2008年04月30日

妖怪[座敷童子]

妖怪事典座敷童子


座敷童子
座敷童子(ざしきわらし)は、主に岩手県に伝えられる精霊的な存在。岩手県の金田一温泉郷「緑風荘」と「菅原別館」の座敷童子が有名。



概要

一般的には、赤面垂髪の5、6歳くらいの小童(童子のことも童女のこともある)で、豪家や旧家の奥座敷におり、その存在が家の趨勢に関ると言われるため、これを手厚く取り扱い、毎日膳を供える家もある。座敷童子は悪戯好きで、夜になると客人のふとんの上にまたがったり枕を返したりするが、見たものには幸運が訪れるといわれる。小さな足跡を灰やさらし粉の上に残し、夜中に糸車をまわす音を立てるともいわれ、奥座敷で御神楽のような音を立てて遊ぶことがある。姿は家の者以外には見えず、子供には見えても、大人には見えないとする説もある。狐持や犬神持に類似した構造を持つが、座敷童子の住んでいることを迷惑がらず、むしろ神として保護し、周囲の人間も座敷童子のいる家に対して一種畏敬の念を持って接する点が、それらとは異なる。座敷童、座敷童衆、座敷ぼっこ、蔵ボッコ、御蔵ボッコ、座敷小僧とも表される。柳田國男の『遠野物語』ぁ d!X@P?@LdEz!Y$J$I$K$h$jCN$i$l$k!#!X1sLnJ*8l!Y$K$O17話・18話に座敷童子の話がある。「この神の宿りたまふ家は富貴自在といふことなり」とのこと。『遠野物語』での表記は「ザシキワラシ」または「座敷ワラシ」。「ザシキワラシは座敷童衆なり」の注がある。『十方庵遊歴雑記』には、岩手県江刺市(現・奥州市江刺区)稲瀬の座敷童子についての記述が見られ、家の土間にいる座敷童子を、「コメツキワラシ」、「ノタバリコ」、「ウスツキコ」等と言い、 奥座敷にいる色の白い最も綺麗な座敷童子を「チョウビラコ」と呼んでいる。 手を出して人を招き、火事、洪水、津波などの災禍を知らせる為、「細手」、「長手」と呼んでいる例もある。 これに類するものに遠州門谷の「座敷坊主」、徳島の「赤しゃぐま|アカシャグマ」、 「クラワラシ」、「倉ぼ\xA1 $C$3|クラボッコ」と呼ばれる、土蔵の中にいる座敷童子も存在する。石川の「枕返し|マクラガエシ」は、ある家の座敷に寝ると、特に二本差しや髭を立て洋服を着て高慢な顔をしたものが泊まると隣室に引き出すという。四国金毘羅宮の、奥の院周辺の家には、夜になると仏壇の中から「アカシャグマ」が出てきたという。アカシャグマとは、赤く染めたクマの毛のことで、これを被った小さな子供のようなものが、家の持ち主の婆さんをくすぐることが毎晩だったという。香川県大川郡白鳥町 (香川県)|白鳥町(現・東かがわ市)に伝わる座敷童子は童女姿で、髪の毛がショボショボに垂れていることから「オショボ」と呼ばれ、家の者には見えないとも家の者のみに見えるともいう多田克己 『幻想世界の住人たち IV 日本編』 新紀元社、1990年、261頁。村上健司 『妖怪事典』 毎日新聞社、2000年、80頁。。『別冊太陽 日本の妖怪』(平凡社)には「オボジョ」の名で同様の妖怪の記述がぁ "$k!#座敷童子の由来は明白でないが、中世から昭和初期までの東北地方には、口減らしの為に新生児を間引いて屋内に埋める風習があり(現代であればもちろん殺人及び死体遺棄である)、その間引かれた子供の霊を祭る信仰を核として、呪術師の使役する役霊、仏教でいう護法童子、 民間でいう心得童子の信仰が加味され、今日に伝わったものと考えられる。この場合、東北地方の蚕神、竈神として祭られる「オクマイサマ」、「おしら様|オシラサマ」と同様、鎮魂信仰としての側面が強い。しばしば小説や映画やドラマの題材になる。文学上の座敷童子について、よくあるモチーフは以下の通り。*子供たちと座敷童子が遊ぶ。その姿は大人には見えない。

  • 子供たちが集まっている。数を数えると一人多いのだが、誰が多いのかわからない。しばらくしてもう一度数を数えると、こんどはちゃんと合っている。さっき多かった一人は座敷童子であろうということになった。



    座敷童子が登場する作品

    漫画

  • うしおととら

  • ゲゲゲの鬼太郎

  • 地獄先生ぬ〜べ〜

  • ちびもの

  • Pの悲劇

  • XXXHOLiC

  • ざしきわらし

  • ACONY

  • 優&魅衣

  • まんが日本昔ばなし

  • ワンダフルデイズ

  • さよなら絶望先生(小森霧は全国座敷童子連盟の会員という設定)

  • 妖怪のお医者さん

  • わらび奇譚

  • 妖逆門

  • 魔人探偵脳噛ネウロ(番外編にてギャグとして登場)
    アニメ

  • キテレツ大百科

  • モノノ怪

  • 妖逆門
    特撮

  • 忍者戦隊カクレンジャー
    小説

  • くらのかみ

  • ぺとぺとさん(和賀八郎。他人の秘密を皆に言いふらす油断大敵の人物。)

  • ユタとふしぎな仲間たち

  • 愛しの座敷童子

  • Missing9〜11巻 座敷童の物語

  • 天井うらのふしぎな友だち

  • 雨ふり花さいた

  • 今日抄 雪女
    映画

  • 河童のクゥと夏休み
    テレビドラマ

  • どんど晴れ
    童話

  • ざしき童子のはなし宮沢賢治
    ゲーム

  • ポケットモンスター(ユキワラシというポケモンは雪童子と座敷童子がモチーフになっていると思われる)

  • 流行り神2



    芸術における座敷童


  • ユタとふしぎな仲間たち|ユタと不思議な仲間たち(劇団四季ミュージカル)



    脚注





    関連項目


  • 日本の妖怪の一覧

  • 仙台四郎

  • 自然霊

  • 座敷童子 (小惑星)

  • 富士見町駅 (鳥取県)|富士見町駅

  • 緑風荘

  • 菅原別館

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    2008年04月29日

    妖怪[からかさ小僧]

    妖怪事典からかさ小僧



    からかさ小僧(からかさこぞう,唐傘小僧)は、古い傘が変化した妖怪。「から傘おばけ」「傘おばけ」「傘化け(かさばけ)」などとも呼ばれる。水木しげる原作の「ゲゲゲの鬼太郎」の影響もあり比較的有名な妖怪である。一般的には、軸を下にしてたたんだ状態で表現される。傘の軸が1本であることからこの妖怪も一本足で飛び跳ねるようにして移動する。足に下駄を履いている場合もある。傘の部分が顔になっており、目が一つついている。この妖怪は特に悪さをしないのが特徴で、暗くなってから家の周りを飛び跳ね、人に出会うと大きな赤い舌を出して驚かす。これだけで十分迷惑な存在ではあるが、直接危害を加えるわけではないので、妖怪の中では危険度の低い存在ではある  #M>CL$@$,!"$H$\$1$F$h$/@e$r=P$7$F>P$&!#$3$&$7$?@-3J$d9TF0$K$h$/;w$?ME2x$K$O!"$[$+$K0l$DL\>.AN$,B8:_$9$k!#0lHL$K!"0-$5$r$7$J$$$H8@$o$l$F$$$k$,D;e$2$k$H8@$&水木しげる 『妖怪大図鑑』 講談社、1994年、34頁。。尚、あまり知恵がないという設定が目立つが超能力を持っているとも言われている。人間の生活で使用する道具には、年月を経て古くなると変化(へんげ)する能力を持つこともあるという考え方がある。これを付喪神(つくもがみ)といい、この妖怪もその一例である。



    脚注・出典




    関連項目


  • 日本の妖怪一覧

  • 付喪神

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    2008年04月27日

    妖怪[烏天狗]

    妖怪事典烏天狗


    Image:Kamakura-kenchoji143.jpg|thumb|180px|right|烏天狗像(鎌倉市建長寺半僧坊)
    烏天狗または、鴉天狗(からすてんぐ)は、大天狗と同じく山伏装束で、烏のようなくちばし|嘴をした顔、黒い羽毛に覆われた体を持ち、自在に飛翔することが可能だとされる伝説の生物一覧|伝説上の生物。小天狗とも呼ばれる。剣術に秀で、鞍馬山の烏天狗は幼少の牛若丸に剣を教えたともいわれている。また、神通力にも秀で、昔は都まで降りてきて猛威を振るったともされる。そのモデルは大天狗同様、山伏や修験者などの山に住む修行者であったとか、山岳民族であったともいわれており、そういった山に住む人々に自然の猛威や山賊・盗賊の恐怖を重ねたものが烏天狗であると考えられる。天狗と付いているが厳密に言えば天狗の仲間ではない。インド神話のガルダの流れを汲むとも言われる。和歌山県御坊市では、烏天狗のものとされるミイラが厨子に入れられて保存されている。江戸時代から明治時代にかけ、\xA1 =$83宮本幸枝 『大人が楽しむ地図帳 津々浦々「お化け」生息マップ - 雪女は東京出身? 九州の河童はちょいワル? -』 技術評論社、2005年、35頁。。



    烏天狗(鴉天狗)をモデルとしている著作物


  • タツノコプロダクションによって製作されたオリジナルビデオアニメ『鴉 -KARAS-』。主人公が烏天狗に変身する。タツノコプロダクション40周年記念超大作。

  • 同人サークル「上海アリス幻樂団」によって制作されている『東方Project』のキャラクター、東方Projectの登場キャラクター#射命丸 文|射命丸文は、烏天狗がモデルとされている。

  • 『世界忍者戦ジライヤ#妖魔一族|世界忍者戦ジライヤ』には、烏天狗といったキャラクターが登場する。

  • テレビアニメ『飛べ!イサミ』には、主人公たちの敵対組織の末端構成員らがカラス天狗と呼ばれ登場、コスチュームも烏天狗の姿を模している。

  • 特撮テレビ番組『ウルトラマンガイア』には、烏天狗をモデルとした怪獣ブリッツブロッツが登場する。

  • 『うる星やつら』のクラマ姫は烏天狗が元になっていて、彼女の周りには小さい烏天狗がたくさんいる。

  • コミックボンボンで連載されていた『ベムベムハンターこてんぐテン丸』でテン丸とコンビを組んでいるクロは烏天狗の子である。



    脚注・出典




    関連項目


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    2008年04月26日

    妖怪[朧車]

    妖怪事典朧車


    『今昔百鬼拾遺』
    朧車(おぼろぐるま)は日本の妖怪である。平安時代の京都で、貴族らが使用していた牛車の場所の取り合いによって亡くなった女の怨念が牛車に乗り移った妖怪。雲のかかった朧月の夜、道を歩いていると後ろから牛車の音がする。
    振り返ってみると普段暖簾のかかっている部分に夜叉の顔をした巨大な女の顔があったという。



    関連項目


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    2008年04月25日

    妖怪[一反木綿]

    妖怪事典一反木綿




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    この項目の執筆者の方々へ: まだ削除は行われていません。削除に対する議論に参加し、に該当するかどうか検討してください。また、本項目を既に編集されていた方は、自身の編集した記述内容を念のために控えておいてください。

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    2008年04月24日

    妖怪[河童]

    妖怪事典河童



    河童(かっぱ)は、日本の妖怪・伝説の生物一覧|伝説上の動物、または未確認動物。標準和名の「かっぱ」は、「かわ(川)」に「わらは(童)」の変化形「わっぱ」が複合した「かわわっぱ」が変化したもの。河太郎(かわたろう)とも言う。ほぼ日本全国で伝承され、その呼び名や形状も各地方によって異なる。類縁種にせこ等がいる。水神、またはその依り代、またはその仮の姿ともいう。鬼、天狗と並んで日本の妖怪の中で最も有名なものの一つとされる京極夏彦・多田克己 『妖怪図巻』 国書刊行会、2000年、147頁。多田克己 『幻想世界の住人たち IV 日本編』 新紀元社、1990年、110頁。。具体例としては各地に残る河童神社、河童塚(鯨塚、道具塚と同じ)がある。



