2008年05月31日

妖怪[九尾の狐]

妖怪事典九尾の狐


より)
九尾の狐(きゅうびのきつね)とは、9本の尻尾をもつ妖狐。つまり、狐の妖怪である。



説明

狐を魔物、あるいは憑き物として語った伝承は日本だけでなく、古くから世界各地に残されている。九尾の狐もそうした狐にまつわる昔話のひとつであり、物語の多くでは悪しき霊的存在として登場する。しかし「周書」や「太平広記」のように、一部の伝承では天界より遣わされた神獣であると語られ、その場合は平安な世の中を迎える吉兆であり、幸福をもたらす象徴として描かれる。一説では、万単位の年月を経た狐がなるとも。また、殷の王「帝辛(紂王)」を誘惑して国を滅亡させる妲己や南天竺耶竭陀国(古代インド西域)の王子・班足太子の妃になった華陽夫人、御伽草子「玉藻の草紙」に登場する玉藻前を例とするように九尾の狐は絶世の美女へ化身するという話も多い。中国の伝説が朝鮮半島にも伝わっており、韓国では「九尾狐(クミホ)」と呼ぶ。同題名で1994年に韓国初のSFX映画作品「千年愛 -九尾狐-」がある。九尾の妖狐や九尾狐、単純に九尾、または2本以上の尻尾をもつ狐の総称であるオ\xA1 %5%-|尾裂狐とも呼ばれるが、狐を素材にした空想の化け物の中で最高位の存在といわれている。また、日本でもっとも知られる伝承としては、先述した玉藻前の正体とされる白面金毛九尾の狐であり、歌舞伎や人形浄瑠璃としても演じられて親しまれた。



特徴

紀元前2世紀から紀元3世紀頃にかけて中国で著された地理書『山海経』には実在とは思えぬ動植物の項が並んでいるが、その一書である南山経次一経の中に「有獣焉、其状如狐而九尾、其音如嬰児、能食人。食者不蠱。」とあるのが、九尾の狐に関する最初の記述と思われている。その後、中国の各王朝の史書に、九尾の狐はしばしば瑞獣としてその姿を見せる。日本において九尾の狐が知られるのは、「玉藻前」すなわち白面金毛九尾の狐に関する伝説が江戸時代に歌舞伎などの娯楽の題材としてよく採り上げられ広まったことによると見て間違いない。これによって日本では、九尾の狐と言えば玉藻前、玉藻前と言えば九尾の狐を指す代名詞となった。また、\xA1 0l@b$K$O6LAtA0!"U'8J!"2ZM[IW?M$OF10l?MJ*$H$9$k$b$N$b$"$k!#九尾の狐の姿は基本的に狐に9つの尻尾が生えた状態だが、近年の小説や漫画などの作品によって様々なバリエーションが存在する。これは九尾の狐が空想上の魔物であるがゆえに想像力を刺激された創作者によって気侭に表現された結果にすぎないわけだが、たとえば姿が人間ではあるが腰のあたりから9つの尻尾が生えていたり、狐の魂などが結集したグロテスクな九尾の狐も創作された。



九尾の狐と妖狐に関連する主な作品




[ 小説 ]


  • 「封神演義」

  • 「延喜式」

  • 「海録」

  • 「燕居雑話」

  • 「周書」

  • 「白虎通」

  • 「太平広記」

  • 「玄同放言」

  • 「三国悪狐伝(三国妖婦伝)」【妲己、華陽婦人、褒似(褒ジ)へと姿を変えた、千年狐狸精】

  • 河竹木阿弥 作 歌舞伎「妲己のお百」(吉原の遊女、お百)

  • 富樫倫太郎「殺生石 (小説)|殺生石」

  • 岡本綺堂「玉藻の前」

  • 西村寿行「蘭菊の狐」 (ヒロイン出雲阿紫、母親)

  • 有沢まみず「いぬかみっ!」【大妖狐】

  • さくまゆうこ「札屋一蓮!」【レイコ、ヨウコ】

  • 柴村仁「我が家のお稲荷さま。」【天狐空幻(てんこくうげん)】

  • 結城光流「少年陰陽師」【異邦の大妖・九尾】

  • 朝鮮民譚集「九尾の狐と小便」

  • 西野かつみ 「かのこん」「玉藻」


    [ 漫画 ]


  • 手塚治虫「どろろ」(ばんもんの巻)

  • 手塚治虫「百物語」【玉藻前】

  • 水木しげる「ゲゲゲの鬼太郎」【白山坊、天狐、九尾の狐、チー】

  • 好美のぼる「明治毒婦シリーズ・妲己のお百」

  • 藤田和日郎「うしおととら」【白面の者(はくめんのもの)】

  • 冨樫義博「幽☆遊☆白書」【妖狐・蔵馬(くらま)】

  • 柴田亜美「あやかし天馬」【玉藻(たまも)、白蔵主(はくぞうす)、小刑部(おさかべ)、宗丹(そうたん)、葛葉(くずのは)】

  • 高橋留美子「犬夜叉」【七宝(しっぽう)、三尾の狐(アニメ版)】

  • 田辺イエロウ「結界師」【黒芒楼の姫(黒芒(くろすすき)の化け狐)】

  • 椎名高志「GS美神 極楽大作戦!!」【タマモ】

  • 真倉翔・岡野剛「地獄先生ぬ〜べ〜」【玉藻京介(たまもきょうすけ)】【金毛玉面九尾の狐

  • 荒川弘「上海妖魔鬼怪」【九尾(くお)社長】

  • 木下さくら×東山和子「tactics」【ヨーコ】

  • 岸本斉史「NARUTO -ナルト-」【九尾の妖狐(きゅうびのようこ)】

  • 岩代俊明「みえるひと」【焔狐・狐門(コモン)】

  • 天津冴「まるごと杏樹学園」【白梶巴】【白梶ネネ】

  • 桑原ひひひ「きつねさんに化かされたい」【葉子(ようこ)】

  • 吉川うたた「すっくと狐」【唱・叶・与・小刑部姫・白蔵主・政宗etc】

  • 空知英秋「銀魂? 【狐火の長五郎】

  • 九条キヨ「ZONE-00」【紺之介】

  • 大亜門「太臓もて王サーガ」【陽子の母親】

  • 藤崎竜 画 安能務 原作「封神演義 (漫画)」【蘇妲己】

  • 山田章博「BEAST of EAST」【玉藻前】

  • わたなべまさこ「妖狐伝説」【華陽夫人、妲己、玉藻前】


    [テレビドラマ・映画]


  • 九尾の狐と飛丸(殺生石)」大映動画。1968年製作。演出・八木晋一、原作・岡本綺堂

  • 「九尾狐(クミホ)」大韓民国映画。1994年製作。パク・ホンス監督
    【クミホ】コ・ソヨン演じる妖怪。

  • 「九尾狐外伝」韓国ドラマ。キム・ヒョンイル演出。ファン・ソンヨン、イ・ギョンミ脚本
    【シヨン】キム・テヒ演じる九尾狐族の人物。 

  • ウルトラマンタロウ(ウルトラマンタロウの登場怪獣#狐火怪獣 ミエゴン|ミエゴン)

  • 忍者戦隊カクレンジャー(キュウビノキツネ)

  • 「千年狐ヨウビ(???? ???)」韓国アニメ。2007年製作。イ・ソンガン監督
    作品中では若い五尾狐として


    [ ゲーム ]


  • 任天堂/クリーチャーズ/ゲームフリーク「ポケットモンスター」【ロコン、キュウコン】

  • 任天堂「ゼルダの伝説 ムジュラの仮面」【キータン】

  • バンダイ「デジタルモンスター」【キュウビモン、ヨウコモン】 

  • ナムコ「ナムコクロスカプコン」【小牟(シャオムゥ)】

  • オービット「ヤミと帽子と本の旅人」【玉藻の前】

  • ivory (アダルトゲームブランド)|ivory「とらいあんぐるハート#とらいあんぐるハート3 〜Sweet Songs Forever〜|とらいあんぐるハート3」【久遠】

  • 上海アリス幻樂団「東方Project」【八雲藍】

  • クローバースタジオ「大神」【キュウビ】

  • カプコン「ロックマンゼロ」【キュービット・フォクスター(ロックマンゼロ3ボスキャラクター)】

  • セガ「アヴァロンの鍵」【レイコーン】

  • propeller「あやかしびと」【如月すず、静珠、幻咬、天、中、逢難】

  • ハドソン「天外魔境 ZIRIA」【タマモ姫、キュウビ】

  • ネクストン|しゅこあ!「おキツネSummer 〜夏合宿・女の子付き〜」【鈴緒】

  • アリスソフト「戦国ランス」【お町】

  • アルファ・システム「俺の屍を越えてゆけ」【九尾吊りお紺】

  • ジェネックス、ジャレコ「ちゅ〜かな雀士てんほー牌娘」【白面金毛九尾の狐

  • ソニー・コンピュータエンタテインメント|SCE「ワイルドアームズシリーズ」【メイジフォックス】



    関連項目


  • 殺生石

  • 南総里見八犬伝

  • 日本の妖怪の一覧



    外部リンク


  • 貴重書『たま藻のまへ』画像京都大学附属図書館所蔵)

  • 青空文庫
    『中国怪奇小説集・捜神記(六朝)』 岡本綺堂著
    『玉藻の前』岡本綺堂
    『殺生石』楠山正雄

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    2008年05月29日

    妖怪[産女]

    妖怪事典産女


    産女(うぶめ)は、妊婦の妖怪。憂婦女鳥とも表記する。死んだ妊婦をそのまま埋葬すると、「産女」になるという概念は古くから存在し、多くの地方で子供が産まれないまま妊婦が産褥で死亡した際は、腹を裂いて胎児を取り出し、母親に抱かせたり負わせたりして葬るべきと伝えられている。胎児を取り出せない場合には、人形を添えて棺に入れる地方もある。



