

  • 南方熊楠

  • 井上円了

  • 宮田登

  • 小松和彦

  • 多田克己

  • 岩井宏實



    創作の題材としての妖怪
    妖怪は芸術・娯楽の分野で、作品の題材としても数多く扱われてきた。* 鳥山石燕(1712年-1788年) - 代表作『画図百鬼夜行』。浮世絵師。

  • 上田秋成(1734年-1809年) - 代表作『雨月物語』。国文学者、小説家。

  • 小泉八雲(1850年-1904年) - 代表作『怪談』。小説家、英文学者。

  • 水木しげる(1922年- ) - 代表作『ゲゲゲの鬼太郎』。漫画家。

  • 京極夏彦(1963年- ) - 『巷説百物語』など。小説家、妖怪研究家。

  • 畠中恵(1959年- ) - 代表作『しゃばけ』。小説家。


    [ 妖怪を題材にした作品 ]




    [ 小説 ]


  • 神様のおきにいり

  • ほうかご百物語

  • 地獄堂霊界通信シリーズ

  • 化物語

  • ぺとぺとさんシリーズ

  • 妖界ナビ・ルナシリーズ

  • 妖魔夜行・百鬼夜翔シリーズ

  • 薬屋探偵妖綺談シリーズ、薬屋探偵怪奇譚シリーズ

  • 髑髏検校


    [ テーブルトークRPG ]


  • 妖魔夜行・百鬼夜翔シリーズ…上記の小説作品の世界を背景として遊ぶ


    [ 漫画・アニメ ]


  • 足洗邸の住人たち。

  • あまつき

  • AYAKASHI

  • 怪 〜ayakashi〜

  • あやかし天馬

  • 犬夜叉

  • いろは双紙

  • うしおととら

  • 陰陽大戦記

  • 怪物くん

  • 鎌倉ものがたり

  • かみちゅ!

  • 喰霊

  • 鬼公子炎魔

  • ゲゲゲの鬼太郎

  • 結界師(本編では妖と呼ばれている)

  • 恋するプリン!

  • 国際妖怪警察おけい

  • GS美神 極楽大作戦!!

  • 地獄先生ぬ〜べ〜

  • 上海妖魔鬼怪

  • 少年陰陽師

  • すっくと狐

  • 千と千尋の神隠し

  • tactics (漫画)|tactics

  • 大復活祭

  • でろでろ

  • 天保異聞 妖奇士

  • 東京★イノセント

  • となりのトトロ

  • どろろ

  • ドロロンえん魔くん

  • 夏目友人帳

  • ぬらりひょんの孫

  • 幕末平成KID 新撰組妖奇譚

  • 妖逆門

  • 瞳のカトブレパス

  • 百鬼夜行抄

  • 平成狸合戦ぽんぽこ

  • ぺとぺとさん

  • ベムベムハンターこてんぐテン丸

  • 封神演義 (漫画)|封神演義

  • XXXHOLiC

  • マンションOBA(オービーエー)

  • もっけ

  • モノノ怪

  • もののけ姫

  • もののけもの

  • 幽☆遊☆白書

  • 妖怪学園ザビエル

  • 妖怪仕置人

  • 妖怪始末人トラウマ!!

  • 妖怪始末人トラ・貧!!

  • 妖怪人間ベム

  • 妖怪のお医者さん

  • ロザリオとバンパイア


    [ ゲーム ]


  • AYAKASHI

  • あやかしびと

  • 大神

  • 俺の屍を越えてゆけ

  • 東方Project

  • 女神転生|女神転生シリーズ(ここでは、他地域のものと合わせて「悪魔」と呼ばれている)


    [ テレビドラマ・映画 ]


  • アクマイザー3(敵キャラのモチーフの中には日本や西洋の妖怪を元にしたものが多い)

  • 河童のクゥと夏休み

  • 仮面ライダー響鬼

  • ゲゲゲの鬼太郎(実写版)