    概要

    体格は子供の様で全身は緑色、または赤色。頭頂部に皿がある事が多い。皿は円形の平滑な無毛部でいつも水で濡れており、皿が乾いたり割れたりすると力を失う、または死ぬとされる。口は短い嘴で、背中には亀の様な甲羅が、手足には水掻きがあるとする場合が多い。両腕は体内で繋がっており片方の腕を引っ張るともう片方の腕が縮み、そのまま抜けてしまう事もある。肛門が3つある。体臭は生臭い。猿や川獺の様な姿とする事もある。川や沼の中に棲み(例外に地行浜(現在、福岡ドームが建っている辺り)の酒飲み河童:海に住む河童の話もある)、泳ぎが得意。悪戯好きだが悪さをしない妖怪として伝えられる場合もあるが、多くは水辺を通りかかったり、泳いだりしている人を水中に引き込み、溺れさせたり、「尻子玉」(尻小玉とも書く)を抜いて殺す等の悪事を働く。抜いた尻子玉は食べたり竜王に税金として納めたりする。尻子玉とはヒトの肛門内にあると想像された架空の臓器で、これを抜かれると腑抜けになると言われている。この伝承は邸 .;`村上健司 『妖怪事典』 毎日新聞社、2000年、109-110頁。。相撲が大好きでよく子供を相撲に誘う。相撲に負けた子供は尻子玉を抜かれる。河童は大人よりも力が強いが、仏前に備えた飯を食べた後に闘えば子供でも負けないと言われている。好物はキュウリ。この事に因みキュウリを巻いた寿司の事を「カッパ巻き」と呼ぶ。キュウリを好むのは、河童が水神の零落した姿であり、キュウリは初なりの野菜として水神信仰の供え物に欠かせなかったことに由来するといわれる。義理堅く、魚や薬の製法を恩返しとして提供する民話も多く存在する。鉄、鹿の角、猿を嫌う。潜水時間は! 河童は1! 2時間 $@$,1n$O24時間なので闘うと猿に負けるという民話もある。シダの葉で頭を撫でると人間に化ける事が出来る。河童の由来は大まかに西日本と東日本に分けられ、西日本では大陸からの渡来とされるが、東日本では安倍晴明の式神、役小角の護法童子、飛騨の匠(左甚五郎とも)が仕事を手伝わせる為に作った人形が変じたものとされる。両腕が体内で繋がっているのは人形であったからともされる。大陸渡来の河童は猿猴と呼ばれ、その性質も中国の猴(中国では在来種より大きな猿を猴と表記する)に類似する。九州北部では河童の神を兵主部羅神という事から、熊本のヒョウスベもその一派であると考えられる。河童にはまた、河神としての性格を残すものがあり、河神が秋に山神となるように、河童も一部地域では冬になると山童(やまわろ)になると言われる。大分では、秋に\xA1 河童が山に入ってセコとなり、和歌山では、ケシャンボになる。いずれも山童、即ち山の神の使いである。また、河童は龍などと同じ水神ともいわれる。つまり、こうした伝承において河童は自然霊の化身であるとも言える。悪戯好きな性格の自然霊は、子供の様な純真無垢な人の周りに集まり易いと伝えられている。山の精霊とも言われる座敷童子等と同様に、河童も一部の子供にしか見えなかったという談があり、関連性が興味深い。現在河童のミイラや河童の骨等と呼ばれる物は、多くは江戸時代のミイラ造形師が他の動物の部品を組み合わせて作った物である。好んで用いられたのはエイと猿、また、梟の頭部を使った物もある。また河童の手首のミイラと呼ばぁ l$kJ*$NKX$I$O%K%[%s%+%o%&%=$NJ*$G$"$k!#J!Eg8)$NKLLnE7K~5\$K$O!! V2OGl!J$ +$O$/!K$N河童の手のミイラがあり、901年に菅原道真が筑後川で暗殺されそうになった際、河童の大将が彼を救おうとして手を切り落とされた、もしくは道真の馬を川へ引きずり込もうとした河童の手を道真が切り落としたものとされる宮本幸枝・熊谷あづさ 『日本の妖怪の謎と不思議』 学習研究社、2007年、33頁。北野天満宮の歴史北野町商工会 コスモスの町きたの内)河童は、間引きされた子供の遺体が河原にさらされている姿との説もある。江戸時代には間引きは頻繁に行われており、他の子供に間引きを悟られないよう大人が作った嘘とも言われている。『西遊記』に登場ぁ 9$k:;8g>t$O!"F|K\$G$O$7$P$7$P河童に似た姿で描かれる。詳細は沙悟浄#日本の沙悟浄を参照。現在の日本でも極たまに目撃談があり、ツチノコと並んで日本を代表する未確認生物とも言える。また、その類の生物としては珍しく、愛くるしい姿で描かれる事が多い。水辺に住んでいると伝えられる為か、河川や湖沼の水質汚染防止及び環境保護のマスコットキャラクターにされる事が多い。各地方毎に様々な名で呼ばれており、河童の訛りとしてガワッパ、ガワワッパ、ガラッパ(熊本県八代|八代地方、鹿児島県川薩地方)、河太郎の訛りとしてゲータロ、ガタロウの他、水蛇の訛りと思われるメンドチ、メドチ、ドチガメ等がある。また、これらとは全く別系統のものとして、高知のシバテン(芝天狗の略)、愛媛県宇和地方でのエンコ水木しげる 『水木しげるの憑物百怪 上』 小学館、2005年、80頁。、岐阜県大野郡 (岐阜県)|大野郡や和歌山県でのガオロ『妖怪事典』\xA1 97頁。、岡山県(主として津山市)でのゴンゴ  "BPGO!JD 9:j8)BPGO;T!K$J$I$G$N2O8W!J$+$o$3!K『妖怪辞典』 123頁。、大分県玖珠郡での川者(かわのもの)『妖怪辞典』 126頁。、熊本県飽託郡(現・熊本市)での旅の人(たびのひと)『妖怪辞典』 214頁。がある。



    筑後方面での伝承

    福岡の筑後川付近には「河童と地元民との揉め事」や「河童族同士の戦争」の伝説や「河童に因んだ地名」等比較的年代が明確ではっきりした記録が数多く残っており、少なくともその当時「河童」と呼ばれたものが川辺付近に多く住んでいたと思われる。特徴は全身が毛に覆われている「類人猿形態」。筑後地方の河童は100匹以上の集団生活を営んでいたらしく、川の上流から海の傍まで幾つかの集団に分かれて生活していたらしい。更には人語を理解し、人間との複雑な契約も行っていた事から、河童は少数民族ではなかったかとも思われる。昭和初期まで河童を見た人が比較的多く居るのでこの時期に絶滅したのかも知れない。「水に入る前にはタケノコ\xA1 $r?)$Y$k!W!V?e$KF~$kA0$K$OJ)A0HS$r?)$Y$k!W$H$$$C$?河童除けの風習は久留米市の水天宮付近が起源とされる。毎年8月には、水の祭典という祭りが行われる。これは、元々河童を崇めるために始まった祭りである。久留米市民図書館では、河童をモチーフとした置物があり、久留米市ではカッピースタンプというものがあり買い物をして集めるものである。



    河童の種類

    大まかに分けると二種類が存在すると思われる。; 亀形態
    : 体はウロコで覆われ嘴があり、頭には皿を乗せている。頭の皿が割れると死ぬ、または力を失い衰弱する。背中に甲羅があり手足に水かきがある。爬虫類の発展型なのか、絵では手の親指がない事が多い。亀の様に四本足で歩く絵も見受けられる。キュウリが好き。絵に書かれる事は多いが、キュウリが好物という以外には具体的に何をしたという特徴もない。牛や馬の尻や尾にしがみついて所謂駒引きを行ったのはこちらの形態のものであると思われる(昭和の目撃例においてはこの二つと別の爬虫類らしき生物も目撃されており(後述)、こちらと混同された可能性もある)。一般的な河童の想像図に近い反面、目撃談は意外に少ない。
    ・ 類人猿形態
    : 全身が毛に覆われており、口には牙があり鼻の造形がはっきりしない。頭部には窪みがあり、そこに常に水を溜めている。その水が乾くと死ぬ、または衰弱する。手には親指があり、足には踵がある。相撲が得意でよく人間の子供と遊ぶ。存在する河童絵の3割程度は猿型だが、中には背中の甲羅が書かれていない事もある。春に水辺に下りてきて秋に山へ帰るのもこの種類だと思われ、山童やキジムナーも同一種と推測されるがほぼ日本全土に生息し(ただし、北海道のミンツチが伝承しかないのに対し、九州、五島列島、沖縄などでは近世の目撃が非常に多い)地域差も多少ある模様。また、昭和以降の目撃談では遠目に人間に見えるというのもこの種類と見て間違いない。甲羅を紐で結んでいる絵も多く見受けられる点から甲羅様の道具を蓑の様に使っている人間であるとも考えられる。極稀に甲羅でなく蓑の様な物で背中を覆っている河童の絵もある。また九州地方では人間の歌や落石、倒木、ダイナマイトの爆破音を真似すると言われるが恐らく身を守る亜 Y$@$H;W$o$l$k!#河童の人間の歌を真似た歌は節は奇麗だが言葉は不明であったとされている。



    河童に纏わる言葉

    『画図百鬼夜行』
    ・ 「河童の川流れ」
    : 河童は泳ぎが得意である事から、物事に長けている人でも失敗する事があるという意。
    ・ 「屁の河童
    : 河童はいつも水の中にいる為、屁をしてもあまり勢いがない事から、「取るに足りない事」を「河童の屁」、後に語順が変わった。「木っ端の火」から来たという説もある。
    ・ 「陸(おか)へ上がった河童
    : 河童は水中では能力を十分発揮できるが、陸に上がると力がなくなるとされるところから、力のある者が環境が一変するとまったく無力になってしまうことのたとえ。



    未確認動物としての河童

    河童は未確認動物であるという考え方もある。この視点で見る河童には人間や猿と酷似する種類(哺乳類)と巨大な蛙のような種類(両生類或いは爬虫類)等が存在するらしく、どの種類も背丈は30センチメートルから150センチメートル程度であり、成人した人間を超える事はない。河童の伝承の数だけ全く異なる未知の水棲生物が存在していた可能性も捨てきれない(またそれらが既に絶滅寸前のニホンカワウソと同じ環境に生息している事実は河童もまた絶滅種もしくは絶滅寸前なのかもしれない)。また爬虫類形態は昭和頃の目撃例では皿や甲羅がない個体が多く、宇宙人の典型的外形となったグレイ (宇宙人)|グレイと酷似する為、目撃者がグレイと誤認したのではないかと見られる事例が「新耳袋」に掲載されている。河童はアメリカのドーバーデーモンや蛙\xA1 CK!"%A%e%Q%+%V%i!"$^$?%"%/%"@b$N=m86?M$H$bFCD'$,N`;w$7$F$$$k!#>0!"?M4V$N?,>.6L$rH4$$$?$j!"5mGO$r68$o$;$?$j$9$k$H$$$o$l$k$h$&$J9TF0$K$D$$$F$OUMAでいう河童では分かっていない。茨城県牛久市では河童の目撃情報があり、警察が駆けつけると水銀を含んだ河童の足跡と見られるものが残っていた。江戸時代の書記等にも目撃談が記されている。



    河童を題材とした作品




    [小説]


  • 芥川龍之介『河童 (小説)|河童

  • 火野葦平『石と釘』


    [漫画]


  • 水木しげる『河童の三平』

  • 石川優吾『カッパの飼い方』

  • 清水崑『かっぱ天国』

  • 花輪和一『天水』

  • 鈴菌カリオ 『Sillyなコダマ!!』


    [TV番組]


  • 河童の三平 妖怪大作戦(東映)

  • 『かっぱまき』

  • まんが日本昔ばなし『河童のくれた妙薬』『河童の雨乞い』



    [映画]


  • 河童 KAPPA』(石井竜也監督)

  • 『大巨獣ガッパ』(日活)

  • 河童のクゥと夏休み』(原恵一監督)

  • 河童 (小説)|河童』(秋原正俊)


    [CM]