    バリエーション

    『画図百鬼夜行』より「姑獲鳥 」
    唐の『酉陽雑俎』前集巻16および北宋の『太平広記』巻462に載せる「夜行遊女」は、人の赤子を奪うという夜行性の妖鳥で「或言産死者所化(或いは産死者の化せる所なりと言う)」とされる。日本では、多くは血に染まった腰巻きを纏い、子供を抱いて、連れ立って歩く人を追いかけるとされる。『百物語評判』(「産の上にて身まかりたりし女、その執心このものとなれり。その形、腰より下は血に染みて、その声をば、れうれうとなくと申しならはせり」)、『奇異雑談集』(「産婦の分娩せずして胎児になほ生命あらば、母の妄執は為に残つて、変化のものとなり、子を抱きて夜行く。その赤子の泣くを、うぶめ啼くといふ」)、『本草綱目』、『和漢三才図絵』などでも扱われる。産女が血染めの姿なのは、かつて封建社会では家の存続が重要視されていたため、死んだ妊婦は血の池地獄に堕ちると信じられていたことが由来とされる京極夏彦・多田克己編著 『妖怪図巻』 国書刊行会、2000年、151頁。。長崎県壱岐地方では「ウンメ」「ウーメ」といい、 若い人が死ぬ、または難産で女が死ぬとなるとも伝えられ、宙をぶらぶらしたり消えたりする、不気味な青い光として出現する村上健司編著 『妖怪事典』 毎日新聞社、2000年、51頁。ISBN 4-620-31428-5。。茨城県では、「姑獲鳥(うぶめどり)」または「ウバメトリ」と呼ばれる妖怪が伝えられ、よく他人の子を攫い、育てて我が子とする。また我が子の着物と思ってその着物に乳、もしくは血を垂らして印を付けるが(この習性は『酉陽雑俎』の「夜行遊女」の記載と全く同じ)、それには毒があり、やがて子供は「無辜疳(むこかん)」と呼ばれる病にかかる。鬼神の類である為、人の魂魄を喰らい、七、八月の夏の夜に飛んで人を惑わすという。別名を夜行遊女、天帝少女、乳母鳥、鬼鳥ともいう。「姑獲鳥」の名前に見える様に、人間の魂の象徴である鳥として表現されることが多いが、瑞兆としての鳥ではなく、むしろ鵺(ヌエ)と同じ凶鳥としての色彩が強い。清浄な火や場所が、女性を忌避する傾向は全国的に見られるが、殊に如 %?1$KBP$9$kcR$l$N;WA[$O6/$/!"CCLj2P$dc^2P$OG%IX$r7y$&!#4XEl$G$! O!"=P;:; ~$KB/$K54;R$H8F$P$l$k;:2x$N0l$C$F!"産女の抱く赤子は、穢れや渾沌の表象であり、これを手渡されるということは、産まれた時に分離したモノと再び融合すること、すなわち死ぬことになる。しかし、逆にこの渾沌を再び駆逐すれば、更なる知に通じる事にもなる。波間から乳飲み児を抱えて出、「念仏を百遍唱えている間、この子を抱いていてください」と、通りかかった郷士に懇願する山形大蔵村の産女の話では、女の念仏が進むにつれて赤子は重くなったが、それでも必死に耐え抜いた武士は、以来、怪力に恵まれたと伝えられている。この話の姑獲女は波間から出てくる為、「濡女」として\xA1 $NB&LL$bJ];}$7$F$$$k!#D;;3@P1m$N!X2h?^I454Lk9T!Y$G$O!"N>5$7$F$*$j!"Ha0%$r46$8$5$;$k$=$NB8:_$O!"8e@$!"9>8M$N2x4q>.@b$J$I$KEP>l$9$k1eNn$?$A$K7Q>5$5$l!"9>8M$N88A[J83X$K1F6A$r$"$?$($?!#



    脚注




    関連項目


  • 姑獲鳥の夏(うぶめのなつ) - 京極夏彦著

  • 日本の妖怪の一覧

  • ゲゲゲの鬼太郎 - 赤ん坊をさらう鳥の妖怪として登場した。

  • ウルトラマンダイナ - 作中に産女をモデルにした鳥の怪獣が登場した。

  • 仮面ライダー響鬼-鳥と魚を併せた様な姿の産女が登場した。

  • 大神 - 敵妖怪として登場。鶴が着物を着た様な外見で表現された。


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    2008年05月28日

    妖怪[伴かづぎ]

    妖怪事典伴かづぎ


    トモカヅキとは、三重県鳥羽市や志摩市に伝わる、海の妖怪である。



    概説

    トモカヅキは、海人などの海に潜る者にそっくりに化けるという。つまり、海には自分一人だけのはずなのに、自分そっくりの身なりの人がいるということになる。また、トモカヅキは、人を暗い場所へと誘ったり、アワビを差し出したりする。この誘いに乗ってしまうと、命が奪われると恐れられている。海中作業中の譫妄ではないかとも言われている。なお、「カヅキ」とは「海人」のことである。



    関連項目


  • 鳥羽市

  • 志摩市

  • セーマンドーマン(トモカヅキの魔除け)

  • 忍たま乱太郎(作中にトモカヅキが登場した)

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    2008年05月27日

    妖怪[一本だたら]

    妖怪事典一本だたら



    一本だたら、一本踏鞴(いっぽんだたら)とは、日本に伝わる妖怪の一種で、熊野(和歌山県)の山中などに棲み、一つ目で一本足の姿をしている。



    概要

    和歌山と奈良県の境の華無山脈では12月20日のみ現れるといい、この日は「果ての二十日」と呼ばれて厄日とされた。華無の名の由来は「果ての二十日」に人通りが無くなるからだともいう村上健司編著 『妖怪事典』 毎日新聞社、2000年、40頁。ISBN 4-620-31428-5。。奈良県の伯母ヶ峰山でも同様に、12月20日に山中に入ると一本だたらに遭うといい、この日は山に入らないよう戒められている。こちらの一本だたらは電柱に目鼻をつけたような姿といい、雪の日に宙返りしながら一本足の足跡を残すという。また伯母ヶ峰山の一本だたらは、猪笹王というイノシシ|猪の霊が化けた鬼神を指すこともある。猪笹王は旅人を食い殺して人々から恐れられていたが、ある高僧が地蔵を勧請したことでこの凶行は止んだ。しかぁ 7G/$K0lEY!"12月20日だけは猪笹王が自由になるのだという宮本幸枝・熊谷あづさ 『日本の妖怪の謎と不思議』 学習研究社、2007年、75頁。ISBN 4-056-04760-X。。人間を襲うという伝承が多いが、なぜか郵便屋だけは襲わないといわれる。名称の「だたら」はたたら吹き|タタラ師(鍛冶師)に通じるが、これは鍛冶師が重労働で片目と片脚が萎えること、一本だたらの出没場所が鉱山跡に近いことに関連するとの説がある多田克己 『幻想世界の住人たち IV 日本編』 新紀元社、1990年、39頁。ISBN 4-915-14644-8。(隻眼#神話・伝説の中の隻眼を参照)。一つ目の鍛冶神、天目一箇神(あめのまひとつのかみ)の零落した姿であるとも考えられている。2004年春には、和歌山県田辺市の富田という地域の田で1本足の足跡が発見され、「鼻 YED$N$,$7$c$s$\!W$H8F$P$l!"一本だたらやかしゃんぼ|がしゃんぼ(かしゃんぼ)の復活かと話題になった山口敏太郎・天野ミチヒロ 『決定版! 本当にいる日本・世界の「未知生物」案内』 笠倉出版社、2007年、128頁。ISBN 4-773-00364-2。。奈良県吉野郡の松本工房では、一本だたらの伝承をもとにした民芸品「一本足だたらこけし」を2005年より販売しており、妖怪土産として秀逸な一品との声もある宮本幸枝著・村上健司監修 『大人が楽しむ地図帳 津々浦々「お化け」生息マップ - 雪女は東京出身? 九州の河童はちょいワル? -』 技術評論社、2005年、37頁。ISBN 4-774-12451-6。。また、富山県上新川郡(現・富山市)、岐阜県北部の飛騨地方、岡山県都窪郡に伝わる妖怪の雪入道(ゆきにゅうどう)も一つ目と一本足の大入道で、雪の上に30cmほどの大きさの足跡を残すというが『妖怪事典』 3! 57頁。一本だたらと特徴が共通することから、文献によっては同一の妖怪として混同されている草野巧 『幻想動物事典』 新紀元社、1997年、33頁。ISBN 4-883-17283-X。



    脚注




    関連項目


  • 日本の妖怪一覧

  • キ (中国神話) - 中国の一本足の妖怪。

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    2008年05月26日

    妖怪[百々目鬼]

    妖怪事典百々目鬼


    『今昔画図続百鬼』より「百々目鬼
    百々目鬼(とどめき、どどめき。百目鬼(どうめき)とも)は、鳥山石燕の『今昔画図続百鬼』(巻之下 明)に記された妖怪。盗癖のある女性の腕に、盗んだ鳥目(金銭)の精が鳥の目となって無数に現れたのでこれを百々目鬼と呼んだ、とある。また、「鳥目」は、別に「御足」と呼ばれることもあり、「足が付く」という洒落から出来た妖怪と言う説もある。また、栃木県宇都宮市には藤原藤太秀郷が百目鬼と呼ばれる鬼を退治したとする伝承がある。秀郷に致命傷を与えられた鬼は本願寺の智徳上人の引導によって成仏し、その最後の地を百目鬼と呼ぶようになったという。この伝説にちなんだ百目鬼面と呼ぶ瓢箪を加工した郷土玩具があり魔除の面として親しまれている。