  • 白獅子仮面

  • 超神ビビューン(アクマイザー3の続編)

  • 忍者戦隊カクレンジャー

  • 変身忍者 嵐(後半の敵は西洋妖怪群。但し、20話には日本妖怪のかわうそも出現している)

  • 妖怪大戦争

  • ぐるぐるメダマン


    [ 音楽 ]


  • 陰陽座

  • 妖怪プロジェクト



    関連項目


  • 都市伝説

  • 日本の妖怪一覧

  • 中国の妖怪の一覧

  • 伝説の生物一覧

  • 妖怪文書の一覧

  • 民俗学

  • 文化人類学

  • 自然霊

  • ぺとぺとさん

  • 水木しげる



    参考文献


  • 江馬務著『日本妖怪変化史』中央公論新社 中公文庫BIBLIO ISBN 4122043840

  • 柳田国男著『妖怪談義』講談社 講談社学術文庫 ISBN 406158135X

  • 小松和彦著『日本妖怪異聞録』小学館[小学館ライブラリー] ISBN 4094600736

  • 小松和彦著『妖怪学新考――妖怪からみる日本人の心』小学館ライブラリー ISBN 4094601325

  • 小松和彦編『日本妖怪学大全』小学館 ISBN 4096262080

  • 小松和彦『妖怪文化入門』せりか書房 ISBN 4796702717

  • 香川雅信著『江戸の妖怪革命』河出書房新社 ISBN 4309224334



    外部リンク


  • 怪異?妖怪伝承データベース

  • 宗優子 妖怪キッズ

  • 和漢百魅缶クロヌシカガミ内)

  • ''The Obakemono Project'': Eine Datenbank ?ber Obake und Y?kai - ドイツ語

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    2008年06月05日

    妖怪[油すまし]

    妖怪事典油すまし


    油すまし(あぶらすまし)とは、熊本県に伝わる日本の妖怪の一種。



    概要

    全身に蓑を羽織り、油の入った瓶を持った老人の格好をしており、草陰から突如出現し、通行人を驚かせる。その正体は油を盗んだ罪人の亡霊と言われていたが草野巧 『幻想動物辞典』新紀元社、1997年、16頁。ISBN 4-883-17283-X。、実際には伝承が少なく謎の妖怪であり、有名な蓑を羽織った地蔵のような姿も実際には水木しげるの創作である(文楽に用いられる「蟹首」という名称の人形の頭がモチーフ)。2004年に天草諸島で「すべり道の油すましどん」と呼ばれる石像の一部が見つかるも、それにまつわる言い伝えは一切不明となっている朝日新聞「栖本町-油すましどんの里」。油絞りの職人がまつられて神になったものが、時を経て妖怪に変じたようだ西日本新聞WordBOX-妖怪・油すまし。初出となる『天草島民俗誌』には油ずましの名称で記載されている。それによれば熊本の天草郡栖本村字河内(現・天草市)と下浦村(現・同)とを結ぶ草隅越という峠道に現れたとされ、孫を連れた老婆がそこを通りながら、昔この地に油瓶をさげたのが現れたと孫に話していると、「今も出るぞ」と言いながら油すましが現れたという村上健司編著 『妖怪事典』 毎日新聞社、2000年、19頁。ISBN 4-620-31428-5。。民俗学者・柳田國男による『妖怪談義』にも同様の記述があるが柳田國男 『妖怪談義』 講談社〈講談社学術文庫〉、1977年、206頁。ISBN 4-061-58135-X。、同書で「(油すましという)名の怪物」と記述されているのに対し、原典『天草島民俗誌』では「油瓶をさげた怪物が」ではなく「\xA1 L}IS$r$5$2$?$N$,!W$H$N$_=R$Y$i$l$F$$$k$3$H$+$i!"ME2x8&5f2H!&5~! 6K2FI'$O !"油すましとは形のある妖怪ではなく、釣瓶落としや薬缶吊るのように頭上から油瓶が下がってくる怪異との説を唱えている京極夏彦・多田克己他 『妖怪馬鹿』 新潮社〈新潮OH!文庫〉、2001年、352頁。ISBN 4-102-90073-X。