  • 黄桜:清水崑(初代)、小島功(二代目)原画によるアニメーション

  • キンチョウリキッド(大日本除虫菊):山瀬まみが河童の着ぐるみで出演

  • ソフレ(ツムラ):篠原涼子が河童のパペットと掛け合い。

  • ディーシーカード|DCカード:中井貴一が河童、タヌキの着ぐるみと掛け合い。


    [キャラクター]


  • カータン:フジテレビジョン|フジテレビ系列で放送された幼児番組「ママとあそぼう!ピンポンパン」にでていた着ぐるみ。大竹宏が演じた。

  • カッパ、かぱちゃん:アランジアロンゾのキャラクター。

  • となりのカッパさんち。:サンリオのキャラクター。

  • いまだにものごいかっぱ:有限会社ハンディが製作したキャラクター。

  • かっぱ君:漫画「伝染るんです。」に登場するかわうその友達。

  • かっぱ河太郎:合羽橋道具街にある像。

  • カッパ姫、カッパ王子、カッパ侯爵、カッパたん:ゲーム「ごきんじょ冒険隊」に登場するキャラクター(カッパ侯爵、カッパたんはモンスターとして登場)。

  • かっぺい、ぱっぴい:阪急かっぱ横丁のマスコット。

  • カッペイ(うんてんしゅ):ゲーム「どうぶつの森」のキャラクター。船乗りで「おいでよ どうぶつの森」では運転手として出てくる。

  • カワワッパ:ゲーム「アヴァロンの鍵」に登場するモンスター。

  • かりんちゃん:岩手県遠野市のイメージキャラクター。

  • かっぱ寿司の社名及びキャラクター

  • かぁたん:漫画「カッパの飼い方」で主人公の「私」が飼っている仔河童

  • 沼野三太:日本放送協会|NHK教育テレビで放送中の人形劇の『バケルノ小学校ヒュードロ組』のキャラクター。堀絢子が演じている。

  • 銀魂の登場人物一覧#天人|海老名:『銀魂』に登場した河童のような姿をした天人(宇宙人)。

  • 沙原くぐる・ちょちょ丸姉妹:ぺとぺとさんに登場する。姉妹だが仲が悪い。

  • 竹田くん・メレちゃん・カウカウくん:フラカッパーのキャラクター。

  • ひまわりっ!のゆすらの彼氏の米澤くん。

  • ペタンコ カパちゃん:マインドウェイブのキャラクター。

  • ぱちゃぽ:日本水泳連盟のマスコットキャラクター。

  • おカッパちゃん:定山渓温泉のマスコットキャラクター。

  • 遠野さん:ながされて藍蘭島のキャラクター

  • 河城 にとり:東方Projectのキャラクター

  • ノホホ、青木さん:pop'n musicのキャラクター


    [音楽]


  • 河童ばやし:うしくかっぱ祭りテーマ曲。作詞:中島清治、作曲:福田正、歌:鎌田英一。

  • かっぱまきマキ:作詞・作曲:TAMAYO、歌:濱田マリ|河童巻。

  • かっぱが川辺でわっしょいしょい:作詩・作曲・歌:蜂谷清香

  • 芥川龍之介の河童:東方風神録BGM。作曲:ZUN(上海アリス幻樂団)

  • 河童をどり:作詞・作曲:瞬火、歌:陰陽座。陰陽座の5thアルバム「夢幻泡影」に収録。

  • 河童ブギウギ:作詞:藤浦洸 作曲・編曲:浅井挙曄 美空ひばりのデビュー曲。



    河童に由来する地名


  • 合羽橋(東京)

  • カッパ淵(遠野市)



    牛久沼と小川芋銭

    茨城県の牛久沼には、「悪さをする河童を捕まえ松の木に括り付けたが、改心したので逃がしてやると、河童が草刈りをしてくれた」、「河童の手を拾って河童に返したところ、河童が万能の膏薬の作り方を教えてくれた」等、河童にまつわる伝説が多く残っている。生涯の殆どを牛久沼のほとりで暮らした日本画家の小川芋銭は、河童を好み多数の河童の絵を残した事から『河童の芋銭』として知られている。
    晩年には画集『河童百図(1938年)』を出版している。



    脚注・出典




    関連項目


  • 日本の妖怪一覧

  • 未確認動物

  • 自然霊

  • 水妖

  • 肥薩線#ディーゼル快速「九千坊号」|肥薩線 ディーゼル快速「九千坊号」

  • メドチ

  • 禰々子

  • かっぱえびせん

  • 遠野物語
      大橋一輝



    外部リンク


  • UshiQネット 小川芋銭記念館:小川芋銭が描いた河童の絵が多数紹介されている。

  • 各地の河童の話:「小説家隆慶一郎(脚本家池田一朗)公式サイト」より


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    2008年04月23日

    妖怪[産女]

    妖怪事典産女


    産女(うぶめ)は、妊婦の妖怪。憂婦女鳥とも表記する。死んだ妊婦をそのまま埋葬すると、「産女」になるという概念は古くから存在し、多くの地方で子供が産まれないまま妊婦が産褥で死亡した際は、腹を裂いて胎児を取り出し、母親に抱かせたり負わせたりして葬るべきと伝えられている。胎児を取り出せない場合には、人形を添えて棺に入れる地方もある。



    バリエーション

    画)
    唐の『酉陽雑俎』前集巻16および北宋の『太平広記』巻462に載せる「夜行遊女」は、人の赤子を奪うという夜行性の妖鳥で「或言産死者所化(或いは産死者の化せる所なりと言う)」とされる。日本では、多くは血に染まった腰巻きを纏い、子供を抱いて、連れ立って歩く人を追いかけるとされる。『百物語評判』(「産の上にて身まかりたりし女、その執心このものとなれり。その形、腰より下は血に染みて、その声をば、れうれうとなくと申しならはせり」)、『奇異雑談集』(「産婦の分娩せずして胎児になほ生命あらば、母の妄執は為に残つて、変化のものとなり、子を抱きて夜行く。その赤子の泣くを、うぶめ啼くといふ」)、『本草綱目』、『和漢三才図絵』などでも扱われる。産女が血染めの姿なのは、かつて封建社会では家の存続が重要視されていたため、死んだ妊婦は血の池地獄に堕ちると信じられていたことが由来とされる京極夏彦・多田克己 『妖怪図巻』 国書刊行会、2000年、151頁。。長崎県では「ウンメ」ぁ H8@$$!" 若い人が死ぬとなるとも伝えられ、宙をぶらぶらしたり消えたりする、不気味な青い光として出現する。茨城県では、「姑獲鳥(うぶめどり)」または「ウバメトリ」と呼ばれる妖怪が伝えられ、よく他人の子を攫い、育てて我が子とする。また我が子の着物と思ってその着物に乳、もしくは血を垂らして印を付けるが(この習性は『酉陽雑俎』の「夜行遊女」の記載と全く同じ)、それには毒があり、やがて子供は「無辜疳(むこかん)」と呼ばれる病にかかる。鬼神の類である為、人の魂魄を喰らい、七、八月の夏の夜に飛んで人を惑わすという。別名を夜行遊女、天帝少女、乳母鳥、鬼鳥ともいう。「姑獲鳥」の名前に見える様に、人間の魂の象徴である鳥として表現されることが多いが、瑞兆としての鳥ではなく、むしろ鵺(ヌエ)と同じ凶鳥としての色彩が強い。清浄な火や場所が、女性を忌避する傾向は全国的に見られるが、殊に妊娠に対する穢れの思想は強く、鍛冶火や竈火は妊婦を嫌う。関東では、出産時に俗に鬼子と呼ばれる産怪の一種、「産怪#血塊|ケッカイ(血塊と書くが、結界の意とも)」 が現れると伝えられ、 出産には屏風を\xA1 $a$0$i$;!"%1%C%+%$$,1o$N2<$K6n$19~$`$N$rKI$0!#6n$19~$^$l$k$H;:! IX$NL?$, 4m$J$$$H$$$&!#2,;38)$G$bF1MM$K!"7A$O55$K;w$FGXCf$KL,LS$,$"$k!V;:2x#オケツ|オケツ」なるものが存在し、胎内から出るとすぐやはり縁の下に駆け込もうとする。これを殺し損ねると産婦が死ぬと伝えられる。長野県下伊那郡では、「産怪#血塊|ケッケ」という異常妊娠によって生まれる怪獣が信じられた。これは、現実問題として堕胎をある種肯定する機能を持っていたと思われるが、妊娠によって生じる穢れそのものでもあり、子を孕むということは、胎児だけではなく、その他の「モノ」を孕むことも意味し、産によって初めて人間と産土神と関連する「モノ」が分離すると考えるべきである。佐渡島の「ウブ」は、嬰児の死んだ者や、堕ろした子を山野に捨てたものがなるとされ、大きな蜘蛛の形で赤子のように泣き、人に追いすがって命をとる。履いている草履の片方をぬいで肩越しに投げ、「お前の母はこれだ」と言えば害を逃れられるという。また、よく知られる様に、「水子」は激しく祟るとされる。ウブも水子も、生まれなかった怨念で祟るとされるが、必ずしも生に対する執着心によってのみ化けるのではなく、出産と同時に落ちるべき「モノ」ぁ rJq4^$7$?$^$^;`$L$3$H$r!"$`$7$mLdBj$K$7$?$N$G$O$J$$$+$H;W$o$l$k!#;:js$G;`K4$9$kG%IX$b$^$?!"=P;:$H$$$&c4$N5!2q$rF@$J$+$C$?0Y$K!"^UFY$rBNFb$KJq4^$9$k!#=>$C$F!"産女の抱く赤子は、穢れや渾沌の表象であり、これを手渡されるということは、産まれた時に分離したモノと再び融合すること、すなわち死ぬことになる。しかし、逆にこの渾沌を再び駆逐すれば、更なる知に通じる事にもなる。波間から乳飲み児を抱えて出、「念仏を百遍唱えている間、この子を抱いていてください」と、通りかかった郷士に懇願する山形大蔵村の産女の話では、女の念仏が進むにつれて赤子は重くなったが、それでも必死に耐え抜いた武士は、以来、怪力に恵まれたと伝えられている。この話の姑獲女は波間から出てくる為、「濡女」としての側面も保持している。鳥山石燕の『画図百鬼夜行』では、両者は異なる妖怪とされ、現在でも一般的にそう考えられてはいるが、両者はほぼ同じ存在であると言える。怨霊となった女性は、基本的にはウブメの性質を継承しており、悲哀ぁ r46$8$5$;$k$=$NB8:_$O!"8e@$!"9>8M$N2x4q>.@b$J$I$KEP>l$9$k1eNn$! ?$A$K7Q> 5$5$l!"9>8M$N88A[J83X$K1F6A$r$"$?$($?!#



    脚注・出典




    関連項目


  • 姑獲鳥の夏(うぶめのなつ) - 京極夏彦著

  • 日本の妖怪の一覧

  • ゲゲゲの鬼太郎 - 赤ん坊をさらう鳥の妖怪として登場した。

  • ウルトラマンダイナ - 作中に産女をモデルにした鳥の怪獣が登場した。

  • 仮面ライダー響鬼-鳥と魚を併せた様な姿の産女が登場した。

  • 大神 - 敵妖怪として登場。鶴が着物を着た様な外見で表現された。


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    2008年04月21日

    妖怪[海坊主]

    妖怪事典海坊主


    『東海道五十三対 桑名』の海坊主
    「せん中のくわい海坊主」の絵札
    海坊主(うみぼうず)は、海に住む妖怪。海の怪異。「海法師(うみほうし)」、「海入道(うみにゅうどう)」と呼ばれるものも含まれる。