    百目鬼伝説

    平安時代中期、常陸国(現在の茨城県)、下総国(現在の千葉県)に領地を持つ平将門という地方領主がいた。将門は地方政治が乱れているのを嘆き、これを正して自ら新皇(天皇)を名乗るが、朝廷からは地方役所(国府)に逆らった者とみなされ全国に追討命令が出された(平将門#生涯|平将門の乱)。当時下野国の押領使であった藤原秀郷|藤原秀郷(田原藤太)はこの命令を受けて将門軍と幾度にも亘って剣を交えるが苦戦を強いられる。秀郷は下野国に戻った折、宇都宮二荒山神社|宇都宮大明神に戦勝祈願を行い一振りの聖剣を授かり、これを持って引き返し将門軍と再び戦闘を繰り広げ、ようやくこれを討ち取ることが出来た。この功績をもって、秀郷は朝廷から恩賞として国司|下野国司に任ぜられ、さらに武蔵国司・鎮守府将軍を兼務することとなった。秀郷は下野国・宇都宮市|宇都宮の地に館を築き、ある日その近くで狩りを行った。狩りの帰り道、栃木県道63号藤原宇都宮線|田原街道・大曽の里を通りかかると老人が現れ、「この北西の兎田という馬捨場に百の目を持つ鬼が現れる」ことを告げられた。秀郷が兎田に行ぁ C$FBT$C$F$$$k$H!"1/;0$D;~$N:"!"2d$+$K1@$,4,$-5/$3$j!"N>f==<\$N54$,8=$l!";`$s$@GO$K$`$7$c$V$j$D$$$?村上健司編著 『妖怪事典』 毎日新聞社、2000年、238-239頁。ISBN 4-620-31428-5。。秀郷は弓を引いて最も光る目を狙って矢を放った。矢は鬼の急所を貫き、鬼はもんどりうって苦しみながら宇都宮二荒山神社|明神山の麓まで逃げたが、ここで倒れて動けなくなった。鬼は体から炎を噴き、裂けた口から毒気を吐いて苦しんだため、秀郷にも手が付けられない状態となった。仕方なく秀郷はその日は一旦館に引き上げることとした。翌朝、秀郷は鬼が倒れていた場所に行ったが、黒こげた地面が残るばかりで鬼の姿は消えていた。それから400年の時が経って、室町幕府を立ち上げた足利氏が将軍となった時代、明神山の北側にある塙田村・本願寺の住職が怪我をするとか寺が燃えるといった事件が続いた。その中、智徳上人という徳深い僧が住職となると、その説教に必ず姿を見せる歳若い娘がいた。実はこの娘こそ400年前にぁ 3$NJU$j$GIN;`$N=E>I$rIi$C$?54$N2>$N;Q$G!"D92,$NI47j$K?H$r@x$a=! }IU$$$?B N$,L~$($k$N$rBT$A!"L<$N;Q$K?H$rJQ$($F$O$3$NIU6a$rK,$l$F!"e?M$O$=$l$r8+GK$j!"54$O=*$K@5BN$r8=$7$?!#54$OCRFA>e?M$NEY=E$J$k@b65$K?4$r2~$a!"FsEY$H0-$5$r$7$J$$$H>e?M$K@@$C$?$N$G$"$C$?!#$3$l0J9_!"$3$N<~JU$rI4L\54$H8F$V$h$&$K$J$C$?$H$$$&!#:#$b1'ET5\$NL@?@;3$N@>B&$K$O!VI4L\54DL$j!W$H$$$&L>>N$G;D$k!#JL@b$G$O=(6?$,54$rF$$C$?D>8e!"2P$r?a$-$D$D6l$7$`54$K=(6?$,6a$E$1$J$$$G$$$k$H$3$m$XCRFA>e?M$,$d$C$FMh$F!"?t'$($k$H!"2P$,$d$`$H6&$K54$NI4L\$,>C$($F?M4V$N;Q$H$J$C$?$N$G!"=(6?$O$=$N;`BN$r$=$NCO$KAr$C$?$H$b$$$&。栃木の民芸品の一つであるふくべ細工の鬼面は、この伝説にちなんで魔除けとして作られたものといわれる



    脚注!




    関連項目


  • 日本の妖怪一覧

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    2008年05月23日

    妖怪[あかまたー]

    妖怪事典あかまたー


    現在(2005年8月)の所、あかまたーとは、次の2つを指しているものと思われる。#あかまたーとは、蛇の一種であるアカマタが、若く麗しい漁師(または美女)に化け、女性(青年)を言葉巧みに騙して殺害するという、沖縄県|沖縄の妖怪である。
    ・アカマター・クロマターとは、石垣市|石垣島宮良(みやら)の豊年祭に登場する2柱の神様である。注記:アカマタとは、沖縄の言葉でまだら蛇を指す。上記の妖怪、或いは神と、何らかの関連があると思われる。ここでは2のアカマター・クロマターについて説明する。



    アカマター・クロマターについて




    [特徴]

    アカマターとクロマターの2柱の神は全体が草に覆われ、ずんぐりとしていて、だるまやフクロウの様にも見える。背丈は180cmほど、アカマター(赤面)とクロマター(黒面)は縦長の鼻に丸い目と細かいギザギザの歯で構成され目と歯の両端に細長いヒゲもある。目と歯に光が当たると反射して神秘的に輝くのが印象的である。


    [祭りの内容]

    夕方に何処からか現れ、村の一軒一軒を一夜かけて回り、朝方に何処かへ消えてしまう。まず、数十人の太鼓隊が家々の門を潜ると、縁側から向かって左右に分かれて庭の周辺に登場し、太鼓を叩きながら歌いアカマターとクロマターを呼ぶ。その後、アカマターとクロマターは門を潜り左右に分れ庭の中央に登場する。アカマターとクロマターは棒を両手に持ち、威勢のいい太鼓隊の歌にあわせ、棒を叩いてユーモラスに踊る。アカマターとクロマターは「なみだ」と呼ばれる殺気(精霊が宿っている)だった者達に厳重に警護されながら移動する。


    [祭りの背景]

    この祭は7月頃に行なわれるが、通常は島民にも知らされず非公開となっており、謎と緊張感に満ちている。写真撮影、スケッチ、模造などは禁止されている。
    もしもそのような行為を村人に見つかった場合、生命の保障はされないとも云われている。この村(宮良)の先祖は八重山諸島の小浜島からの移民であり、アカマターもまた小浜島から引き継がれたもの。同じ八重山諸島の新城島(パナリ)の豊年祭りでも出現するという報告がある。なお、小浜島ではクロマターではなく、シロマターである。



    その他

    漫画ゲゲゲの鬼太郎では、「アカマタ」の名前で南方妖怪として登場。アニメ3作目、4作目、5作目、さらに劇場版にも登場し、その内4作目、5作目では南方妖怪のリーダー的存在を果たした。



    関連項目


  • 日本の妖怪の一覧

  • アカマタ(ヘビ)


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    2008年05月19日

    妖怪[一本だたら]

    妖怪事典一本だたら



    一本だたら、一本踏鞴(いっぽんだたら)とは、日本に伝わる妖怪の一種で、熊野(和歌山県)の山中などに棲み、一つ目で一本足の姿をしている。



    概要

    和歌山と奈良県の境の華無山脈では12月20日のみ現れるといい、この日は「果ての二十日」と呼ばれて厄日とされた。華無の名の由来は「果ての二十日」に人通りが無くなるからだともいう村上健司編著 『妖怪事典』 毎日新聞社、2000年、40頁。ISBN 4-620-31428-5。。奈良県の伯母ヶ峰山でも同様に、12月20日に山中に入ると一本だたらに遭うといい、この日は山に入らないよう戒められている。こちらの一本だたらは電柱に目鼻をつけたような姿といい、雪の日に宙返りしながら一本足の足跡を残すという。また伯母ヶ峰山の一本だたらは、猪笹王というイノシシ|猪の霊が化けた鬼神を指すこともある。猪笹王は旅人を食い殺して人々から恐れられていたが、ある高僧が地蔵を勧請したことでこの凶行は止んだ。しかぁ 7G/$K0lEY!"12月20日だけは猪笹王が自由になるのだという宮本幸枝・熊谷あづさ 『日本の妖怪の謎と不思議』 学習研究社、2007年、75頁。ISBN 4-056-04760-X。。人間を襲うという伝承が多いが、なぜか郵便屋だけは襲わないといわれる。名称の「だたら」はたたら吹き|タタラ師(鍛冶師)に通じるが、これは鍛冶師が重労働で片目と片脚が萎えること、一本だたらの出没場所が鉱山跡に近いことに関連するとの説がある多田克己 『幻想世界の住人たち IV 日本編』 新紀元社、1990年、39頁。ISBN 4-915-14644-8。(隻眼#神話・伝説の中の隻眼を参照)。一つ目の鍛冶神、天目一箇神(あめのまひとつのかみ)の零落した姿であるとも考えられている。2004年春には、和歌山県田辺市の富田という地域の田で1本足の足跡が発見され、「鼻 YED$N$,$7$c$s$\!W$H8F$P$l!"一本だたらやかしゃんぼ|がしゃんぼ(かしゃんぼ)の復活かと話題になった山口敏太郎・天野ミチヒロ 『決定版! 本当にいる日本・世界の「未知生物」案内』 笠倉出版社、2007年、128頁。ISBN 4-773-00364-2。。奈良県吉野郡の松本工房では、一本だたらの伝承をもとにした民芸品「一本足だたらこけし」を2005年より販売しており、妖怪土産として秀逸な一品との声もある宮本幸枝著・村上健司監修 『大人が楽しむ地図帳 津々浦々「お化け」生息マップ - 雪女は東京出身? 九州の河童はちょいワル? -』 技術評論社、2005年、37頁。ISBN 4-774-12451-6。。また、富山県上新川郡(現・富山市)、岐阜県北部の飛騨地方、岡山県都窪郡に伝わる妖怪の雪入道(ゆきにゅうどう)も一つ目と一本足の大入道で、雪の上に30cmほどの大きさの足跡を残すというが『妖怪事典』 3! 57頁。一本だたらと特徴が共通することから、文献によっては同一の妖怪として混同されている草野巧 『幻想動物事典』 新紀元社、1997年、33頁。ISBN 4-883-17283-X。