    登場作品




    [ 漫画 ]


  • 水木しげるの漫画『ゲゲゲの鬼太郎』では初期の作品には登場しないが、1986年以降は鬼太郎ほか多くの妖怪がすむゲゲゲの森の村長という設定で登場するようになる。*水木しげるの漫画『悪魔くん』(少年マガジン版)では髷を結い、小豆とぎと組んで悪魔くん&メフィストと戦った。

  • 立花晶の漫画『サディステック・19|サディスティック・19』にレギュラーで登場、愛称はすまちゃん。言葉を語らず仕草で対話する。

  • 小山田いくの漫画『すくらっぷ・ブック』では、主人公の一人・柏木晴がギャグ的に変化する姿としてしばしば登場していた。

  • 漫画『パタリロ』で主人公のパタリロがよく間違えられる


    [ 映画 ]


  • 大映映画の『妖怪大戦争 (1968年の映画)|妖怪大戦争』では日本の妖怪の取り纏め役を務めている。

  • 上記の大映映画シリーズに登場した油すましのオマージュとして、化け地蔵という名の類似した外見を持つキャラクターが『さくや妖怪伝』に登場している。


    [ 特撮番組 ]


  • 『笛吹童子#テレビ|新諸国物語 笛吹童子』(1972年)のレギュラーに油すましの三太郎が登場する。

  • 『怪奇大家族』(2004年)のエンディングに油すましのような妖怪がイラストで登場しており、本作に前述の「さくや妖怪伝」の妖怪が流用された事を考えれば、化け地蔵の登場が予定されていたのかもしれないが、結局登場せず、真相は不明。


    [ ゲーム ]


  • ソニー・コンピュータエンタテインメント|ソニーのRPG、「ワイルドアームズ ザ フィフスヴァンガード」に「オイルすまし」という名のモンスターが登場する。



    脚注




    関連項目


  • 日本の妖怪一覧



    参考文献


  • 京極夏彦「妖怪の理 妖怪の檻」:角川書店 ISBN 978-4-04-883984-6-C0095



    外部リンク


  • 国際日本文化研究センター怪異・妖怪伝承データベース


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    2008年06月04日

    妖怪[一本だたら]