    概要

    海に出没し、多くは夜間に現れ、それまでは穏やかだった海面が突然盛り上がり黒い坊主頭の巨大なものが現れて、船を破壊するとされる。大きさは多くは数メートルから数十メートルで草野巧 『幻想動物事典』 新紀元社、1997年、47頁。、かなり巨大なものもあるとされるが、比較的小さなものもいると伝えられることもある。船幽霊のそれと共に、幻覚談が語り伝えられたものと思しいものが多く、両者の区別は明らかではない。杓子を貸せと言って、船を沈めに来る船幽霊と海坊主とは同じとされることもある。しかし、概して船幽霊が時化と共に出現するのに対して、海坊主の出現には海の異常が伴わないこともあり(その場合は、大抵海坊主を見てから、天候が荒れ始める、船が沈むといった怪異が訪れる)、その為、何か実際に存在するものを見誤ったという可能性が指摘されている。誤認したものの正体は\xA1 3$$N@8J*$NB>!"F~F;1@$dBgGH$J$I<+A38=>]$J$I$,5s$2$i$l$F$$$k。また、海坊主は、裸体の坊主風なものが群れをなして船を襲うと言われる事が多く、船体や櫓に抱きついたり、篝火を消すといった行動をとる。時に「ヤアヤア」と声をあげて泳ぎ、櫓で殴ると「アイタタ」などと悲鳴をあげるという。備讃灘に多いぬらりひょん|ヌラリヒョンは、頭大の玉状のもので、船を寄せて浮かんでいるところを取ろうとすると、ヌラリと外れて底に沈み、ヒョンと浮いてくる。これを何度も繰り返して人をからかうという。これらは、鳴き声からして、アザラシやイルカ、可能性の高いものとしてクジラなどの海洋動物が正体であると考えてよいであろう。青森県下北群東通村尻屋崎では、フカに喰われた人間が「モウジャブネ」になるという。味噌を水に溶かして海に流すと除けられる。 静岡県賀茂郡で語られる「ウミコゾウ」は、目の際まで毛をかぶった小僧で、釣り糸を辿って来て、にっこり笑ったという。また蒙古高句麗と当てる紀州神子浜の鼬に似た「モクリコクリ」という小獣\xA1 $O!";07n;0F|$O;3$K!"8^7n8^F|$O3$$K=P!"?M$N7A$@$,?-=L<+:_!"8=$l! $F$O>C$( !"G~H*$GLk$/$k?M$N?,$rH4$/$H$$$&!#%/%i%2$N$h$&$J7A$G!"3$>e$r72$l$FI:$&$H$b$$$&!#LX8E=1Mh$N;~!"?e;`$7$?Nn:2$H8@$o$l$F$*$j!"LX8E9b6gNo$NEv$F;z$,$"$k$,!"$3$N>l9g!"5*=#$K8=$l$k$H$$$&;v多田克己 『幻想世界の住人たち IV 日本編』 新紀元社、1990年、163頁。。寛政時代の随筆『閑窓自語』によれば、和泉貝塚(現・大阪府貝塚市)では海坊主が海から上がって3日ほど地上にいたとあり、海に帰るまでの間は子供は外に出ないよう戒められていたという。随筆『雨窓閑話』では桑名藩|桑名(現・三重県)で、月末は海坊主が出るといって船出を禁じられていたが、ある船乗りが禁を破って海に出たところ海坊主が現れ「俺は恐ろしいか」と問い、船乗りが「世を渡ることほど恐ろしいことはない」と答えると、海坊主は消えたという村上健司 『妖怪事典』 毎日新聞社、2000年、62頁。。同様に月末には「座頭頭(ざとうがしら)」と呼ばれる盲目の坊主が海上に現れるという伝承もあり、人に「恐ろしいか」と問いかけ、「怖い」「助けてくれ」などと言って怖がっていると「月末に船を出すものではない」と言って消えるという千葉幹夫 『妖怪お化け雑学事典』 講談社、1991年、66福 G!#。『奇異雑談集』では、女性の乗船が禁じられていぁ kA%$KIWI XO"$l$,>h$C$?$H$3$m!"3$$GBgMr$H6&$K海坊主が現れ、船主は竜神の怒りに触れた、女が乗ったからだなどと怒り、女が海に飛び込んだところ、海坊主は女を捕まえ、嵐はやんだという。このように海坊主は竜神の零落した姿であり、生贄を求めるともいう岩井宏實 『日本の妖怪百科 2 水の妖怪 絵と写真でもののけの世界をさぐる』 河出書房新社、2000年、36-37頁。。東北地方では漁で最初に採れた魚を海の神に捧げるという風習があり、これを破ると海坊主が船を壊し、船主をさらって行くといわれる海坊主に遭った際には敢えて驚きの声などをあげず、何も見ないふりをしてやり過ごさなければならないという。また、船の荷物の中で最も大切なものを海に投げ込むと助かるともいう海坊主は姿を変えるともいい、宮城県の大島 (宮城県気仙沼市)|気仙沼大島では美女に化けて人間と泳ぎを競ったという話がある。岩手でも同様にいわれるが、誘いに乗って泳ぐとすぐに飲み込まれてしまうという。愛媛県宇和島市では座頭に化けて人間の女を殺したという話がある。また人を襲うという伝承が多い中、宇和島では海坊主を見ると長寿になるという伝承がある。変わった姿の海坊主もいる。和歌山県では「毛見浦の海坊主」なるものが出没したと言う。明治21年(1888年)12月26日「都新聞」によると和歌山県三井寺に大猿のような2.1~2.4m,宗 E$5263kgの! 海坊\xBC gがあがったと言う。茶色い髪、橙色の目をもち鰐の口、腹は魚、尾は海老、鳴き声は牛の様であったと言う笠倉出版「日本世界の未知生物案内」p109,参考



    近年の目撃談

    1971年4月。宮城県牡鹿郡女川町の漁船・第28金比羅丸がニュージーランド方面でマグロ漁をしていたところ、巻き上げていた延縄が突然切れ、海から大きな生物状のものが現れ、船員たちは化け物といって大騒ぎになった。それは灰褐色で皺の多い体を持ち、目は直径15センチメートルほど、鼻はつぶれ、口は見えなかった。半身が濁った海水の中に没していたために全身は確認できなかったが、尾をひいているようにも見えたという。モリで突く準備をしていたところ、その化物は海中へと消えたという。遠洋水産研究所の焼津分室の係員はこの目撃談を聞き、本職の漁師たちが魚やクジラなどの生物を化物と誤認することはないとしている。また目撃談では水面から現れた半身は1.5メートルほどだったといい、全身はその倍以上の大きさと推測されることから、そのような生物は聞いたこともないと話していたという。この怪異談は、毎日新聞の同年7月17日号の新聞記事にも掲載された今野圓輔 『日本怪談集 -妖怪編-』 インタープレイ、2004年、117-118頁。。



    海坊主が登場する創作物語


  • 絵本『ぐりとぐら|ぐりとぐらのかいすいよく』には、海坊主が登場する。本作に登場する海坊主は人間の男の子に似た姿で描写されている。

  • 漫画『赤ずきんチャチャ』海坊主とその妹として2人の海坊主が登場する。巨大で人情に厚い水玉の姿で描かれている。



    脚注・出典




    関連項目


  • 日本の妖怪の一覧


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    2008年04月20日

    妖怪[海坊主]

    妖怪事典海坊主


    『東海道五十三対 桑名』の海坊主
    「せん中のくわい海坊主」の絵札
    海坊主(うみぼうず)は、海に住む妖怪。海の怪異。「海法師(うみほうし)」、「海入道(うみにゅうどう)」と呼ばれるものも含まれる。



    概要

    海に出没し、多くは夜間に現れ、それまでは穏やかだった海面が突然盛り上がり黒い坊主頭の巨大なものが現れて、船を破壊するとされる。大きさは多くは数メートルから数十メートルで草野巧 『幻想動物事典』 新紀元社、1997年、47頁。、かなり巨大なものもあるとされるが、比較的小さなものもいると伝えられることもある。船幽霊のそれと共に、幻覚談が語り伝えられたものと思しいものが多く、両者の区別は明らかではない。杓子を貸せと言って、船を沈めに来る船幽霊と海坊主とは同じとされることもある。しかし、概して船幽霊が時化と共に出現するのに対して、海坊主の出現には海の異常が伴わないこともあり(その場合は、大抵海坊主を見てから、天候が荒れ始める、船が沈むといった怪異が訪れる)、その為、何か実際に存在するものを見誤ったという可能性が指摘されている。誤認したものの正体は\xA1 3$$N@8J*$NB>!"F~F;1@$dBgGH$J$I<+A38=>]$J$I$,5s$2$i$l$F$$$k。また、海坊主は、裸体の坊主風なものが群れをなして船を襲うと言われる事が多く、船体や櫓に抱きついたり、篝火を消すといった行動をとる。時に「ヤアヤア」と声をあげて泳ぎ、櫓で殴ると「アイタタ」などと悲鳴をあげるという。備讃灘に多いぬらりひょん|ヌラリヒョンは、頭大の玉状のもので、船を寄せて浮かんでいるところを取ろうとすると、ヌラリと外れて底に沈み、ヒョンと浮いてくる。これを何度も繰り返して人をからかうという。これらは、鳴き声からして、アザラシやイルカ、可能性の高いものとしてクジラなどの海洋動物が正体であると考えてよいであろう。青森県下北群東通村尻屋崎では、フカに喰われた人間が「モウジャブネ」になるという。味噌を水に溶かして海に流すと除けられる。 静岡県賀茂郡で語られる「ウミコゾウ」は、目の際まで毛をかぶった小僧で、釣り糸を辿って来て、にっこり笑ったという。また蒙古高句麗と当てる紀州神子浜の鼬に似た「モクリコクリ」という小獣\xA1 $O!";07n;0F|$O;3$K!"8^7n8^F|$O3$$K=P!"?M$N7A$@$,?-=L<+:_!"8=$l! $F$O>C$( !"G~H*$GLk$/$k?M$N?,$rH4$/$H$$$&!#%/%i%2$N$h$&$J7A$G!"3$>e$r72$l$FI:$&$H$b$$$&!#LX8E=1Mh$N;~!"?e;`$7$?Nn:2$H8@$o$l$F$*$j!"LX8E9b6gNo$NEv$F;z$,$"$k$,!"$3$N>l9g!"5*=#$K8=$l$k$H$$$&;v多田克己 『幻想世界の住人たち IV 日本編』 新紀元社、1990年、163頁。。寛政時代の随筆『閑窓自語』によれば、和泉貝塚(現・大阪府貝塚市)では海坊主が海から上がって3日ほど地上にいたとあり、海に帰るまでの間は子供は外に出ないよう戒められていたという。随筆『雨窓閑話』では桑名藩|桑名(現・三重県)で、月末は海坊主が出るといって船出を禁じられていたが、ある船乗りが禁を破って海に出たところ海坊主が現れ「俺は恐ろしいか」と問い、船乗りが「世を渡ることほど恐ろしいことはない」と答えると、海坊主は消えたという村上健司 『妖怪事典』 毎日新聞社、2000年、62頁。。同様に月末には「座頭頭(ざとうがしら)」と呼ばれる盲目の坊主が海上に現れるという伝承もあり、人に「恐ろしいか」と問いかけ、「怖い」「助けてくれ」などと言って怖がっていると「月末に船を出すものではない」と言って消えるという千葉幹夫 『妖怪お化け雑学事典』 講談社、1991年、66福 G!#。『奇異雑談集』では、女性の乗船が禁じられていぁ kA%$KIWI XO"$l$,>h$C$?$H$3$m!"3$$GBgMr$H6&$K海坊主が現れ、船主は竜神の怒りに触れた、女が乗ったからだなどと怒り、女が海に飛び込んだところ、海坊主は女を捕まえ、嵐はやんだという。このように海坊主は竜神の零落した姿であり、生贄を求めるともいう岩井宏實 『日本の妖怪百科 2 水の妖怪 絵と写真でもののけの世界をさぐる』 河出書房新社、2000年、36-37頁。。東北地方では漁で最初に採れた魚を海の神に捧げるという風習があり、これを破ると海坊主が船を壊し、船主をさらって行くといわれる海坊主に遭った際には敢えて驚きの声などをあげず、何も見ないふりをしてやり過ごさなければならないという。また、船の荷物の中で最も大切なものを海に投げ込むと助かるともいう海坊主は姿を変えるともいい、宮城県の大島 (宮城県気仙沼市)|気仙沼大島では美女に化けて人間と泳ぎを競ったという話がある。岩手でも同様にいわれるが、誘いに乗って泳ぐとすぐに飲み込まれてしまうという。愛媛県宇和島市では座頭に化けて人間の女を殺したという話がある。また人を襲うという伝承が多い中、宇和島では海坊主を見ると長寿になるという伝承がある。変わった姿の海坊主もいる。和歌山県では「毛見浦の海坊主」なるものが出没したと言う。明治21年(1888年)12月26日「都新聞」によると和歌山県三井寺に大猿のような2.1~2.4m,宗 E$5263kgの! 海坊\xBC gがあがったと言う。茶色い髪、橙色の目をもち鰐の口、腹は魚、尾は海老、鳴き声は牛の様であったと言う笠倉出版「日本世界の未知生物案内」p109,参考