    脚注




    関連項目


  • 日本の妖怪一覧

  • キ (中国神話) - 中国の一本足の妖怪。

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    2008年05月18日

    妖怪[小野篁]

    妖怪事典小野篁


    小野 篁(おの の たかむら、延暦21年(802年) - 仁寿2年12月22日 (旧暦)|12月22日(853年2月3日))は、平安時代前期の官人、学者、歌人。異名は「野相公」、その反骨精神から「野狂」とも。




    経歴

    小野篁は遣隋使を務めた小野妹子の子孫で、父は小野岑守。孫に三蹟の一人小野道風がいる。若年の頃、父に従って陸奥国へ赴き、弓馬をよくしたが、嵯峨天皇の言葉に触れて発奮し大学寮|大学へ入り、官途についた。弾正台|巡察弾正・弾正忠・弾正少弼などを歴任し、法理に明るく『令義解』の編纂にも深く関与している。承和 (日本)|承和元年(834年)、遣唐使|遣唐副使に任ぜられるが、承和5年(838年)に正使藤原常嗣とのいさかいから、病気と称して職務を拒否したうえ朝廷を批判する詩を作したため、嵯峨上皇の怒りをかい隠岐に流された。1年半の後に許されて帰京。のち従三位参議に至った。



    逸話と伝説


  • 『日本文徳天皇実録』に見える薨伝によれば、篁の身長は六尺二寸。すなわち180センチを超える巨漢であった。

  • 同じく薨伝によれば、その文才は「天下無双」であったという。

  • 同じく、金銭に淡白で禄を友人に分け与えていたため貧しかったという。

  • 篁は夜ごと井戸を通って地獄に降り、閻魔|閻魔大王のもとで裁判の補佐をしていたという。この井戸は、京都東山の六道珍皇寺にあり、また珍皇寺の閻魔堂には、篁作と言われる閻魔大王と篁の木像が並んで安置されている。

  • 京都市北区にある篁のものと伝えられる墓の隣には、紫式部のものと言われる墓があるが、これは愛欲を描いた咎で地獄に落とされた式部を、篁が閻魔大王にとりなしたという伝説に基づくものである。

  • 『今昔物語集』によると、病死して閻魔庁に引据えられたた藤原良相が篁の執成しによって蘇生したという逸話が見える。

  • 『宇治拾遺物語』などには、嵯峨天皇のころ、「無悪善」という落書きを「悪(さが(嵯峨のこと))無くば、善けん」(「悪なからば善からん」とも読める。いずれにせよ、「嵯峨天皇がいなければ良いのに」の意。)と読み、それに立腹した嵯峨天皇の出した「『子』を十二個書いたものを読め」というなぞなぞを、見事に「猫の子の子猫、獅子の子の子獅子」と読み解いてみせ事なきを得た、という逸話も見える。

  • まだ日本に『白氏文集』が一冊しか渡来していない頃、天皇が戯れに白楽天の詩の一文字を変えて篁に示したところ、篁は改変したその一文字のみを添削して返したという。

  • 白楽天は、篁が遣唐使に任ぜられたと聞き、彼に会うのを楽しみしていたという。

  • また篁を主人公とした物語として、異母妹との悲恋を描いた『篁物語』があるが、完全なフィクションである。



    子孫

    小野道風や小野小町が著名だが、武蔵七党の猪俣党や横山党などの武士は小野篁の子孫を称して、小野にちなんで、「野太郎」、「小野太」などと称している。また、それからの転化で「弥太郎」や「小弥太」と称した者もいる。



    代表歌

    わたの原 八十島かけて 漕ぎ出でぬと 人には告げよ 海人の釣舟(百人一首11番)

    泣く涙 雨と降らなむ わたり川 水まさりなば かへりくるがに(古今和歌集)





    小野篁に関連する作品


  • 『冥界伝説 たかむらの井戸』たつみや章

  • 『札屋一蓮!』さくまゆうこ

  • 『鬼の橋』伊藤 遊

  • 『篁破幻草子』結城光流

  • 『篁・変成秘抄シリーズ』藤川桂介

  • 『総門谷R(鵺編・小町変妖編・白骨編)』高橋克彦



    関連項目


  • 日本の中古文学史}}


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    2008年05月17日

    妖怪[木霊]

    妖怪事典木霊



    『画図百鬼夜行』木霊(こだま、木魂)は樹木に宿る精霊、またはその宿った樹木自体を指していう語。前者は山中を敏捷に、自在に駆け回るとされる。山や谷で音が反射して遅れて聞こえる現象である山彦(やまびこ)は、この精霊のしわざであるともされ、木霊とも呼ばれる。後者は外見はごく普通の樹木であるが、切り倒そうとすると祟られるとか、神通力に似た不思議な力を有するとされる。これらの木霊が宿る木というのはその土地の古老が代々語り継ぎ、守るものであり、また、木霊の宿る木には決まった種類があるともいわれる。これらの樹木崇拝は、北欧諸国をはじめとする他の国々にも多くみられる。



    関連項目


  • キジムナー

  • 自然霊

  • 山神

  • 水神

  • 荒魂・和魂

  • 生気論


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    2008年05月16日

    妖怪[安倍晴明]

    妖怪事典安倍晴明


    ・画、明治時代)
    安倍 晴明(あべの せいめい/はるあきら/はれあき、延喜21年(921年)? - 寛弘2年9月26日 (旧暦)|9月26日(1005年10月31日))は、平安時代の最も有名な陰陽師の一人であり、鎌倉時代から明治時代初めまで陰陽寮を統括した安倍氏(土御門家)の祖である。当時最先端の呪術・科学であった「天文道」や占いなどの陰陽道の技術に関して卓越した知識を持ったエキスパートであり、平安貴族たちの信頼を受けた大陰陽師で、その事跡は神秘化されて数多くの伝説的逸話を生んでいった。道摩法師(蘆屋道満)とはライバル関係にあった。また、平将門の子の平将国が安倍晴明ではないかという説もある。後世に陰陽道の経典となる秘伝書『簠簋内伝』(ほきないでん、別名『金烏玉兎集』)の著者に仮託されている。実際の晴明の著作としては土御門家に伝わった占事略决がある。特に近年では夢枕獏の小説(のち漫画・映画化)のヒットにより、京都にある晴明神社が人であふれかえるほどぁ NBg%V!<%`$H$J$C$?!#



    史実上の晴明
    安倍晴明は、阿倍氏|安倍氏の伝える系図によると、大膳職|大膳大夫の官にある下級貴族安倍益材(あべのますき)の子として摂津国阿倍野(現・大阪市阿倍野区)に生まれた(奈良県桜井市安倍を生誕の地とする伝承もある)。阿倍仲麻呂の子孫を称するが、系図では竹取物語にもその名が登場する右大臣阿倍御主人の直系の子孫であるという説が有力である。また、一部の古文書では安倍朝臣晴明ではなく安倍宿禰晴明と記載されるものが散見されるため、「朝臣」を「宿禰」の上位に厳格に位置づける当時の慣習から考えて、安倍御主人からの安倍朝臣姓の家系ではなく、難波吉士族の難波忌寸(のち宿禰)の末裔ではないかとする説もある。いずれにしても古代から続く名門の家柄に生まれている。生年は定かではないが、寛弘二年九月(1005年)に85歳で亡くなったと記録されていることか\xA1 $i5U;;$7$F1d4nFs==0lG/!J921年)生まれと推定される。幼少ぁ N:"$K$D$ $$F$O3N$+$J5-O?$,$J$$$,!"1"M[;U2lLPCi9T!&2lLPJ]7{|保憲父子に陰陽道を学び、天文道を伝授されたということになっている。確かな記録に現れるのは960年で、当時天文得業生(陰陽寮に所属し天文博士から天文道を学ぶ学生の職)であった晴明は村上天皇に占いを命ぜられた。出世は遅れていたが占いの才能は既に貴族社会で認められていたことが伺える。その後、天文博士の官に任ぜられる。979年、59歳の晴明は当時の皇太子(後の花山天皇)の命で那智山 (山)|那智山の天狗を封ずる儀式を行う。このころから花山天皇の信頼を受けるようになったようで、記録にしばしば晴明が占いや陰陽道の儀式を行った様子が見られるようになる。花山天皇の退位後は、一条天皇や藤原道長の信頼を集めるようになったことが、道長の日記『御堂関白記』などの当時の貴族の日記から分かる。陰陽師として名声を極めた晴明は、天文道で培った計算能力をかわれて主計寮に異動し主計権助を務めたこれは当時の陰陽師の最高位が七位であったことから、晴明を六位以上に昇進させるための措置であったとも后 M$($i$l$k!#。その後、京職|左京権大夫、穀倉院|穀倉院別当、播磨国|播磨守などの官を歴任し、位は従四位下にのぼった。さらに天文博士や陰陽助(陰陽寮の次官)に晴明の二人の息子安倍吉昌と安倍吉平が任ぜられ、安倍氏は晴明一代の間に師忠行の賀茂氏と並ぶ陰陽道の家となっていった。



