2008年05月29日

妖怪[産女]

妖怪事典産女


産女(うぶめ)は、妊婦の妖怪。憂婦女鳥とも表記する。死んだ妊婦をそのまま埋葬すると、「産女」になるという概念は古くから存在し、多くの地方で子供が産まれないまま妊婦が産褥で死亡した際は、腹を裂いて胎児を取り出し、母親に抱かせたり負わせたりして葬るべきと伝えられている。胎児を取り出せない場合には、人形を添えて棺に入れる地方もある。



バリエーション

『画図百鬼夜行』より「姑獲鳥 」
唐の『酉陽雑俎』前集巻16および北宋の『太平広記』巻462に載せる「夜行遊女」は、人の赤子を奪うという夜行性の妖鳥で「或言産死者所化(或いは産死者の化せる所なりと言う)」とされる。日本では、多くは血に染まった腰巻きを纏い、子供を抱いて、連れ立って歩く人を追いかけるとされる。『百物語評判』(「産の上にて身まかりたりし女、その執心このものとなれり。その形、腰より下は血に染みて、その声をば、れうれうとなくと申しならはせり」)、『奇異雑談集』(「産婦の分娩せずして胎児になほ生命あらば、母の妄執は為に残つて、変化のものとなり、子を抱きて夜行く。その赤子の泣くを、うぶめ啼くといふ」)、『本草綱目』、『和漢三才図絵』などでも扱われる。産女が血染めの姿なのは、かつて封建社会では家の存続が重要視されていたため、死んだ妊婦は血の池地獄に堕ちると信じられていたことが由来とされる京極夏彦・多田克己編著 『妖怪図巻』 国書刊行会、2000年、151頁。。長崎県壱岐地方では「ウンメ」「ウーメ」といい、 若い人が死ぬ、または難産で女が死ぬとなるとも伝えられ、宙をぶらぶらしたり消えたりする、不気味な青い光として出現する村上健司編著 『妖怪事典』 毎日新聞社、2000年、51頁。ISBN 4-620-31428-5。。茨城県では、「姑獲鳥(うぶめどり)」または「ウバメトリ」と呼ばれる妖怪が伝えられ、よく他人の子を攫い、育てて我が子とする。また我が子の着物と思ってその着物に乳、もしくは血を垂らして印を付けるが(この習性は『酉陽雑俎』の「夜行遊女」の記載と全く同じ)、それには毒があり、やがて子供は「無辜疳(むこかん)」と呼ばれる病にかかる。鬼神の類である為、人の魂魄を喰らい、七、八月の夏の夜に飛んで人を惑わすという。別名を夜行遊女、天帝少女、乳母鳥、鬼鳥ともいう。「姑獲鳥」の名前に見える様に、人間の魂の象徴である鳥として表現されることが多いが、瑞兆としての鳥ではなく、むしろ鵺(ヌエ)と同じ凶鳥としての色彩が強い。清浄な火や場所が、女性を忌避する傾向は全国的に見られるが、殊に如 %?1$KBP$9$kcR$l$N;WA[$O6/$/!"CCLj2P$dc^2P$OG%IX$r7y$&!#4XEl$G$! O!"=P;:; ~$KB/$K54;R$H8F$P$l$k;:2x$N0l$C$F!"産女の抱く赤子は、穢れや渾沌の表象であり、これを手渡されるということは、産まれた時に分離したモノと再び融合すること、すなわち死ぬことになる。しかし、逆にこの渾沌を再び駆逐すれば、更なる知に通じる事にもなる。波間から乳飲み児を抱えて出、「念仏を百遍唱えている間、この子を抱いていてください」と、通りかかった郷士に懇願する山形大蔵村の産女の話では、女の念仏が進むにつれて赤子は重くなったが、それでも必死に耐え抜いた武士は、以来、怪力に恵まれたと伝えられている。この話の姑獲女は波間から出てくる為、「濡女」として\xA1 $NB&LL$bJ];}$7$F$$$k!#D;;3@P1m$N!X2h?^I454Lk9T!Y$G$O!"N>5$7$F$*$j!"Ha0%$r46$8$5$;$k$=$NB8:_$O!"8e@$!"9>8M$N2x4q>.@b$J$I$KEP>l$9$k1eNn$?$A$K7Q>5$5$l!"9>8M$N88A[J83X$K1F6A$r$"$?$($?!#



脚注




関連項目


  • 姑獲鳥の夏(うぶめのなつ) - 京極夏彦著

  • 日本の妖怪の一覧

  • ゲゲゲの鬼太郎 - 赤ん坊をさらう鳥の妖怪として登場した。

  • ウルトラマンダイナ - 作中に産女をモデルにした鳥の怪獣が登場した。

  • 仮面ライダー響鬼-鳥と魚を併せた様な姿の産女が登場した。

  • 大神 - 敵妖怪として登場。鶴が着物を着た様な外見で表現された。


    Quotation:Wikipedia - Article - History  License:GFDL


  • posted by 龍 at 04:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 妖怪 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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