    近年の目撃談

    1971年4月。宮城県牡鹿郡女川町の漁船・第28金比羅丸がニュージーランド方面でマグロ漁をしていたところ、巻き上げていた延縄が突然切れ、海から大きな生物状のものが現れ、船員たちは化け物といって大騒ぎになった。それは灰褐色で皺の多い体を持ち、目は直径15センチメートルほど、鼻はつぶれ、口は見えなかった。半身が濁った海水の中に没していたために全身は確認できなかったが、尾をひいているようにも見えたという。モリで突く準備をしていたところ、その化物は海中へと消えたという。遠洋水産研究所の焼津分室の係員はこの目撃談を聞き、本職の漁師たちが魚やクジラなどの生物を化物と誤認することはないとしている。また目撃談では水面から現れた半身は1.5メートルほどだったといい、全身はその倍以上の大きさと推測されることから、そのような生物は聞いたこともないと話していたという。この怪異談は、毎日新聞の同年7月17日号の新聞記事にも掲載された今野圓輔 『日本怪談集 -妖怪編-』 インタープレイ、2004年、117-118頁。。



    海坊主が登場する創作物語


  • 絵本『ぐりとぐら|ぐりとぐらのかいすいよく』には、海坊主が登場する。本作に登場する海坊主は人間の男の子に似た姿で描写されている。

  • 漫画『赤ずきんチャチャ』海坊主とその妹として2人の海坊主が登場する。巨大で人情に厚い水玉の姿で描かれている。



    脚注・出典




    関連項目


  • 日本の妖怪の一覧


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    2008年04月19日

    妖怪[座敷童子]

    妖怪事典座敷童子


    座敷童子
    座敷童子(ざしきわらし)は、主に岩手県に伝えられる精霊的な存在。岩手県の金田一温泉郷「緑風荘」と「菅原別館」の座敷童子が有名。



    概要

    一般的には、赤面垂髪の5、6歳くらいの小童(童子のことも童女のこともある)で、豪家や旧家の奥座敷におり、その存在が家の趨勢に関ると言われるため、これを手厚く取り扱い、毎日膳を供える家もある。座敷童子は悪戯好きで、夜になると客人のふとんの上にまたがったり枕を返したりするが、見たものには幸運が訪れるといわれる。小さな足跡を灰やさらし粉の上に残し、夜中に糸車をまわす音を立てるともいわれ、奥座敷で御神楽のような音を立てて遊ぶことがある。姿は家の者以外には見えず、子供には見えても、大人には見えないとする説もある。狐持や犬神持に類似した構造を持つが、座敷童子の住んでいることを迷惑がらず、むしろ神として保護し、周囲の人間も座敷童子のいる家に対して一種畏敬の念を持って接する点が、それらとは異なる。座敷童、座敷童衆、座敷ぼっこ、蔵ボッコ、御蔵ボッコ、座敷小僧とも表される。柳田國男の『遠野物語』ぁ d!X@P?@LdEz!Y$J$I$K$h$jCN$i$l$k!#!X1sLnJ*8l!Y$K$O17話・18話に座敷童子の話がある。「この神の宿りたまふ家は富貴自在といふことなり」とのこと。『遠野物語』での表記は「ザシキワラシ」または「座敷ワラシ」。「ザシキワラシは座敷童衆なり」の注がある。『十方庵遊歴雑記』には、岩手県江刺市(現・奥州市江刺区)稲瀬の座敷童子についての記述が見られ、家の土間にいる座敷童子を、「コメツキワラシ」、「ノタバリコ」、「ウスツキコ」等と言い、 奥座敷にいる色の白い最も綺麗な座敷童子を「チョウビラコ」と呼んでいる。 手を出して人を招き、火事、洪水、津波などの災禍を知らせる為、「細手」、「長手」と呼んでいる例もある。 これに類するものに遠州門谷の「座敷坊主」、徳島の「赤しゃぐま|アカシャグマ」、 「クラワラシ」、「倉ぼ\xA1 $C$3|クラボッコ」と呼ばれる、土蔵の中にいる座敷童子も存在する。石川の「枕返し|マクラガエシ」は、ある家の座敷に寝ると、特に二本差しや髭を立て洋服を着て高慢な顔をしたものが泊まると隣室に引き出すという。四国金毘羅宮の、奥の院周辺の家には、夜になると仏壇の中から「アカシャグマ」が出てきたという。アカシャグマとは、赤く染めたクマの毛のことで、これを被った小さな子供のようなものが、家の持ち主の婆さんをくすぐることが毎晩だったという。香川県大川郡白鳥町 (香川県)|白鳥町(現・東かがわ市)に伝わる座敷童子は童女姿で、髪の毛がショボショボに垂れていることから「オショボ」と呼ばれ、家の者には見えないとも家の者のみに見えるともいう多田克己 『幻想世界の住人たち IV 日本編』 新紀元社、1990年、261頁。村上健司 『妖怪事典』 毎日新聞社、2000年、80頁。。『別冊太陽 日本の妖怪』(平凡社)には「オボジョ」の名で同様の妖怪の記述がぁ "$k!#座敷童子の由来は明白でないが、中世から昭和初期までの東北地方には、口減らしの為に新生児を間引いて屋内に埋める風習があり(現代であればもちろん殺人及び死体遺棄である)、その間引かれた子供の霊を祭る信仰を核として、呪術師の使役する役霊、仏教でいう護法童子、 民間でいう心得童子の信仰が加味され、今日に伝わったものと考えられる。この場合、東北地方の蚕神、竈神として祭られる「オクマイサマ」、「おしら様|オシラサマ」と同様、鎮魂信仰としての側面が強い。しばしば小説や映画やドラマの題材になる。文学上の座敷童子について、よくあるモチーフは以下の通り。*子供たちと座敷童子が遊ぶ。その姿は大人には見えない。

  • 子供たちが集まっている。数を数えると一人多いのだが、誰が多いのかわからない。しばらくしてもう一度数を数えると、こんどはちゃんと合っている。さっき多かった一人は座敷童子であろうということになった。



    座敷童子が登場する作品

    漫画

  • うしおととら

  • ゲゲゲの鬼太郎

  • 地獄先生ぬ〜べ〜

  • ちびもの

  • Pの悲劇

  • XXXHOLiC

  • ざしきわらし

  • ACONY

  • 優&魅衣

  • まんが日本昔ばなし

  • ワンダフルデイズ

  • さよなら絶望先生(小森霧は全国座敷童子連盟の会員という設定)

  • 妖怪のお医者さん

  • わらび奇譚

  • 妖逆門

  • 魔人探偵脳噛ネウロ(番外編にてギャグとして登場)
    アニメ

  • キテレツ大百科

  • モノノ怪

  • 妖逆門
    特撮

  • 忍者戦隊カクレンジャー
    小説

  • くらのかみ

  • ぺとぺとさん(和賀八郎。他人の秘密を皆に言いふらす油断大敵の人物。)

  • ユタとふしぎな仲間たち

  • 愛しの座敷童子

  • Missing9〜11巻 座敷童の物語

  • 天井うらのふしぎな友だち

  • 雨ふり花さいた

  • 今日抄 雪女
    映画

  • 河童のクゥと夏休み
    テレビドラマ

  • どんど晴れ
    童話

  • ざしき童子のはなし宮沢賢治
    ゲーム

  • ポケットモンスター(ユキワラシというポケモンは雪童子と座敷童子がモチーフになっていると思われる)

  • 流行り神2



    芸術における座敷童


  • ユタとふしぎな仲間たち|ユタと不思議な仲間たち(劇団四季ミュージカル)



    脚注





    関連項目


  • 日本の妖怪の一覧

  • 仙台四郎

  • 自然霊

  • 座敷童子 (小惑星)

  • 富士見町駅 (鳥取県)|富士見町駅

  • 緑風荘

  • 菅原別館

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    2008年04月18日

    妖怪[馬の足]

    妖怪事典馬の足


    馬の足(うまのあし)とは、夜道を歩いているときに遭遇するといわれる妖怪。馬の足が木の枝に何故かぶら下がっているような姿で出現し、不用意に近づくと蹴り飛ばされるといわれる。福岡県では夜に塀から突き出した木の枝などから現れたという。久留米市原古賀町では夜、エノキ|榎の大木から長さ一丈(約3メートル)の馬の足がぶら下がったという。この木には普段はタヌキ|狸が登って、通行人に砂を振りまいて脅かすといわれたことから、この馬の足も狸の仕業とされる村上健司 『妖怪事典』 毎日新聞社、2000年、58頁。。また山口県の怪談集『岩邑怪談録』によれば、雨の夜、安達氏という家の垣塀から馬の足が突然突き出したという



    脚注・出典




    関連項目


  • 日本の妖怪一覧

  • 厩神

  • 馬憑き

  • さがり (妖怪)|さがり


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    2008年04月17日

    妖怪[産女]

    妖怪事典産女


    産女(うぶめ)は、妊婦の妖怪。憂婦女鳥とも表記する。死んだ妊婦をそのまま埋葬すると、「産女」になるという概念は古くから存在し、多くの地方で子供が産まれないまま妊婦が産褥で死亡した際は、腹を裂いて胎児を取り出し、母親に抱かせたり負わせたりして葬るべきと伝えられている。胎児を取り出せない場合には、人形を添えて棺に入れる地方もある。