    墓所・霊廟・神社・末裔
    墓所は京都嵯峨野|嵯峨にあり、渡月橋の近くにひっそりと眠っている。安倍晴明を祀る神社は、屋敷跡に建てられたという一条戻橋近くの晴明神社や、生誕地の大阪市阿倍野区に建てられたとされる安倍晴明神社など全国各地に存在する。また子孫では平安時代末期の安倍泰親と室町時代初期の安倍有世が優れた陰陽師であったと言われている。有世は足利義満から信頼され、その推挙で陰陽師では初ぁ a$F8x6*$H$J$C$?!#M-@$$N;RB9$O<>h$! j1"M[F;$ N$_$J$i$:?@F;$dNq$J$I$NJ,Ln$K$bBg$-$J1F6ANO$r;}$D;v$K$J$k!#EZ8fLg2H$O0J8e9>8M;~Be$^$GKkI\$NE7J8?&$HD+Dn$N1"M[N@$NMW?&$rN_Be$K7Q>5$7$F2HLg$N3J$r9b$a$?!#EZ8fLg2H:G8e$N1"M[N@4XO"?MJ*$OKkKv$K3hF0$7$?EZ8fLg@2M:$NB);R$G!"L@<#=i4|$K1"M[N@$N:G8e$r8+


    安倍晴明が登場する作品




    [ 平安・中世文学 ]

    晴明が死んだ11世紀のうちに、早くも晴明は神秘化されていった。歴史物語の『大鏡』や説話集の『今昔物語』『宇治拾遺物語』『十訓抄』はいくつかの晴明に関する神秘的な逸話を載せる。


    [ 『大鏡』 ]


  • 帝紀『花山天皇』
    : 花山天皇が帝位を捨てて出家しようとした時、晴明は天文を見てそれを察知し、式神を使って朝廷に急報しようとしたが、ちょうどその時天皇は寺に向かっているところだった。


    [ 『今昔物語』 ]


  • 『安部晴明随忠行習道語』
    ・ 晴明が幼少の頃、賀茂忠行の夜行に供をしている時、夜道に鬼の姿を見て忠行に知らせた。忠行は晴明が優れた才能をもつことを悟り、陰陽道のすべてを教え込んだ。
    ・ 陰陽道の大家となった晴明は、ある時播磨国から来た陰陽師に術比べを挑まれたが、いともたやすく懲らしめた。
    ・ 仁和寺の寛朝僧正のところで、同席した公卿達に陰陽道の技でカエルを殺してみせるようにせがまれ、術を用いて手を触れずにカエルを真平らに潰した。
    ・ 晴明の家では式神を家事に使っており、人もいないのに勝手に門が開閉していた。

  • 『播磨国陰陽師智徳法師語』
    : 播磨国の陰陽師、智徳法師が方術で海賊を捕らえた物語だが、末尾に「智徳はこれほど優れた陰陽師でありながら晴明にはかなわなかった」と記されているので、前の物語に登場した播磨の陰陽師は彼のことだとわかる。


    [ 『宇治拾遺物語』 ]


  • 『晴明蔵人少将封ずる事』
    : 晴明がある時、カラスに糞をかけられた蔵人少将を見て、カラスの正体が式神であることを見破り、少将の呪いをといてやった。

  • 『御堂関白の御犬晴明等奇特の事』
    : 藤原道長が可愛がっていた犬が、ある時主人の外出を止めようとした。驚いた道長が晴明に占わせると、晴明は式神の呪いがかけられそうになっていたのを犬が察知したのだと告げ、式神を使って呪いをかけた陰陽師を見つけ出して捕らえた。十訓抄にも同様の記述あり。


    [ 近世 ]


  • 文楽|人形浄瑠璃・歌舞伎 『蘆屋道満大内鑑』 (通称「葛の葉」)『蘆屋道満大内鑑』を始めとして、葛の葉伝承を題材とする作品には、多くの場合安倍晴明が登場する。『蘆屋道満大内鑑』では、晴明は父、安倍保名と母、葛葉明神の化身である白狐との間に生まれた子供とされている。また晴明は最終的には清浄を意味する「清明」への改名を帝に願い出て聞き届けられている。葛の葉#葛の葉を題材とする作品|葛の葉を題材とする作品を参照。


    [ 近現代 ]




    [ 書籍 ]

    小説


  • 『花山院』(三島由紀夫)

  • 『三つの髑髏』(澁澤龍彦)

  • 『帝都物語』(荒俣宏)

  • 『陰陽師 (小説)|陰陽師』(夢枕獏)
        以後のサブカルチャーで多用されることになる『晴明=神秘的な美形』のイメージを定着させた作品。
    『陰陽師 (漫画)|陰陽師』(岡野玲子、原作:夢枕獏、白泉社)
    テレビドラマ『陰陽師 (テレビドラマ)|陰陽師』(日本放送協会|NHK、主演:稲垣吾郎、原作:夢枕獏)
    映画『陰陽師 (映画)|陰陽師』『陰陽師II』(東宝、主演:野村萬斎、監督:滝田洋二郎、原作:夢枕獏)

  • 安倍晴明-陰陽宮』(谷恒生、小学館)
    ライトノベル


  • 『晴明。』『鬼哭。』(加門七海)

  • 『暗夜鬼譚』(瀬川貴次)

  • 『陰陽ノ京』(渡瀬草一郎)
        晴明を『狸のような小太りの中年』として書いており、近年のサブカルチャー内の晴明像の中ではやや異彩を放つ。

  • 『少年陰陽師』(結城光流)
    テレビアニメ 『少年陰陽師』(制作:スタジオディーン、晴明役:麦人/石田彰)

  • 『姫神さまに願いをシリーズ』(藤原眞莉)
    漫画


  • 『華夜叉』(田辺真由美、秋田書店)

  • 安倍晴明』(真崎春望)

  • 『ギャグマンガ日和』(増田こうすけ、集英社)

  • 『王都妖奇譚』(岩崎陽子 秋田書店)
    テレビドラマ『陰陽師☆安倍晴明〜王都妖奇譚〜』(フジテレビジョン|フジテレビ系、主演:三上博史、 原作:岩崎陽子)

  • 『夢々 陰陽師鬼談』 原作:荒俣宏 九後奈緒子

  • 『天上天下』(大暮維人 集英社)

  • 『キャットルーキー』(丹羽啓介 小学館)
    その他


  • 安倍晴明アンソロジー』(学習研究社)


    [ テレビアニメ ]


  • 『アベノ橋魔法☆商店街』(制作:ガイナックス|GAINAX、晴明役:小山力也)

  • 『新ゲッターロボ』(制作:バンダイビジュアル、晴明役:子安武人)
        この作品では、鬼を影で操る黒幕とされている。


    [ ゲーム ]


  • 『O・TO・GI 〜百鬼討伐絵巻〜』(フロム・ソフトウェア。作中では女性)

  • 『久遠の絆』(制作:フォグ)
    ドラマCD 『久遠の絆 平安編』(晴明役:堀川りょう)

  • 『SAKURA 〜雪月華〜』(制作:CIRCUS・プリンセスソフト、晴明役:子安武人)

  • 『信長の野望・革新』(スペシャル武将として。制作:コーエー|KOEI)

  • 『遙かなる時空の中で』(制作:コーエー・ルビー・パーティー)
    漫画『遙かなる時空の中で』(水野十子・原案:ルビー・パーティー)


    [ 演じた俳優 ]

    近年の安倍晴明および陰陽師・陰陽道のブームによりメディアにおいて安倍晴明が演じられるようになった。以下の演じた俳優を見れば分かるが、安倍晴明のイメージは「美男子」「妖艶な雰囲気」「クール」といった神秘的な姿で演じられる。中でも映画『陰陽師』『陰陽師II』で安倍晴明役を演じた野村萬斎は各所から絶賛され、まさに当たり役となった。

  • 稲垣吾郎:日本放送協会|NHKドラマ『陰陽師 (テレビドラマ)|陰陽師』

  • 野村萬斎:映画『陰陽師 (映画)|陰陽師』『陰陽師II』

  • 三上博史:フジテレビジョン|フジテレビ『陰陽師☆安倍晴明〜王都妖奇譚〜』

  • 鈴木一真:日本テレビ放送網|日本テレビ『時空警察PART4 〜陰陽師安倍晴明はクーデターを企てていた?〜』

  • 永澤俊矢:映画『妖怪大戦争 (2005年の映画)|妖怪大戦争』(2005年)



    関連項目
    * 天社土御門神道

  • セーマンドーマン

  • 陰陽道

  • 風水

  • シャーマンキング

  • 少年陰陽師

  • SAKURA 〜雪月華〜

  • 晴明神社

  • 安倍晴明神社

  • 浅口市鴨方町

  • 晴明 (小惑星)



    脚注



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    2008年05月15日

    妖怪[ダイダラボッチ]

    妖怪事典ダイダラボッチ


    ダイダラボッチは、日本の各地で伝承される伝説の巨人 (伝説の生物)|巨人。日本各地にはダイダラボッチという巨人に関する伝説が存在するが、東日本と西日本では異なる内容の伝説となっている。東日本では、主に関東一円を中心に『常陸国風土記』に登場する「ダイタボウ」を主にダイダラボッチと呼び、近畿地方では三重県、奈良県、和歌山県に跨る伝説中に登場する踏鞴法師をダイダラボッチと呼んでいる。
    また、四国地方にも関東同様の伝説が伝わっている。別名に、でいだらぼっち、だいらんぼう、だいだらぼう、でいらんぼう、だいらぼう、だだぼう等。常陸の国風土記にはダイタボウとある。



    出雲地方のダイダラボッチ

    山陰地方の特に安来市・米子市を中心とする雲伯(出雲国|出雲と伯耆国|伯耆)国堺地帯は古代より踏鞴(たたら)製鉄が盛んであったため踏鞴法師(ダイダラボッチ)はこの地に伝わる巨人神の神話が全国に拡散したと見る説がある。出雲国風土記では小国を集めて出雲国を形成したいわゆる国引き神話が登場するが小国を綱で引き寄せた巨人神、八束水臣津野命(やつかみずおみつののみこと)がその原型であるといわれている。この神が国引きを終了したとき「おう」(=意宇)といったのでこの地方は意宇郡|意宇地方と呼ばれ、原出雲王国の中心地であったとされ、スサノオや大国主|オオクニヌシの活躍地とも知られ、天叢雲剣の出所地でもあったともされている。