    妖怪事典一本だたら



    一本だたら、一本踏鞴(いっぽんだたら)とは、日本に伝わる妖怪の一種で、熊野(和歌山県)の山中などに棲み、一つ目で一本足の姿をしている。



    概要

    和歌山と奈良県の境の華無山脈では12月20日のみ現れるといい、この日は「果ての二十日」と呼ばれて厄日とされた。華無の名の由来は「果ての二十日」に人通りが無くなるからだともいう村上健司編著 『妖怪事典』 毎日新聞社、2000年、40頁。ISBN 4-620-31428-5。。奈良県の伯母ヶ峰山でも同様に、12月20日に山中に入ると一本だたらに遭うといい、この日は山に入らないよう戒められている。こちらの一本だたらは電柱に目鼻をつけたような姿といい、雪の日に宙返りしながら一本足の足跡を残すという。また伯母ヶ峰山の一本だたらは、猪笹王というイノシシ|猪の霊が化けた鬼神を指すこともある。猪笹王は旅人を食い殺して人々から恐れられていたが、ある高僧が地蔵を勧請したことでこの凶行は止んだ。しかぁ 7G/$K0lEY!"12月20日だけは猪笹王が自由になるのだという宮本幸枝・熊谷あづさ 『日本の妖怪の謎と不思議』 学習研究社、2007年、75頁。ISBN 4-056-04760-X。。人間を襲うという伝承が多いが、なぜか郵便屋だけは襲わないといわれる。名称の「だたら」はたたら吹き|タタラ師(鍛冶師)に通じるが、これは鍛冶師が重労働で片目と片脚が萎えること、一本だたらの出没場所が鉱山跡に近いことに関連するとの説がある多田克己 『幻想世界の住人たち IV 日本編』 新紀元社、1990年、39頁。ISBN 4-915-14644-8。(隻眼#神話・伝説の中の隻眼を参照)。一つ目の鍛冶神、天目一箇神(あめのまひとつのかみ)の零落した姿であるとも考えられている。2004年春には、和歌山県田辺市の富田という地域の田で1本足の足跡が発見され、「鼻 YED$N$,$7$c$s$\!W$H8F$P$l!"一本だたらやかしゃんぼ|がしゃんぼ(かしゃんぼ)の復活かと話題になった山口敏太郎・天野ミチヒロ 『決定版! 本当にいる日本・世界の「未知生物」案内』 笠倉出版社、2007年、128頁。ISBN 4-773-00364-2。。奈良県吉野郡の松本工房では、一本だたらの伝承をもとにした民芸品「一本足だたらこけし」を2005年より販売しており、妖怪土産として秀逸な一品との声もある宮本幸枝著・村上健司監修 『大人が楽しむ地図帳 津々浦々「お化け」生息マップ - 雪女は東京出身? 九州の河童はちょいワル? -』 技術評論社、2005年、37頁。ISBN 4-774-12451-6。。また、富山県上新川郡(現・富山市)、岐阜県北部の飛騨地方、岡山県都窪郡に伝わる妖怪の雪入道(ゆきにゅうどう)も一つ目と一本足の大入道で、雪の上に30cmほどの大きさの足跡を残すというが『妖怪事典』 3! 57頁。一本だたらと特徴が共通することから、文献によっては同一の妖怪として混同されている草野巧 『幻想動物事典』 新紀元社、1997年、33頁。ISBN 4-883-17283-X。



    脚注




    関連項目


  • 日本の妖怪一覧

  • キ (中国神話) - 中国の一本足の妖怪。

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    2008年06月03日

    妖怪[烏天狗]

    妖怪事典烏天狗


    Image:Kamakura-kenchoji143.jpg|thumb|180px|right|烏天狗像(鎌倉市建長寺半僧坊)
    烏天狗または、鴉天狗(からすてんぐ)は、大天狗と同じく山伏装束で、烏のようなくちばし|嘴をした顔、黒い羽毛に覆われた体を持ち、自在に飛翔することが可能だとされる伝説の生物一覧|伝説上の生物。小天狗とも呼ばれる。剣術に秀で、鞍馬山の烏天狗は幼少の牛若丸に剣を教えたともいわれている。また、神通力にも秀で、昔は都まで降りてきて猛威を振るったともされる。そのモデルは大天狗同様、山伏や修験者などの山に住む修行者であったとか、山岳民族であったともいわれており、そういった山に住む人々に自然の猛威や山賊・盗賊の恐怖を重ねたものが烏天狗であると考えられる。天狗と付いているが厳密に言えば天狗の仲間ではない。インド神話のガルダの流れを汲むとも言われる。和歌山県御坊市では、烏天狗のものとされるミイラが厨子に入れられて保存されている。江戸時代から明治時代にかけ、\xA1 =$83宮本幸枝 『大人が楽しむ地図帳 津々浦々「お化け」生息マップ - 雪女は東京出身? 九州の河童はちょいワル? -』 技術評論社、2005年、35頁。。



    烏天狗(鴉天狗)をモデルとしている著作物


  • タツノコプロダクションによって製作されたオリジナルビデオアニメ『鴉 -KARAS-』。主人公が烏天狗に変身する。タツノコプロダクション40周年記念超大作。

  • 同人サークル「上海アリス幻樂団」によって制作されている『東方Project』のキャラクター、東方Projectの登場キャラクター#射命丸 文|射命丸文は、烏天狗がモデルとされている。