    バリエーション

    画)
    唐の『酉陽雑俎』前集巻16および北宋の『太平広記』巻462に載せる「夜行遊女」は、人の赤子を奪うという夜行性の妖鳥で「或言産死者所化(或いは産死者の化せる所なりと言う)」とされる。日本では、多くは血に染まった腰巻きを纏い、子供を抱いて、連れ立って歩く人を追いかけるとされる。『百物語評判』(「産の上にて身まかりたりし女、その執心このものとなれり。その形、腰より下は血に染みて、その声をば、れうれうとなくと申しならはせり」)、『奇異雑談集』(「産婦の分娩せずして胎児になほ生命あらば、母の妄執は為に残つて、変化のものとなり、子を抱きて夜行く。その赤子の泣くを、うぶめ啼くといふ」)、『本草綱目』、『和漢三才図絵』などでも扱われる。産女が血染めの姿なのは、かつて封建社会では家の存続が重要視されていたため、死んだ妊婦は血の池地獄に堕ちると信じられていたことが由来とされる京極夏彦・多田克己 『妖怪図巻』 国書刊行会、2000年、151頁。。長崎県では「ウンメ」ぁ H8@$$!" 若い人が死ぬとなるとも伝えられ、宙をぶらぶらしたり消えたりする、不気味な青い光として出現する。茨城県では、「姑獲鳥(うぶめどり)」または「ウバメトリ」と呼ばれる妖怪が伝えられ、よく他人の子を攫い、育てて我が子とする。また我が子の着物と思ってその着物に乳、もしくは血を垂らして印を付けるが(この習性は『酉陽雑俎』の「夜行遊女」の記載と全く同じ)、それには毒があり、やがて子供は「無辜疳(むこかん)」と呼ばれる病にかかる。鬼神の類である為、人の魂魄を喰らい、七、八月の夏の夜に飛んで人を惑わすという。別名を夜行遊女、天帝少女、乳母鳥、鬼鳥ともいう。「姑獲鳥」の名前に見える様に、人間の魂の象徴である鳥として表現されることが多いが、瑞兆としての鳥ではなく、むしろ鵺(ヌエ)と同じ凶鳥としての色彩が強い。清浄な火や場所が、女性を忌避する傾向は全国的に見られるが、殊に妊娠に対する穢れの思想は強く、鍛冶火や竈火は妊婦を嫌う。関東では、出産時に俗に鬼子と呼ばれる産怪の一種、「産怪#血塊|ケッカイ(血塊と書くが、結界の意とも)」 が現れると伝えられ、 出産には屏風を\xA1 $a$0$i$;!"%1%C%+%$$,1o$N2<$K6n$19~$`$N$rKI$0!#6n$19~$^$l$k$H;:! IX$NL?$, 4m$J$$$H$$$&!#2,;38)$G$bF1MM$K!"7A$O55$K;w$FGXCf$KL,LS$,$"$k!V;:2x#オケツ|オケツ」なるものが存在し、胎内から出るとすぐやはり縁の下に駆け込もうとする。これを殺し損ねると産婦が死ぬと伝えられる。長野県下伊那郡では、「産怪#血塊|ケッケ」という異常妊娠によって生まれる怪獣が信じられた。これは、現実問題として堕胎をある種肯定する機能を持っていたと思われるが、妊娠によって生じる穢れそのものでもあり、子を孕むということは、胎児だけではなく、その他の「モノ」を孕むことも意味し、産によって初めて人間と産土神と関連する「モノ」が分離すると考えるべきである。佐渡島の「ウブ」は、嬰児の死んだ者や、堕ろした子を山野に捨てたものがなるとされ、大きな蜘蛛の形で赤子のように泣き、人に追いすがって命をとる。履いている草履の片方をぬいで肩越しに投げ、「お前の母はこれだ」と言えば害を逃れられるという。また、よく知られる様に、「水子」は激しく祟るとされる。ウブも水子も、生まれなかった怨念で祟るとされるが、必ずしも生に対する執着心によってのみ化けるのではなく、出産と同時に落ちるべき「モノ」ぁ rJq4^$7$?$^$^;`$L$3$H$r!"$`$7$mLdBj$K$7$?$N$G$O$J$$$+$H;W$o$l$k!#;:js$G;`K4$9$kG%IX$b$^$?!"=P;:$H$$$&c4$N5!2q$rF@$J$+$C$?0Y$K!"^UFY$rBNFb$KJq4^$9$k!#=>$C$F!"産女の抱く赤子は、穢れや渾沌の表象であり、これを手渡されるということは、産まれた時に分離したモノと再び融合すること、すなわち死ぬことになる。しかし、逆にこの渾沌を再び駆逐すれば、更なる知に通じる事にもなる。波間から乳飲み児を抱えて出、「念仏を百遍唱えている間、この子を抱いていてください」と、通りかかった郷士に懇願する山形大蔵村の産女の話では、女の念仏が進むにつれて赤子は重くなったが、それでも必死に耐え抜いた武士は、以来、怪力に恵まれたと伝えられている。この話の姑獲女は波間から出てくる為、「濡女」としての側面も保持している。鳥山石燕の『画図百鬼夜行』では、両者は異なる妖怪とされ、現在でも一般的にそう考えられてはいるが、両者はほぼ同じ存在であると言える。怨霊となった女性は、基本的にはウブメの性質を継承しており、悲哀ぁ r46$8$5$;$k$=$NB8:_$O!"8e@$!"9>8M$N2x4q>.@b$J$I$KEP>l$9$k1eNn$! ?$A$K7Q> 5$5$l!"9>8M$N88A[J83X$K1F6A$r$"$?$($?!#



    脚注・出典




    関連項目


  • 姑獲鳥の夏(うぶめのなつ) - 京極夏彦著

  • 日本の妖怪の一覧

  • ゲゲゲの鬼太郎 - 赤ん坊をさらう鳥の妖怪として登場した。

  • ウルトラマンダイナ - 作中に産女をモデルにした鳥の怪獣が登場した。

  • 仮面ライダー響鬼-鳥と魚を併せた様な姿の産女が登場した。

  • 大神 - 敵妖怪として登場。鶴が着物を着た様な外見で表現された。


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    2008年04月16日

    妖怪[餓鬼]

    妖怪事典餓鬼



    餓鬼(がき、サンスクリット語|Skt:Preta、音写:薜茘多=へいれいた)は、仏教において、亡者のうち餓鬼道に生まれ変わったものをいう。Preta とは元来、死者を意味する言葉であったが、後に強欲な死者を指すようになった。六道また十界の1つである。十界のうちでは迷界、三悪道(趣)に分類される。



    概要

    俗に、生前に贅沢をした者が餓鬼道に落ちるとされている。ただし仏教の立場から正確にいえば、生前において強欲で嫉妬深く、物惜しく、常に貪りの心や行為をした人が死んで生まれ変わる世界とされる。しかし大乗仏教では、後々に死後に生まれ変わるだけではなく、今生においてそのような行状をする人の精神境涯をも指して言われるようになった。餓鬼は常に飢えと乾きに苦しみ、食物、また飲物でさえも手に取ると火に変わってしまうので、決して満たされる事がないとされる。極端な飢餓状態の人間と同じように、痩せ細って腹部のみが丸く膨れ上がった姿で描かれる事が多い。また、餓鬼と言う妖怪もおり、人にとりついて空腹状態にしてしまうと言う。「正法念処経」巻16には、餓鬼の住処は2つある。# 人中の餓鬼。この餓鬼はその業因によって行くべき道の故に、これを餓鬼道(界)という。夜に起きて昼に寝るといった、人間と正反対の行動をとる。
    ・ 薜茘多(餓鬼)世界(Preta-loka)の餓鬼。閻浮提の下、500由旬にあり、長さ広さは36000由旬といわれる。しかして人間で最初に死んだとされる閻魔王(えんまおう)は、劫初に冥土の道を開き、その世界を閻魔王界といい、餓鬼の本住所とし、あるいは餓鬼所住の世界の意で、薜茘多世界といい、閻魔をその主とする。余の餓鬼、悪道眷属として、その数は無量で悪業は甚だ多い。



    餓鬼の種類

    餓鬼の種類はいくつかある。「阿毘達磨順正理論」31には、3種×3種で計9種の餓鬼がいると説き、「正法念処経」には36種類の餓鬼がいると説かれる。* 3種の餓鬼(阿毘達磨順正理論31)
    ・ 無財餓鬼、一切の飲食ができない餓鬼。飲食しようとするも炎となり、常に貪欲に飢えている。唯一、施餓鬼供養されたものだけは食することができる。
    ・ 少財餓鬼、ごく僅かな飲食だけができる餓鬼。人間の糞尿や嘔吐物、屍など、不浄なものを飲食することができるといわれる。
    ・ 多財餓鬼、多くの飲食ができる餓鬼。天部にも行くことが出来る。富裕餓鬼ともいう。ただしどんなに贅沢はできても満足しない。
    : 「一に無財鬼、二に少財鬼、三に多財鬼なり。この三(種)にまた各々三(種)あり。無財鬼の三は、一に炬口鬼、二に鍼口鬼、三に臭口鬼なり。少財鬼の三は、一に鍼毛鬼(その毛は針の如く以て自ら制し他を刺すなり)、二に臭毛鬼、三に?鬼なり。多財鬼の三は、一に希祠鬼(常に社祠の中にありその食物を希うなり)、二に希棄鬼(常に人の棄つるを希うて之を食すなり)、三に大勢鬼(大勢大福、天の如きなり)」* 36種の餓鬼(正法念処経16)
    ・ ?身(かくしん)、目や口がなく、私利私欲で動物を殺した者が餓鬼となる。
    ・ 針口(しんこう)、口は針穴の如くであるが腹は大山のように膨れている。
    ・ 食吐(じきと)、人の吐き出したものを食べる。
    ・ 食糞(じきふん)、糞尿を飲食する。
    ・ 無食(むじき)、全身が飢渇の火に包まれて、どんなものも飲食できない。
    ・ 食気(じっけ)、供物の香気だけを食すことができる。
    ・ 食法(じきほう)、飲食の代りに説法を食べる。
    ・ 食水(じきすい)、水を求めても飲めない。
    ・ 希望(けもう)、亡き父母の為に供養されたものしか食せない。
    ・ 食唾(じきた)、人が吐いた唾しか食べられない。
    ・ 食鬘(じきまん)、鬘(かずら、首飾り)を食べる。
    ・ 食血(じきけつ)、生物から出た血だけを食べられる。
    ・ 食肉(じきにく)、肉だけを食べられる。
    ・ 食香(じきこう)、供えられた香の香りだけを食べられる。
    ・ 疾行(しっこう)、墓地を荒らし屍を食べ、人間に災禍をもたらすのが早い。
    ・ 伺便(しべん)、人が排便したものを食し、その人の気力を奪う。
    ・ 地下(じげ)、暗黒の闇である地下に住む。
    ・ 神通(じんつう)、涸渇した他の餓鬼に嫉妬され囲まれ、自己だけが楽をする。
    ・ 熾燃(しねん)、身体から燃える火に苦しむ。
    ・ 伺嬰児便(しえいじべん)、幼児の命を奪う。
    ・ 欲食(よくじき)、人間の場に行き惑わし盗む。
    ・ 住海渚(じゅうかいしょ)、熱水の海辺に住む。
    ・ 執杖(しつじょう)、閻魔王の使いっ走りで、ただ風だけを食べる。
    ・ 食小児(じきしょうに)、幼児を食べる。
    ・ 食人精気(じきにんしょうき)、人の精気を食べる。
    ・ 羅刹(らせつ)、人を襲い殺害して食べる。
    ・ 火爐焼食(かろしょうじき)、燃え盛る炉心の中で残飯を食べる。
    ・ 住不浄巷陌(じゅうふじょうこうはく)、不浄な場所に住む。
    ・ 食風(じきふう)、風だけを食べる。
    ・ 食火炭(じきかたん)、焼いて炭になった屍を食べる。
    ・ 食毒(じきどく)、夏の猛暑、冬の極寒に責められ毒だけを食べて生死を繰り返す。
    ・ 曠野(こうや)、猛暑の中、水を求めて野原を走り回る。
    ・ 住塚間食熱灰土(じゅうちょうかんじきねつかいど)、屍を焼いた熱い灰や土を食べる。
    ・ 樹中住(じゅちゅうじゅう)、樹木の中に閉じ込められ、蟻や虫を食す。
    ・ 四交道(しきょうどう)、四つ角に住み、そこに祀られる食べ物だけを食べられる。
    ・ 殺身(せっしん)、熱い鉄を飲まされて大きな苦悩を受ける。



    餓鬼への供養

    そんな餓鬼に施しを与えて鎮める方法がある。お地蔵さんの足元へ水やお粥を供え、
    お経をあげると餓鬼に飲ませたり食べさせたりできる。これを行うと、とりつかれても飢えが鎮まる。



    俗語の転用

    また、子供は貪るように食べることがあるため、その蔑称・俗称として餓鬼(ガキ)が比喩的に広く用いられる。



    関連項目


  • 六道

  • 餓鬼(施餓鬼会、施餓鬼供養)

  • 餓鬼憑き



    外部リンク

    餓鬼


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    2008年04月15日

    妖怪[窮奇]

    妖怪事典窮奇


    窮奇とは、
    ・ (かまいたち)日本の甲信越地方に多く伝えられる妖怪の一種。つむじ風に乗って現れ、鎌のような両手の爪で人に切りつける。鋭い傷を受けるが、痛みはない。
    ・ (きゅうき)中国の神話に登場する怪物の一つ。四凶の一つとされる。
    以下、それぞれについて解説する。



    日本の窮奇(かまいたち)
    窮奇(かまいたち、鎌鼬とも書く)は、甲信越地方に多く伝えられる魔風の怪。元来は「構え太刀」の訛りであると考えられているが、鳥山石燕の『画図百鬼夜行』「陰」の「窮奇」に見られるように、転じてイタチの妖怪として描かれ、今日に定着している。根岸鎮衛の著書『耳袋』にも、かまいたちに襲われた子供の背中に一面に獣の足跡が残されていたとある多田克己 『幻想世界の住人たち IV 日本編』 新紀元社、1990年、212-213頁。。鎌鼬、鎌風は冬の季語でもある。『和漢三才図絵』には、イタチも魔物の一種として扱われており、群れると不吉で、夜中に火柱を起こし、\xA1 $=$l$,>C$($k=j$K$O2P:R$,5/$-$k$H$5$l$F$$$k!#$^$?!"%$%?%A$O8e5S$GN)$A!"?M$N4i$r8+$D$a$k$3$H$,$"$k$,!"$3$N$H$-!"%-%D%M$HF1$8$/H}LS$NK\?t$r?t$(?M$rqY$9$H8@$o$l$k$3$H$+$i!"!V$+$^$$$?$A!W$O%$%?%A$NMENO$H!V9=$(B@Ea!W$N8l46$,:.F1$5$l$F=PMh>e$,$C$?8l7A$G$"$m$&$H9M$($i$l$k!#$?$@$7!"]$,2>$K、この風怪のイメージそのものは、何よりもそれを説明するために生まれたと考えるのが妥当だろう。