    常陸の国風土記に登場するダイダラボッチ

    主に山や沼を作ったとされる。



    その他
    *柳田國男の著書『妖怪談義』にて相模原市大沼に調査に行ったとの記述あり。その地ではダイダラボッチの伝説は無かったと落胆しているが、ダイダラボッチ伝説があるのは北に5kmほどずれた鹿沼であった。

  • 土地によって伝承される内容が異なり、作ったとされる山や沼も異なる。

  • 関東甲信付近の大きな火山にまつわる伝承が比較的多い。#山を作る・運ぶ
    ・#富士山を作るため、甲州の土をとって土盛りした。そのため甲州は盆地になった。
    ・#上州の榛名富士を土盛りして作った。掘った後は榛名湖となった。榛名富士が富士山より低いのは、もう少し土を運ぼうとしたが夜が明け、途中でやめたためである。
    ・#浅間山が、自分より背の高い妹の富士山に嫉妬し、土を自分にわけろといった。富士山は了解し、だいだらぼっちが自分の前掛けで土を運んだ。しかし浅間山は土の量が足りないと怒り、彼を叩いた。その際にこぼれた土が前掛山となった。怒りだした浅間山はついに噴火してしまった。
    ・#西の富士、東の筑波と呼ばれる関東の名山の重さを量ろうとし天秤棒に2つの山を結わえつけ持ち上げると、筑波山のほうは持ち上がったが富士山は持ち上がらない。そのうちに結わえていたつるが切れ、筑波山が地上に落ちてしまった。その衝撃でもともと1つの峰だった筑波山は、2峰になってしまったという。
    ・足あと・手のあとを残す
    ・#上州の赤城山に腰掛けて踏ん張ったときに窪んで出来た足跡が水たまりになった。木部の赤沼がそれである。
    ・#長野県大町市北部の青木湖、中綱湖、木崎湖の仁科三湖はダイダラボッチの足あとである。
    ・#遠州の山奥に住んでいた巨人ダイダラボッチが、子どもたちを手にのせて歩いている時に、腰くらいの高さの山をまたいだ拍子に子どもたちを手から投げ出してしまった。びっくりした子どもたちとダイダラボッチは泣き出してしまい、手をついてできた窪みに涙が流れ込んで浜名湖となった。
    ・#現在、東京都世田谷区にある地名「代田」(だいた)やさいたま市の「太田窪」(だいたくぼ)はダイタラボッチの足跡である。
    ・#静岡市のだいらぼう山頂には全長150mほどの窪みがあるが、ダイダラボッチが左足を置いた跡と伝えられている。琵琶湖から富士山へ土を運ぶ途中に遺したものであるという。
    ・#相模原市の伝説ではデイラボッチと呼ばれ、富士山を持ち上げ違う場所に運ぶ途中、疲れたので、富士山に乗っかり休んだところそこにまた根が生えてしまいもちあげようとするが、持ち上がらずそのときふんばった所が今の鹿沼であるという。
    ・休む・洗う
    ・#榛名山に腰掛けて、利根川で脛を洗った(ふんどしを洗ったという説もある)。
    ・#羽黒山 (栃木県)には人間がまだ誕生しない大昔、でいだらぼっちが羽黒山に腰掛けて鬼怒川で足を洗ったという言い伝えがある。
    ・#長野県塩尻市の八ヶ岳中信高原国定公園|高ボッチ高原はダイダラボッチが腰を下ろして一休みした場所であるという。
    ・人間を助ける
    ・#秋田県の横手盆地が湖であったので鳥の海の干拓|干拓事業を行った際、だいだらぼっちが現れて水をかき、泥を掬ったため工事がはかどった。このだいだらぼっちは秋田市の太平山三吉神社の化身と考えられる。



    近畿地方のダイダラボッチ

    近畿地方では、和歌山県・奈良県・三重県に「ダンダラボッチ」、「デイタラボッチ」、「一目連(いちもくれん)」などの名前でダイダラボッチ伝説が伝わっている。播磨国風土記の託賀郡(多可郡)の条には足跡が数多の沼になった大人(おおひと)伝説が記されており、常陸国風土記の伝説と同種であると考えられている。同郡では製銅が盛んだったようで、金属生産と巨人という出雲国の例との共通点もみられる。この大人については一つ目であるという伝承はないが、同郡でも天目一箇神が祀られており、巨人・隻眼・鍛冶の関連を示唆している。



    たたら製鉄

    「隻眼|片眼であり、1本足、巨人、踏鞴を操り風を起こす」という特徴から、踏鞴製鉄|たたら製鉄との関連性が指摘される。片眼(若しくは単眼)がたたら製鉄と関連付けられるのは、古来たたら製鉄においては融解した鉄の温度を見るために、文字通り目で見てその色で判断していた。その為、融解した鉄の強力な光によって網膜が傷ついてしまい、隻眼となってしまうからだと言われている。ギリシア神話の火山、鍛冶の神ヘパイストスにつかえるキュクロプスが同様である。また、旱魃を起す神(日照り神)も同じような特徴とされる事がある。



    陀々法師(だだほうし)

    愛知県東海市の南側に位置する地名、ダイダラボッチが歩いて移動する際に出来た足跡が池になったとして伝説が残っている、名古屋鉄道八幡新田駅西側にあったが2000年頃に埋め立てられて現在はその形跡ない。



    関連項目
    *登場する漫画・映画
    ゲゲゲの鬼太郎−ダイダラボッチ
    もののけ姫−ディダラボッチ
    たれぱんだ−だいだれぼっち(30年以上育ち巨大化した伝説のたれぱんだ)
    地獄少女−地獄少女#主要人物|一目連
    地獄先生ぬ〜べ〜
    まんが日本昔話−ダンダラボッチ
    忍者戦隊カクレンジャー-ダイダラボッチ
    ウルトラマンA「タイムマシンを乗り越えろ!」−ウルトラマンAの登場怪獣#タイム超獣 ダイダラホーシ|ダイダラホーシ
    おまもりひまり−ダイダラボッチ
    宗像教授シリーズ−巨人(ダイダラ)伝説
    AYAKASHI*アニメ
    ロザリオとバンパイア−からかさ小僧|唐傘お化けの笠原(かさはら)とのっぺらぼう|のっぺら坊の平(たいら)、ろくろっ首の長井(ながい)が3人合わせて合体した姿。*小説
    満月の長い夜〜アンティーク・ナナ〜(富士見ミステリー文庫) 吉田緑 − ダンダラボッチ*CM
    浜乙女−デイタラボッチ


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    2008年05月14日

    妖怪[小豆とぎ]

    妖怪事典小豆とぎ


    』竹原春泉画
    小豆とぎ(あずきとぎ)は、日本の妖怪のひとつ。別名、小豆洗い(あずきあらい)ともいう。



    名称の起源

    名称は地域によってアズキトギ、アズキアライ、砂洗いなど様々に呼ばれた。いずれも小豆や砂などを研ぐ音を連想させる名称となっている。



    地域

    山梨県笛吹市境川、藤垈の滝付近、新潟県は糸魚川市|糸魚川、秋田県、群馬県、京都府、東京都、愛媛県など、出没地域は全国多数。



    特徴


  • 川のほとりで「小豆洗おか、人取って喰おか」と歌いながら小豆を洗う。その音に気をとられてしまうと、知らないうちに川べりに誘導され落っことされてしまう。

  • 小豆を磨ぐ「ショキショキ」という音がしたので、「昔はこの辺に小豆とぎという妖怪がいたそうな」と話題にすると、川の方から「今でもおるぞ」という声と歌が聞こえたと伝える。聞いた人のその後は伝えられていない。

  • 糸魚川近辺の海岸は小砂利浜であり、夏にここに海水浴に来る人間が砂浜を歩く「ザクザク」という音が小豆を研ぐ音に酷似していた。

  • 姿を見た者はいない、人間には見えないともいわれる。

  • この小豆とぎの類とされる妖怪に、山中や井戸で米をとぐ音をたてるという長野県北佐久郡の米とぎ婆(こめとぎばば)村上健司 『妖怪事典』 毎日新聞社、2000年、164頁。、夜中に洗濯の音をたてるという静岡県の洗濯狐(せんたくぎつね)多田克己 『幻想世界の住人たち IV 日本編』 新紀元社、1990年、135頁。などがある。



    関連項目


  • 日本の妖怪一覧



    脚注





    外部リンク


  • 国際日本文化研究センター怪異・妖怪伝承データベース

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    2008年05月13日

    妖怪[あやかしの怪火]

    妖怪事典あやかしの怪火


    あやかしの怪火(あやかしのあやしび)とは、石川県などに伝わる伝承をもとにした妖怪。単に怪火(あやかしび)とも。別名は、そうはちぼん、ちゅうはちぼん。



    概要

    山の中腹を不気味な光を放ちながら群れて移動する。『気多古縁起』によれば神通力を用いて自由自在に空中を浮遊する光の玉であるとの記述が見られ、未確認飛行物体|UFO研究者などからは「江戸時代に現れたUFOの事ではないだろうか」などと言われている(参考:読売新聞:とくだね紀行)。また対馬では夕暮れに海岸に現れるといい、火の中に子供が歩いているように見えるという。沖合いでは怪火が山に化けて船の行く手を妨げるといい、山を避けずに思い切ってぶつかると消えてしまうといわれる多田克己 『幻想世界の住人たち IV 日本編』 新紀元社、1990年、181頁。