  • 『世界忍者戦ジライヤ#妖魔一族|世界忍者戦ジライヤ』には、烏天狗といったキャラクターが登場する。

  • テレビアニメ『飛べ!イサミ』には、主人公たちの敵対組織の末端構成員らがカラス天狗と呼ばれ登場、コスチュームも烏天狗の姿を模している。

  • 特撮テレビ番組『ウルトラマンガイア』には、烏天狗をモデルとした怪獣ブリッツブロッツが登場する。

  • 『うる星やつら』のクラマ姫は烏天狗が元になっていて、彼女の周りには小さい烏天狗がたくさんいる。

  • コミックボンボンで連載されていた『ベムベムハンターこてんぐテン丸』でテン丸とコンビを組んでいるクロは烏天狗の子である。

  • 東映太秦映画村の「太秦戦国祭り」公式キャラクター「うじゅ」、「もみじゅ」は鞍馬山のカラス天狗という設定である。



    脚注・出典




    関連項目


  • 日本の妖怪一覧

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    2008年06月02日

    妖怪[鬼]

    妖怪事典


    (おに)は、日本の妖怪。民話や郷土信仰に登場する悪い物、恐ろしい物、強い物を象徴する存在。そこからという言葉には「強い」「悪い」という意味もある。( (曖昧さ回避)でも説明。)『今昔画図続百
    大江町 (京都府)|大江町)
    Image:Oni2WP.jpg|thumb|の像(大分県別府市)
    (兵庫県三木市蓮花寺)



    近・現代の

    現代の日本人が、「」と言われて一般的に連想する姿は、頭に角と巻き毛の頭髪を具え、口に牙を有し、指に鋭い爪が生え、虎の毛皮の褌を腰に纏い、表面に突起のある金棒を持った大男である。これは、丑の方と寅の方の間の方角(艮:うしとら)を門と呼ぶことによるもので、牛の角と体、虎の牙と爪を持ち、虎の皮を身に付けているとされた。この姿は平安時代に確立したものである。余談だが、丑寅の方角を門とする時、その対にあたる方角、猿(申).雉(酉).犬(戌)に守護の役を与え、退治に向かう桃太郎もある種の意味を持つと推測できる。酒呑童子は赤毛で角があり、髭も髪も眉毛もつながっており、手足は熊の手のようであるとされている。
    は元々はこのような定まった姿は持っておらず、後述する語源の「おぬ(隠)」の通り姿の見えないこともあった。まれには、見目麗しい異性の姿で現れて若い男や女を誘うことがある。
    現在のの姿は仏教の羅刹が混入したものである。民話に登場するは、金または栗色の髪で赤い肌である事が多い為、ロシア方面などからの海賊を、外国人を知らない民衆が見て怪物だと思い込んだのではないかとも言われている(色素の少ない肌は日焼けすると赤くなる)。



    由来

    「おに」の語はおぬ(隠)が転じたもので、元来は姿の見えないもの、この世ならざるものであることを意味した。そこから人の力を超えたものの意となり、後に、人に災いをもたらす伝説上のヒューマノイドのイメージが定着した。さらに、陰陽思想や浄土思想と習合し、地獄における閻魔|閻魔大王配下の獄卒であるとされた。



    説話文学に見られる




    [ 百夜行 ]

    夜行とは、平安時代に都の中を歩いてゆくとされた化け物行列のことである。『宇治拾遺物語』巻一の十七で修行僧が龍泉寺という寺で、百夜行に遭った話が伝わっている。また、『今昔物語集』にも巻第十四に若者が百夜行に遭ったという話が伝わっている。当時、百夜行を目撃すると死んだり病気になるなどと恐れられていたが、この二つの話はどちらも信仰が身を助けたという話になっている。


    [ 赤・青 ]

    『宇治拾遺物語』巻一には、瘤取り爺の説話が所収されているが、爺が目撃したとして、赤い者や目が一つの者、口がない者など様々な異形な者がいたとされている。


    [ 藤原千方の四 ]

    藤原千方に使役されたと言われる四人の。藤原千方の四を参照のこと。


    [ 羅刹国 ]