    [かまいたちの伝承]

    人を切る魔風は、中部地方|中部・近畿地方やその他の地方にも伝えられる。特に雪国地方にこの言い伝えが多く、旋風そのものを「かまいたち」と呼ぶ地方もある。寒風の吹く折等に、転んで足に切り傷のような傷を受けるものをこの怪とする。信越地方では、かまいたちは悪神の仕業であるといい、暦を踏むとこの災いに会うという俗信がある。越後七不思議の一つにも数えられる。東北地方ではかまいたちによる傷を負った際には、古い暦を黒焼きにして傷口につけると治るともいわれた村上健司 『妖怪事典』 毎日新聞社、2000年、115頁、352-353頁、364-365頁。。飛騨国|飛騨の丹生川流域では、この悪神は3人連れで、最初の神が人を倒し、次の神が刃物で切り、三番目の神が薬をつけていくため出血がなく、また痛まないのを特色とするのだと伝えられる。この三神は親子、兄弟のイタチであると考える地方もある。奈良県吉野郡地方でも、人の目に見えないかまいたちに噛まれると、転倒し、血も出ないのに肉が大きく口を開くという。愛知県東部では管狐|飯綱とも検 F$P$l!"$+$D$FHS9K;H$$$,Do;R$KHS9K$NIu$8J}$r65$($J$+$C$?$?$a!"F($2$?HS9K$,@8$-7l$r5[$&$?$a$K@{Iw$K>h$C$F?M$r=1$&$N$@$H$$$&。かまいたちによる傷で出血がないのは、血を吸われたためともいう。また北陸地方の奇談集『北越奇談』では、かまいたちは鬼神の刃に触れたためにできる傷とされている。このように各地に伝承されるかまいたちは、現象自体は同じだが、その正体についての説明は一様ではない。江戸期の『古今百物語評判』によれば「都がたの人または名字なる侍にはこの災ひなく候。」とある。鎌鼬にあったなら、これに慣れた薬師がいるので薬を求めて塗れば治り、死ぬことはない。北は陰で寒いので物を弱らす。北国は寒いので粛殺の気が集まり風は激しく気は冷たい。それを借りて山谷の魑魅がなす仕業と言われている。都の人などがこの傷を受けないのは邪気は正気に勝てぬと言う道理にかなった事だと言う。近代(寺田寅彦がエッセイで触れているので大正時代あたりからか?)には、旋風の中心に出来る真空または非常な低圧により皮膚や肉が裂かれる現\xA1 >]$H@bL@$5$l$?!#$3$NCN<1$O0l8+2J3XE*$G$"$C$?$?$a$K0lHL$K9-$/?;! F)$7!"F| K\$NL!2h$d%"%K%a!<%7%g%s$K$O!"$7$P$7$P@{Iw$K$h$C$FJ*BN$r%+%C%?!<$N$h$&$K@Z$jNv$/I=8=$,8+fIW$JAH?%$G$"$j!"?MBN$rB;=}$9$k$[$I$N5$05:9$,@{Iw$K$h$C$F@8$8$k$3$H$OJ*M}E*$K$b9M$($i$l$:!"$5$i$K!"$+$^$$$?$A$NH/@8$9$k>u67$G?M4V$NHiIf0J30$NJ*!J0aI~$d<~0O$NJ*IJ!K$,@Z$i$l$F$$$k$h$&$J;v>]$bJs9p$5$l$F$$$J$$!#$3$l$i$NM}M3$+$i!"8=:_$G$O5!3#E*$JMW0x$K$h$k$b$N$G$O$J$/!"HiIfI=LL$,5$2=G.$K$h$C$F5^7c$KNd$d$5$l$k$?$a$KAH?%$,JQ@-$7$FNv$1$F$7$^$&$H$$$C$?$h$&$J@8M}3XE*8=>]$G$"$k$H9M$($i$l$F$$$k!#$+$^$$$?$A$NEA>5$,@c9q$KB?$$$3$H$b!"$3$N@b$rN"IU$1$k!#=t309q$NJ88%$d5-O?$K$O!"F|K\$N$+$^$$$?$A$KN`$9$k8=>]$O$[$H$s$I8+$i$l$J$$!#IpB"9q|武蔵地方・神奈川県で「鎌風(カマカゼ)」、静岡県で「アクゼンカゼ」と呼ばれる。また、性質を異にするが、「堤馬風(ダイバカゼ)」と呼ばれる、人間を殺傷する魔風の伝承が存在する地方もある。山口県豊浦郡でいう「ヤマミサキ」は、深山に出る怪で、人の生首の形をして落ち葉の上を車のように飛んだりする魔風である。人がその風に会うと大熱を起こすと\xA1 8@$o$l!"Gk;TAjEg$G$O!"$=$N@5BN$O;`8e$K9T$->l$N$J$$!"Iw$K$J$C$F$5$^$h$C$F$$$kK4Nn$G$"$k$H$$$&!#$^$?33$G;`$s$@?M$dFqGK。奄美大島では、盆近くに墓道等で、生温かい風が掠めて悪寒がし、家に帰って着物を脱いでみると、身体のどこかに斑紋が出来ていることがあるという。間もなく高熱が出るが、ユタに祓いをしてもらわなければならないとされる。



    中国の窮奇(きゅうき)

    窮奇(きゅうき、Qi?ng-j?)は、中国神話に登場する怪物の一つ。四凶の一つとされる。前足の付け根に翼を持ったトラの姿をしており、空を飛ぶ。ひねくれた性格をしており、人が喧嘩していると正しいことを言っている方を食べ、悪人がいると獣を捕まえてその者に贈るという。山海経の「海内北経」では人食いの翼をもったトラと説明しているが、「西山経」四の巻では、ハリネズミの毛が生えた牛と説明している。



    かまいたちの登場する作品


  • 顎十郎捕物帳

  • うしおととら

  • 怪奇大作戦

  • かまいたちの夜

  • 仮面ライダー響鬼

  • ゲゲゲの鬼太郎

  • GS美神 極楽大作戦!!

  • 地獄先生ぬ〜べ〜

  • 銭形平次捕物控

  • NARUTO -ナルト-

  • ブラック・ジャック

  • もっけ


    [現象が攻撃手段として登場する作品]


  • 修羅の門

  • ドラゴンクエストシリーズ(『ドラゴンクエストVI 幻の大地』以降)

  • 爆球連発!!スーパービーダマン

  • バジリスク 〜甲賀忍法帖〜

  • ほうかご百物語

  • ポケットモンスター

  • リングにかけろ

  • るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-

  • ロマンシング サ・ガ、ロマンシング サ・ガ2

  • ONE PIECE



    中国の窮奇が登場する作品


  • 少年陰陽師



    脚注・出典




    関連項目


  • 日本の妖怪一覧

  • 中国の妖怪一覧

  • 四凶



    外部リンク


  • 風の妖怪−カマイタチ・一目連・風の三郎−(三浦佑之)

  • 異界の杜 カマイタチ存疑

  • RDB妖怪版・かまいたち(鎌鼬、窮奇、構太刀)


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    2008年04月14日

    妖怪[大鯰]

    妖怪事典大鯰



    大鯰(おおなまず)は、巨大なナマズの姿をした、日本の伝説の生物一覧|伝説の生物。地下に棲み、身体を揺することで地震を引き起こすとされる。



    外部リンク


  • 鯰を抑えているという言い伝えがある鹿島神宮の要石

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    2008年04月12日

    妖怪[小豆とぎ]

    妖怪事典小豆とぎ


    』竹原春泉画
    小豆とぎ(あずきとぎ)は日本の妖怪。別名、小豆洗い(あずきあらい)ともいう。



    名称の起源

    名称は地域によってアズキトギ、アズキアライ、砂洗いなど様々に呼ばれた。いずれも小豆や砂などを研ぐ音を連想させる名称となっている。




    地域

    山梨県笛吹市境川、藤垈の滝付近、新潟県は糸魚川市|糸魚川、秋田県、群馬県、京都府、東京都、愛媛県など、出没地域は全国多数。



    特徴


  • 川のほとりで「小豆洗おか、人取って喰おか」と歌いながら小豆を洗う。その音に気をとられてしまうと、知らないうちに川べりに誘導され落っことされてしまう。

  • 小豆を磨ぐ「ショキショキ」という音がしたので、「昔はこの辺に小豆とぎという妖怪がいたそうな」と話題にすると、川の方から「今でもおるぞ」という声と歌が聞こえたと伝える。聞いた人のその後は伝えられていない。

  • 糸魚川近辺の海岸は小砂利浜であり、夏にここに海水浴に来る人間が砂浜を歩く「ザクザク」という音が小豆を研ぐ音に酷似していた。

  • 姿を見た者はいない、人間には見えないともいわれる。

  • この小豆とぎの類とされる妖怪に、山中や井戸で米をとぐ音をたてるという長野県北佐久郡の米とぎ婆(こめとぎばば)村上健司 『妖怪事典』 毎日新聞社、2000年、164頁。、夜中に洗濯の音をたてるという静岡県の洗濯狐(せんたくぎつね)多田克己 『幻想世界の住人たち IV 日本編』 新紀元社、1990年、135頁。などがある。



    関連項目


  • 日本の妖怪の一覧



    脚注





    外部リンク


  • 国際日本文化研究センター怪異・妖怪伝承データベース


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    2008年04月10日

    妖怪[馬の足]

    妖怪事典馬の足


    馬の足(うまのあし)とは、夜道を歩いているときに遭遇するといわれる妖怪。馬の足が木の枝に何故かぶら下がっているような姿で出現し、不用意に近づくと蹴り飛ばされるといわれる。福岡県では夜に塀から突き出した木の枝などから現れたという。久留米市原古賀町では夜、エノキ|榎の大木から長さ一丈(約3メートル)の馬の足がぶら下がったという。この木には普段はタヌキ|狸が登って、通行人に砂を振りまいて脅かすといわれたことから、この馬の足も狸の仕業とされる村上健司 『妖怪事典』 毎日新聞社、2000年、58頁。。また山口県の怪談集『岩邑怪談録』によれば、雨の夜、安達氏という家の垣塀から馬の足が突然突き出したという



    脚注・出典




    関連項目


  • 日本の妖怪一覧

  • 厩神

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    2008年04月09日

    妖怪[かしゃんぼ]

    妖怪事典かしゃんぼ


    かしゃんぼ
    カシャンボまたはカシャボとは、紀伊国|紀伊南部(現在の和歌山県)などで伝承される妖怪。



    概要

    山に移り住んだ河童が進化したものとする説が有力。子供程度の背丈で、頭に皿をかぶり、犬はその姿を見ることができるが、人間の目には見えない。人間の唾を嫌うらしい。

    2004年、和歌山県白浜町の田畑で謎の足跡が発見され、カシャンボの仕業と報道された。國學院大學民俗学研究会が1977年に発刊した『民俗採訪』によれば、紀伊では河童の事をゴウライ、あるいは五来法師と呼び、冬の間は山篭りをしておりその間はカシャンボと呼ばれる。



    その他のカシャンボ

    いくつかの文献では、河童以外にもカシャンボとして言及している資料があり、複数の説が存在する。

  • 山姥、ゴウラ
    東洋大学民俗研究会が1981年に発刊した『南部川の民俗』ではカシャンボとは山姥(ヤマンバ)あるいはゴウラ(毛深い人間)の事であると記されている。

  • マヘンのもの
    近畿民俗学会が1985年に発刊した『近畿民俗』では冬は山へ、春は川へ行く移動性の魔物であることが記されている。

  • ドンガス
    郷土研究社が1916年に発刊した『郷土研究』によればドンガスと呼ばれる河童のような妖怪で、旧暦6月7日-6月14日|14日までの間に祗園様に捧げるために人さらいをすると記されている。