    そうはちぼん

    そうはちぼんとは元々は仏具であり、楽器のシンバルのような楕円形の形をしている。UFOの町として名高い石川県羽咋市では『そうはちぼん伝説』が各地に伝承されており、その特徴などからUFOと絡めて扱う書物が多い為か、あやかしの怪火は他の一般的な火の玉、鬼火などとは異なった捉えられ方をしている。



    脚注・出典




    関連項目


  • 未確認飛行物体


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    2008年05月11日

    妖怪[かしゃんぼ]

    妖怪事典かしゃんぼ


    かしゃんぼ
    カシャンボまたはカシャボとは、紀伊国|紀伊南部(現在の和歌山県)などで伝承される妖怪。



    概要

    山に移り住んだ河童が進化したものとする説が有力。子供程度の背丈で、頭に皿をかぶり、犬はその姿を見ることができるが、人間の目には見えない。人間の唾を嫌うらしい。

    2004年、和歌山県白浜町の田畑で謎の足跡が発見され、カシャンボの仕業と報道された。國學院大學民俗学研究会が1977年に発刊した『民俗採訪』によれば、紀伊では河童の事をゴウライ、あるいは五来法師と呼び、冬の間は山篭りをしておりその間はカシャンボと呼ばれる。



    その他のカシャンボ

    いくつかの文献では、河童以外にもカシャンボとして言及している資料があり、複数の説が存在する。

  • 山姥、ゴウラ
    東洋大学民俗研究会が1981年に発刊した『南部川の民俗』ではカシャンボとは山姥(ヤマンバ)あるいはゴウラ(毛深い人間)の事であると記されている。

  • マヘンのもの
    近畿民俗学会が1985年に発刊した『近畿民俗』では冬は山へ、春は川へ行く移動性の魔物であることが記されている。

  • ドンガス
    郷土研究社が1916年に発刊した『郷土研究』によればドンガスと呼ばれる河童のような妖怪で、旧暦6月7日-6月14日|14日までの間に祗園様に捧げるために人さらいをすると記されている。



    関連項目


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    外部リンク


  • 国際日本文化研究センター怪異・妖怪伝承データベース

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    2008年05月09日

    妖怪[いわえつぅんない]

    妖怪事典いわえつぅんない


    イワエツゥンナイは、北海道アイヌ民族に伝わる妖怪。山の中に棲んでいる一つ目の化け物で、空を飛ぶことができる。進路が障害物で阻まれている際には、樹木であろうが硬い岩であろうが、どんなものでも突き抜けて襲ってくるという。障害物に穴を開けて通り抜けるという説もある。



    関連項目


  • 日本の妖怪の一覧



    参考文献


  • 村上健司 『妖怪事典』 毎日新聞社、2000年、48頁、ISBN 4-6203-1428-5


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    2008年05月08日

    妖怪[一本だたら]

    妖怪事典一本だたら



    一本だたら、一本踏鞴(いっぽんだたら)とは、日本に伝わる妖怪の一種で、熊野(和歌山県)の山中などに棲み、一つ目で一本足の姿をしている。



    概要

    和歌山と奈良県の境の華無山脈では12月20日のみ現れるといい、この日は「果ての二十日」と呼ばれて厄日とされた。華無の名の由来は「果ての二十日」に人通りが無くなるからだともいう村上健司編著 『妖怪事典』 毎日新聞社、2000年、40頁。ISBN 4-620-31428-5。。奈良県の伯母ヶ峰山でも同様に、12月20日に山中に入ると一本だたらに遭うといい、この日は山に入らないよう戒められている。こちらの一本だたらは電柱に目鼻をつけたような姿といい、雪の日に宙返りしながら一本足の足跡を残すという。また伯母ヶ峰山の一本だたらは、猪笹王というイノシシ|猪の霊が化けた鬼神を指すこともある。猪笹王は旅人を食い殺して人々から恐れられていたが、ある高僧が地蔵を勧請したことでこの凶行は止んだ。しかぁ 7G/$K0lEY!"12月20日だけは猪笹王が自由になるのだという宮本幸枝・熊谷あづさ 『日本の妖怪の謎と不思議』 学習研究社、2007年、75頁。ISBN 4-056-04760-X。。人間を襲うという伝承が多いが、なぜか郵便屋だけは襲わないといわれる。名称の「だたら」はたたら吹き|タタラ師(鍛冶師)に通じるが、これは鍛冶師が重労働で片目と片脚が萎えること、一本だたらの出没場所が鉱山跡に近いことに関連するとの説がある多田克己 『幻想世界の住人たち IV 日本編』 新紀元社、1990年、39頁。ISBN 4-915-14644-8。(隻眼#神話・伝説の中の隻眼を参照)。一つ目の鍛冶神、天目一箇神(あめのまひとつのかみ)の零落した姿であるとも考えられている。2004年春には、和歌山県田辺市の富田という地域の田で1本足の足跡が発見され、「鼻 YED$N$,$7$c$s$\!W$H8F$P$l!"一本だたらやかしゃんぼ|がしゃんぼ(かしゃんぼ)の復活かと話題になった山口敏太郎・天野ミチヒロ 『決定版! 本当にいる日本・世界の「未知生物」案内』 笠倉出版社、2007年、128頁。ISBN 4-773-00364-2。。奈良県吉野郡の松本工房では、一本だたらの伝承をもとにした民芸品「一本足だたらこけし」を2005年より販売しており、妖怪土産として秀逸な一品との声もある宮本幸枝著・村上健司監修 『大人が楽しむ地図帳 津々浦々「お化け」生息マップ - 雪女は東京出身? 九州の河童はちょいワル? -』 技術評論社、2005年、37頁。ISBN 4-774-12451-6。。また、富山県上新川郡(現・富山市)、岐阜県北部の飛騨地方、岡山県都窪郡に伝わる妖怪の雪入道(ゆきにゅうどう)も一つ目と一本足の大入道で、雪の上に30cmほどの大きさの足跡を残すというが『妖怪事典』 3! 57頁。一本だたらと特徴が共通することから、文献によっては同一の妖怪として混同されている草野巧 『幻想動物事典』 新紀元社、1997年、33頁。ISBN 4-883-17283-X。



    脚注




    関連項目


  • 日本の妖怪一覧

  • キ (中国神話) - 中国の一本足の妖怪。

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    2008年05月05日

    妖怪[餓鬼]

    妖怪事典餓鬼



    餓鬼(がき、サンスクリット語|Skt:Preta、音写:薜茘多=へいれいた)は、仏教において、亡者のうち餓鬼道に生まれ変わったものをいう。Preta とは元来、死者を意味する言葉であったが、後に強欲な死者を指すようになった。六道また十界の1つである。十界のうちでは迷界、三悪道(趣)に分類される。



    概要

    俗に、生前に贅沢をした者が餓鬼道に落ちるとされている。ただし仏教の立場から正確にいえば、生前において強欲で嫉妬深く、物惜しく、常に貪りの心や行為をした人が死んで生まれ変わる世界とされる。しかし大乗仏教では、後々に死後に生まれ変わるだけではなく、今生においてそのような行状をする人の精神境涯をも指して言われるようになった。餓鬼は常に飢えと乾きに苦しみ、食物、また飲物でさえも手に取ると火に変わってしまうので、決して満たされる事がないとされる。極端な飢餓状態の人間と同じように、痩せ細って腹部のみが丸く膨れ上がった姿で描かれる事が多い。また、餓鬼と言う妖怪もおり、人にとりついて空腹状態にしてしまうと言う。「正法念処経」巻16には、餓鬼の住処は2つある。# 人中の餓鬼。この餓鬼はその業因によって行くべき道の故に、これを餓鬼道(界)という。夜に起きて昼に寝るといった、人間と正反対の行動をとる。
    ・ 薜茘多(餓鬼)世界(Preta-loka)の餓鬼。閻浮提の下、500由旬にあり、長さ広さは36000由旬といわれる。しかして人間で最初に死んだとされる閻魔王(えんまおう)は、劫初に冥土の道を開き、その世界を閻魔王界といい、餓鬼の本住所とし、あるいは餓鬼所住の世界の意で、薜茘多世界といい、閻魔をその主とする。余の餓鬼、悪道眷属として、その数は無量で悪業は甚だ多い。