    『今昔物語集』に登場する女性のしか存在しない島。後に日本の南方あるいは東方に存在すると信じられるようになった。羅刹国を参照のこと。



    仏教の


  • 生前に貪欲であった者は、死後に餓道におち、餓となるとされている。

  • また、地獄で閻魔の配下として、が獄卒の役を務めているとされる。



    と人

    人に化けて、人を襲うの話が伝わる一方で、憎しみや嫉妬の念が満ちて人がに変化したとする話もある。代表的な例としては、能の「鉄輪」や「紅葉狩 (能)|紅葉狩」に、嫉妬心からと化した女性の話が伝わっている。「般若の面」はその典型である。



    具体的な(またはとされた人間)

    名のあるは「童子」と呼ばれることが多い。

  • 酒呑童子(しゅてんどうじ)

  • 茨木童子(いばらきどうじ)

  • 紅葉伝説|紅葉(もみじ)

  • ノ城|温羅(うら)

  • 黒塚|安達ヶ原の婆(あだちがはらのおにばば)

  • 鈴鹿御前(すずかごぜん)

  • 大嶽丸(おおたけまる)

  • 悪路王(あくじおう/あくろおう)

  • 橋姫|宇治の橋姫(うじのはしひめ)

  • 両面宿儺(りょうめんすくな)

  • 牛頭馬頭(ごずめず)

  • 速疾(そくしつき)
    など



    と関わりの深い地


  • 大江山 酒呑童子が住んでいたとされる。麓の京都府大江町 (京都府)|大江町(現・福知山市)は、「の里」との町おこしで有名。

  • 伊吹山

  • 住山,笹苞山 鳥取県伯耆町に残る日本最古の伝説の舞台。

  • 岩手県北上市

  • 大分県中津市 同市の宝山大剰院にのミイラらしきものがある。

  • 安久美神戸神明社 愛知県豊橋市にある神明神社。''天下の奇祭''と呼ばれる国指定重要無形民俗文化財の祭が行われる。
    この他、日本全国に形を変えての伝承が伝わっている。



    中国における「

    中国で(グウェイ)という場合、死霊、死者の霊魂#中国の宗教(道教など)|霊魂のことを指す。日本で言う「亡霊」の方がニュアンスとして近い。中国では、直接と呼ぶのはタブーであることから、婉曲して好兄弟ともいう。また日本にもこの思想が入っており、人が死ぬことを指して「籍に入る」などと言う言い方がある他、元来の意味合いと混交したイメージでも捉えられている。かつて中国民衆が日本の総理大臣を「小泉小」と呼ぶことがあったが、日本の総理を恐れるのではなく小馬鹿にする表現であった。従って、中国語で「−」と言う表現は、必ずしも勇猛等を意味しない。戦前の日本軍で、ある将官が「将軍」と渾名され、当人は軍人として誇りにしていたが、実はその痩せた風貌を揶揄したものであったという\xA1 %(%T%=!<%I$,$3$l$rJ*8l$k!#J8O=!&7DD9$NLr$N:]!"EgDE5A90$NN($$$k73@*$rL@73$O!V石曼子」と言って恐れたとの逸話においても「」はその勇猛さよりも、つまらない奴や忌々しい奴という蔑視表現に使われる。拝外意識により、欧米人を「洋」と呼び、それに遅れて進出した日本人を「東洋」と呼ぶのもこの類である。



    から派生した用語


  • 現象 

  • 地名 押出、ヶ島、ヶ城、ヶ城山、

  • 造形 

  • 遊び ごっこ

  • 生物 オニヤンマ

  • その他 多数



    創作における




    [ 文学 ]

    童話などにも数多く登場し、多くは主人公に倒される。代表的な例としては、一寸法師、桃太郎などがあげられる。この退治のモチーフは、古くから見られ、渡辺綱は酒呑童子など多くのを退治したとされている。近世になると、『泣いた赤』(浜田廣介)や『おにたのぼうし』(あまんきみこ)など、はただ悪いだけではなく、悪いとされているけれども優しい心を持つ者もいるという童話が見られるようになる。*『桃太郎』