    餓鬼の種類

    餓鬼の種類はいくつかある。「阿毘達磨順正理論」31には、3種×3種で計9種の餓鬼がいると説き、「正法念処経」には36種類の餓鬼がいると説かれる。* 3種の餓鬼(阿毘達磨順正理論31)
    ・ 無財餓鬼、一切の飲食ができない餓鬼。飲食しようとするも炎となり、常に貪欲に飢えている。唯一、施餓鬼供養されたものだけは食することができる。
    ・ 少財餓鬼、ごく僅かな飲食だけができる餓鬼。人間の糞尿や嘔吐物、屍など、不浄なものを飲食することができるといわれる。
    ・ 多財餓鬼、多くの飲食ができる餓鬼。天部にも行くことが出来る。富裕餓鬼ともいう。ただしどんなに贅沢はできても満足しない。
    : 「一に無財鬼、二に少財鬼、三に多財鬼なり。この三(種)にまた各々三(種)あり。無財鬼の三は、一に炬口鬼、二に鍼口鬼、三に臭口鬼なり。少財鬼の三は、一に鍼毛鬼(その毛は針の如く以て自ら制し他を刺すなり)、二に臭毛鬼、三に?鬼なり。多財鬼の三は、一に希祠鬼(常に社祠の中にありその食物を希うなり)、二に希棄鬼(常に人の棄つるを希うて之を食すなり)、三に大勢鬼(大勢大福、天の如きなり)」* 36種の餓鬼(正法念処経16)
    ・ ?身(かくしん)、目や口がなく、私利私欲で動物を殺した者が餓鬼となる。
    ・ 針口(しんこう)、口は針穴の如くであるが腹は大山のように膨れている。
    ・ 食吐(じきと)、人の吐き出したものを食べる。
    ・ 食糞(じきふん)、糞尿を飲食する。
    ・ 無食(むじき)、全身が飢渇の火に包まれて、どんなものも飲食できない。
    ・ 食気(じっけ)、供物の香気だけを食すことができる。
    ・ 食法(じきほう)、飲食の代りに説法を食べる。
    ・ 食水(じきすい)、水を求めても飲めない。
    ・ 希望(けもう)、亡き父母の為に供養されたものしか食せない。
    ・ 食唾(じきた)、人が吐いた唾しか食べられない。
    ・ 食鬘(じきまん)、鬘(かずら、首飾り)を食べる。
    ・ 食血(じきけつ)、生物から出た血だけを食べられる。
    ・ 食肉(じきにく)、肉だけを食べられる。
    ・ 食香(じきこう)、供えられた香の香りだけを食べられる。
    ・ 疾行(しっこう)、墓地を荒らし屍を食べ、人間に災禍をもたらすのが早い。
    ・ 伺便(しべん)、人が排便したものを食し、その人の気力を奪う。
    ・ 地下(じげ)、暗黒の闇である地下に住む。
    ・ 神通(じんつう)、涸渇した他の餓鬼に嫉妬され囲まれ、自己だけが楽をする。
    ・ 熾燃(しねん)、身体から燃える火に苦しむ。
    ・ 伺嬰児便(しえいじべん)、幼児の命を奪う。
    ・ 欲食(よくじき)、人間の場に行き惑わし盗む。
    ・ 住海渚(じゅうかいしょ)、熱水の海辺に住む。
    ・ 執杖(しつじょう)、閻魔王の使いっ走りで、ただ風だけを食べる。
    ・ 食小児(じきしょうに)、幼児を食べる。
    ・ 食人精気(じきにんしょうき)、人の精気を食べる。
    ・ 羅刹(らせつ)、人を襲い殺害して食べる。
    ・ 火爐焼食(かろしょうじき)、燃え盛る炉心の中で残飯を食べる。
    ・ 住不浄巷陌(じゅうふじょうこうはく)、不浄な場所に住む。
    ・ 食風(じきふう)、風だけを食べる。
    ・ 食火炭(じきかたん)、焼いて炭になった屍を食べる。
    ・ 食毒(じきどく)、夏の猛暑、冬の極寒に責められ毒だけを食べて生死を繰り返す。
    ・ 曠野(こうや)、猛暑の中、水を求めて野原を走り回る。
    ・ 住塚間食熱灰土(じゅうちょうかんじきねつかいど)、屍を焼いた熱い灰や土を食べる。
    ・ 樹中住(じゅちゅうじゅう)、樹木の中に閉じ込められ、蟻や虫を食す。
    ・ 四交道(しきょうどう)、四つ角に住み、そこに祀られる食べ物だけを食べられる。
    ・ 殺身(せっしん)、熱い鉄を飲まされて大きな苦悩を受ける。



    餓鬼への供養

    そんな餓鬼に施しを与えて鎮める方法がある。お地蔵さんの足元へ水やお粥を供え、
    お経をあげると餓鬼に飲ませたり食べさせたりできる。これを行うと、とりつかれても飢えが鎮まる。



    俗語の転用

    また、子供は貪るように食べることがあるため、その蔑称・俗称として餓鬼(ガキ)が比喩的に広く用いられる。



    関連項目


  • 六道

  • 餓鬼(施餓鬼会、施餓鬼供養)

  • 餓鬼憑き



    外部リンク

    餓鬼


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    2008年05月04日

    妖怪[座敷童子]

    妖怪事典座敷童子


    座敷童子
    座敷童子(ざしきわらし)は、主に岩手県に伝えられる精霊的な存在。岩手県の金田一温泉郷「緑風荘」と「菅原別館」の座敷童子が有名。



    概要

    一般的には、赤面垂髪の5、6歳くらいの小童(童子のことも童女のこともある)で、豪家や旧家の奥座敷におり、その存在が家の趨勢に関ると言われるため、これを手厚く取り扱い、毎日膳を供える家もある。座敷童子は悪戯好きで、夜になると客人のふとんの上にまたがったり枕を返したりするが、見たものには幸運が訪れるといわれる。小さな足跡を灰やさらし粉の上に残し、夜中に糸車をまわす音を立てるともいわれ、奥座敷で御神楽のような音を立てて遊ぶことがある。姿は家の者以外には見えず、子供には見えても、大人には見えないとする説もある。狐持や犬神持に類似した構造を持つが、座敷童子の住んでいることを迷惑がらず、むしろ神として保護し、周囲の人間も座敷童子のいる家に対して一種畏敬の念を持って接する点が、それらとは異なる。座敷童、座敷童衆、座敷ぼっこ、蔵ボッコ、御蔵ボッコ、座敷小僧とも表される。柳田國男の『遠野物語』ぁ d!X@P?@LdEz!Y$J$I$K$h$jCN$i$l$k!#!X1sLnJ*8l!Y$K$O17話・18話に座敷童子の話がある。「この神の宿りたまふ家は富貴自在といふことなり」とのこと。『遠野物語』での表記は「ザシキワラシ」または「座敷ワラシ」。「ザシキワラシは座敷童衆なり」の注がある。『十方庵遊歴雑記』には、岩手県江刺市(現・奥州市江刺区)稲瀬の座敷童子についての記述が見られ、家の土間にいる座敷童子を、「コメツキワラシ」、「ノタバリコ」、「ウスツキコ」等と言い、 奥座敷にいる色の白い最も綺麗な座敷童子を「チョウビラコ」と呼んでいる。 手を出して人を招き、火事、洪水、津波などの災禍を知らせる為、「細手」、「長手」と呼んでいる例もある。 これに類するものに遠州門谷の「座敷坊主」、徳島の「赤しゃぐま|アカシャグマ」、 「クラワラシ」、「倉ぼ\xA1 $C$3|クラボッコ」と呼ばれる、土蔵の中にいる座敷童子も存在する。石川の「枕返し|マクラガエシ」は、ある家の座敷に寝ると、特に二本差しや髭を立て洋服を着て高慢な顔をしたものが泊まると隣室に引き出すという。四国金毘羅宮の、奥の院周辺の家には、夜になると仏壇の中から「アカシャグマ」が出てきたという。アカシャグマとは、赤く染めたクマの毛のことで、これを被った小さな子供のようなものが、家の持ち主の婆さんをくすぐることが毎晩だったという。香川県大川郡白鳥町 (香川県)|白鳥町(現・東かがわ市)に伝わる座敷童子は童女姿で、髪の毛がショボショボに垂れていることから「オショボ」と呼ばれ、家の者には見えないとも家の者のみに見えるともいう多田克己 『幻想世界の住人たち IV 日本編』 新紀元社、1990年、261頁。村上健司 『妖怪事典』 毎日新聞社、2000年、80頁。。『別冊太陽 日本の妖怪』(平凡社)には「オボジョ」の名で同様の妖怪の記述がぁ "$k!#座敷童子の由来は明白でないが、中世から昭和初期までの東北地方には、口減らしの為に新生児を間引いて屋内に埋める風習があり(現代であればもちろん殺人及び死体遺棄である)、その間引かれた子供の霊を祭る信仰を核として、呪術師の使役する役霊、仏教でいう護法童子、 民間でいう心得童子の信仰が加味され、今日に伝わったものと考えられる。この場合、東北地方の蚕神、竈神として祭られる「オクマイサマ」、「おしら様|オシラサマ」と同様、鎮魂信仰としての側面が強い。しばしば小説や映画やドラマの題材になる。文学上の座敷童子について、よくあるモチーフは以下の通り。*子供たちと座敷童子が遊ぶ。その姿は大人には見えない。

  • 子供たちが集まっている。数を数えると一人多いのだが、誰が多いのかわからない。しばらくしてもう一度数を数えると、こんどはちゃんと合っている。さっき多かった一人は座敷童子であろうということになった。



    座敷童子が登場する作品

    漫画

  • うしおととら

  • ゲゲゲの鬼太郎

  • 地獄先生ぬ〜べ〜

  • ちびもの

  • Pの悲劇

  • XXXHOLiC

  • ざしきわらし

  • ACONY

  • 優&魅衣

  • まんが日本昔ばなし

  • ワンダフルデイズ

  • さよなら絶望先生(小森霧は全国座敷童子連盟の会員という設定)

  • 妖怪のお医者さん

  • わらび奇譚

  • 妖逆門

  • 魔人探偵脳噛ネウロ(番外編にてギャグとして登場)
    アニメ

  • キテレツ大百科

  • モノノ怪

  • 妖逆門
    特撮

  • 忍者戦隊カクレンジャー
    小説

  • くらのかみ

  • ぺとぺとさん(和賀八郎。他人の秘密を皆に言いふらす油断大敵の人物。)

  • ユタとふしぎな仲間たち

  • 愛しの座敷童子

  • Missing9〜11巻 座敷童の物語

  • 天井うらのふしぎな友だち

  • 雨ふり花さいた

  • 今日抄 雪女
    映画

  • 河童のクゥと夏休み
    テレビドラマ

  • どんど晴れ
    童話

  • ざしき童子のはなし宮沢賢治
    ゲーム

  • ポケットモンスター(ユキワラシというポケモンは雪童子と座敷童子がモチーフになっていると思われる)

  • 流行り神2



    芸術における座敷童


  • ユタとふしぎな仲間たち|ユタと不思議な仲間たち(劇団四季ミュージカル)



    脚注





    関連項目


  • 日本の妖怪の一覧

  • 仙台四郎

  • 自然霊

  • 座敷童子 (小惑星)

  • 富士見町駅 (鳥取県)|富士見町駅

  • 緑風荘

  • 菅原別館

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