  • 『こぶとりじいさん』

  • 『泣いた赤』(浜田廣介)

  • 『おにたのぼうし』(あまんきみこ)童話の他では、架空の生物であるため、文学作品としてはファンタジーもしくはサイエンス・フィクション|SF的なものに限定される。

  • 「青の褌を洗う女」「桜の森の満開の下」(坂口安吾)

  • 』(中編集)(西村寿行)

  • 『死にかた』(短編)(筒井康隆)


    [ ライトノベル ]


  • 『封殺』(霜島ケイ)


    [ 漫画 ]

    虐げられた異形の存在としてのが登場する場合も多数ある。

  • 永井豪作品。あるいは非情・非論理的な暴力の象徴として、あるいは虐げられた異形の存在として、永井豪はを作品の中心的存在として取り上げてきた。
    -2889年の反乱-』
    『手天童子』

  • ゲッターロボシリーズ
    :敵に百帝国が登場。もとからだった者と人間から改造された者がいる。また、OVA新ゲッターロボでも謎の敵として、や巨大なの姿をした獣が登場する。

  • 切丸』

  • 『うる星やつら』(高橋留美子)
    :の姿をした宇宙人の少女「ラム (うる星やつら)|ラム」が登場するが、あくまでも「の姿をした宇宙人」である。

  • 『地獄先生ぬ〜べ〜』
    :地獄のが登場。主人公の左手にもが封じられており、これを用いて除霊などを行う。悪と同時に強さの象徴でもある。

  • 『遙かなる時空の中で』
    :と呼ばれ差別されている者たちが登場する。「金髪碧眼」が特徴のため、外国人に対する古代日本人の恐怖の念から来ているのであろう。

  • 『ひぐらしのなく頃に』

  • 『シャーマンキング』

  • 『桃組+戦記』


    [ 実写?特撮 ]


  • 『百獣戦隊ガオレンジャー』
    :オルグ(の英語名ogreから来ていると思われる)と呼ばれる敵が登場する。それらは主に付喪神のようなコンセプトであり、また、ボス(ハイネスデューク)であるシュテン、ウラ、ラセツはそれぞれ酒呑童子、温羅、羅刹といった著名的なの名前が使われている。

  • 『仮面ライダー響
    :厳しい修行をつみ、変身能力を得た人間の事をと呼ぶ。この作品ではを善の存在に位置づけている。

  • 『仮面ライダー電王』
    :主人公に憑依したイマジン(怪人)・モモタロスは、そのイメージにより『桃太郎』の赤の姿となった。


    [ アニメ ]


  • 『おじゃる丸』

  • 『地獄先生ぬ〜べ〜』

  • 『ギャグマンガ日和』


    [ 楽曲 ]


  • 『赤と青のタンゴ』(尾藤イサオ)
    :日本放送協会|NHK『みんなのうた』で歌われた楽曲。

  • たいじ』(森高千里)
    :『古今東西〜が出るか蛇が出るかツアー』では舞台にが登場する演出がされた。



    ジェスチャー

    基本的には怖いものであり、またの顔も怒った表情である事が多い為、誰か(第三者)が怒っているという事や、機嫌が悪いという事などを示す手段として、両手の人差し指を立てて、の角に見立てて頭の上に掲げるジェスチャーが存在し、話し相手に(当人に気づかれない様に)その人とのトラブルに巻き込まれない様に、注意を促す目的で使用される事が多い。



    関連項目
    *節分

  • 日本のの交流博物館

  • 二十八宿

  • 大江町 (京都府)|大江町(現・福知山市)             



    外部リンク


  • サミット


  • オニさん、こちら

  • 能面 長澤重春能面集:生成

    Quotation:Wikipedia - Article - History  License:GFDL
  • posted by 龍 at 04:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 妖怪 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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