    関連項目


  • 日本の妖怪一覧



    外部リンク


  • 国際日本文化研究センター怪異・妖怪伝承データベース

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    2008年04月08日

    妖怪[座敷童子]

    妖怪事典座敷童子


    座敷童子
    座敷童子(ざしきわらし)は、主に岩手県に伝えられる精霊的な存在。岩手県の金田一温泉郷「緑風荘」と「菅原別館」の座敷童子が有名。



    概要

    一般的には、赤面垂髪の5、6歳くらいの小童(童子のことも童女のこともある)で、豪家や旧家の奥座敷におり、その存在が家の趨勢に関ると言われるため、これを手厚く取り扱い、毎日膳を供える家もある。座敷童子は悪戯好きで、夜になると客人のふとんの上にまたがったり枕を返したりするが、見たものには幸運が訪れるといわれる。小さな足跡を灰やさらし粉の上に残し、夜中に糸車をまわす音を立てるともいわれ、奥座敷で御神楽のような音を立てて遊ぶことがある。姿は家の者以外には見えず、子供には見えても、大人には見えないとする説もある。狐持や犬神持に類似した構造を持つが、座敷童子の住んでいることを迷惑がらず、むしろ神として保護し、周囲の人間も座敷童子のいる家に対して一種畏敬の念を持って接する点が、それらとは異なる。座敷童、座敷童衆、座敷ぼっこ、蔵ボッコ、御蔵ボッコ、座敷小僧とも表される。柳田國男の『遠野物語』ぁ d!X@P?@LdEz!Y$J$I$K$h$jCN$i$l$k!#!X1sLnJ*8l!Y$K$O17話・18話に座敷童子の話がある。「この神の宿りたまふ家は富貴自在といふことなり」とのこと。『遠野物語』での表記は「ザシキワラシ」または「座敷ワラシ」。「ザシキワラシは座敷童衆なり」の注がある。『十方庵遊歴雑記』には、岩手県江刺市(現・奥州市江刺区)稲瀬の座敷童子についての記述が見られ、家の土間にいる座敷童子を、「コメツキワラシ」、「ノタバリコ」、「ウスツキコ」等と言い、 奥座敷にいる色の白い最も綺麗な座敷童子を「チョウビラコ」と呼んでいる。 手を出して人を招き、火事、洪水、津波などの災禍を知らせる為、「細手」、「長手」と呼んでいる例もある。 これに類するものに遠州門谷の「座敷坊主」、徳島の「赤しゃぐま|アカシャグマ」、 「クラワラシ」、「倉ぼ\xA1 $C$3|クラボッコ」と呼ばれる、土蔵の中にいる座敷童子も存在する。石川の「枕返し|マクラガエシ」は、ある家の座敷に寝ると、特に二本差しや髭を立て洋服を着て高慢な顔をしたものが泊まると隣室に引き出すという。四国金毘羅宮の、奥の院周辺の家には、夜になると仏壇の中から「アカシャグマ」が出てきたという。アカシャグマとは、赤く染めたクマの毛のことで、これを被った小さな子供のようなものが、家の持ち主の婆さんをくすぐることが毎晩だったという。香川県大川郡白鳥町 (香川県)|白鳥町(現・東かがわ市)に伝わる座敷童子は童女姿で、髪の毛がショボショボに垂れていることから「オショボ」と呼ばれ、家の者には見えないとも家の者のみに見えるともいう多田克己 『幻想世界の住人たち IV 日本編』 新紀元社、1990年、261頁。村上健司 『妖怪事典』 毎日新聞社、2000年、80頁。。『別冊太陽 日本の妖怪』(平凡社)には「オボジョ」の名で同様の妖怪の記述がぁ "$k!#座敷童子の由来は明白でないが、中世から昭和初期までの東北地方には、口減らしの為に新生児を間引いて屋内に埋める風習があり(現代であればもちろん殺人及び死体遺棄である)、その間引かれた子供の霊を祭る信仰を核として、呪術師の使役する役霊、仏教でいう護法童子、 民間でいう心得童子の信仰が加味され、今日に伝わったものと考えられる。この場合、東北地方の蚕神、竈神として祭られる「オクマイサマ」、「おしら様|オシラサマ」と同様、鎮魂信仰としての側面が強い。しばしば小説や映画やドラマの題材になる。文学上の座敷童子について、よくあるモチーフは以下の通り。*子供たちと座敷童子が遊ぶ。その姿は大人には見えない。

  • 子供たちが集まっている。数を数えると一人多いのだが、誰が多いのかわからない。しばらくしてもう一度数を数えると、こんどはちゃんと合っている。さっき多かった一人は座敷童子であろうということになった。



    座敷童子が登場する作品

    漫画

  • うしおととら

  • ゲゲゲの鬼太郎

  • 地獄先生ぬ〜べ〜

  • ちびもの

  • Pの悲劇

  • XXXHOLiC

  • ざしきわらし

  • ACONY

  • 優&魅衣

  • まんが日本昔ばなし

  • ワンダフルデイズ

  • さよなら絶望先生(小森霧は全国座敷童子連盟の会員という設定)

  • 妖怪のお医者さん

  • わらび奇譚

  • 妖逆門

  • 魔人探偵脳噛ネウロ(番外編にてギャグとして登場)
    アニメ

  • キテレツ大百科

  • モノノ怪

  • 妖逆門
    特撮

  • 忍者戦隊カクレンジャー
    小説

  • くらのかみ

  • ぺとぺとさん(和賀八郎。他人の秘密を皆に言いふらす油断大敵の人物。)

  • ユタとふしぎな仲間たち

  • 愛しの座敷童子

  • Missing9〜11巻 座敷童の物語

  • 天井うらのふしぎな友だち

  • 雨ふり花さいた

  • 今日抄 雪女
    映画

  • 河童のクゥと夏休み
    テレビドラマ

  • どんど晴れ
    童話

  • ざしき童子のはなし宮沢賢治
    ゲーム

  • ポケットモンスター(ユキワラシというポケモンは雪童子と座敷童子がモチーフになっていると思われる)

  • 流行り神2



    芸術における座敷童


  • ユタとふしぎな仲間たち|ユタと不思議な仲間たち(劇団四季ミュージカル)



    脚注





    関連項目


  • 日本の妖怪の一覧

  • 仙台四郎

  • 自然霊

  • 座敷童子 (小惑星)

  • 富士見町駅 (鳥取県)|富士見町駅

  • 緑風荘

  • 菅原別館

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    2008年04月07日

    妖怪[酒呑童子]

    妖怪事典酒呑童子


    酒呑童子(しゅてんどうじ)は、京都市|京都と丹波国の国境の大枝(老の坂)に住んでいたとされる鬼の頭領(盗賊であったとも)である。他の呼び名として、酒顛童子、酒天童子、朱点童子と書くこともある。室町時代の物語を集めた『御伽草子』などによると、酒呑童子の姿は、顔は薄赤く、髪は短くて乱れた赤毛、背丈が6m以上で角が5本、目が15個もあったといわれる。彼が本拠とした大枝山|大江山では龍宮のような御殿に棲み、数多くの鬼達を部下にしていたという。



    様々な出生の伝説

    酒呑童子は、一説では越後国の蒲原郡中村で誕生したと伝えられているが、伊吹山の麓で、日本書紀などで有名な伝説の大蛇、八岐大蛇が、スサノオとの戦いに敗れ、出雲国から近江へと逃げ、そこで富豪の娘との間で子を作ったといわれ、その子供が酒呑童子という説もある。その証拠に、父子ともども無類の酒好きであることが挙げられる。他にも、奈良県の白毫寺で夜な夜な人を襲って食べていた稚児が後の酒呑童子だとする説もある村上健司 『妖怪事典』 毎日新聞社、2000年、186頁。


    [ 越後国の酒呑童子出生伝説 ]

    伝教法師(最澄)や弘法大師(空海)が活躍した平安初期(8世紀)に越後国で生まれた彼は、国上寺(新潟県燕市)の稚児となった(国上山麓には彼が通ったと伝えられる「稚児道」が残る)。12, 3歳でありながら、絶世の美少年であったため、多くの女性に恋されたが全て断り、彼に言い寄った女性は恋煩いで皆死んでしまった。そこで女性たちから貰った恋文を焼いてしまったところ、想いを告げられなかった女性の恨みによって、恋文を燃やしたときに出た煙にまかれ、鬼になったという。そして鬼となった彼は、本州を中心に各地の山々を転々とした後に、大江山に棲みついたという。一説では越後国の鍛冶屋の息子として産まれ、母の胎内で16ヶ月を過ごしており、産まれてすぐに歩くことができて5〜6歳程度の言葉を話し、4歳の頃には16歳程度の知能と体力を身につけ、気性の荒さもさることながら、その異常な才覚により周囲から「鬼っ子」と疎まれていたという。『前太平記』によればその後、6歳にして母親に捨てられ、各地を流浪して鬼への道を歩んでいったという多田克己   X88A[@$3&$N=;?M$?$A IV 日本編』 新紀元社、1990年、60頁。


    [ 伊吹山の酒呑童子出生伝説 ]

    大蛇の八岐大蛇と人間の娘との間で生まれた彼は、若くして比叡山に稚児として入って修行することとなったが、仏法で禁じられている飲酒をし、しかも大酒呑みであったために皆から嫌われていた。ある日、祭礼の時に被った仮装用の鬼の面が、祭礼が終了して彼が取り外そうとしたが、顔に吸い付いて取ることができず、やむなく山奥に入って鬼としての生活を始めるようになった。そして茨木童子と出会い、彼と共に京都を目指すようになったといわれている。


    [ 大枝町の酒呑童子伝説 ]

    平安時代から鎌倉時代に掛けて都を荒らした不法ものとしての“鬼”は、現在の京都市西京区、右京区にまたがる大枝町(おおえちょう)(京都市洛西地区)及び隣接する亀岡市篠町王子(大江山という小字がある)に本拠があったとされ、大枝山(大江山)と呼んだ。ここは古くから京都と外界の境界線であると考えられており、通常は酒呑童子が住んだ大江山をこちらに当てる。



    茨木童子との関係

    酒呑童子とともに京都を荒らした大鬼、茨木童子だが、実は彼らの関係も様々な諸説がある。その諸説の中に、実は茨木童子は“男の鬼ではなく、女の鬼だった”という説があり、または酒呑童子の息子、はては彼の恋人だったという説も伝わっている。そして、しばらくしてから酒呑童子と茨木童子は互いの存在を知り、共に都を目指すようになったといわれている。



    日本三大悪妖怪としての酒呑童子

    国艶 江戸時代)
    酒呑童子は日本最強の鬼と言ってよく、玉藻前で有名な白面金毛九尾の狐と、恨みによって大天狗と化した崇徳天皇と並んで、日本三大悪妖怪と謳われるようになった。そして、数ある妖怪の中でも、日本で有名な妖怪としてでも知られるようになった。京都に上った酒呑童子は、茨木童子をはじめとする多くの鬼を従え、大江山を拠点として、しばしば京都に出現し、若い貴族の姫君を誘拐して側に仕えさせたり、刀で切って生のまま喰ったりしたという。あまりにも悪行を働くので帝の命により摂津源氏の源頼光と嵯峨源氏の渡辺綱を筆頭とする頼光四天王により討伐隊が結成され、姫君の血の酒や人肉をともに食べ安心させた上、酒盛りの最中に頼光が神より兜とともにもらった「神便鬼毒酒」という酒を酒呑童子に飲ませて体が動かなくされたうえで寝首を掻かれ成敗された。しかし首を切られた後でも頼光の兜に噛み付いていたといわれている。頼光たちは討ち取った首を京へ持ち機 "$C$?$,!"O7%N:d$GF;C<$NCOB"B:$K!VIT>t$J$b$N$r5~$K;}$A9~$`$J!W$HCi9p$5$l!"$=$l$-$jl$+$iF0$+$J$/$J$C$F$7$^$C$?$?$a!"0lF1$O$=$NCO$Ke$KIB5$$r;}$D?M!9$r=u$1$k$3$H$rK>$s$@$?$a!"BgL@?@$H$7$Fc+$i$l$?$H$b$$$&!#$3$l$,8=:_$G$bO7%N:dF=$K$"$k5$NDL$je$NIB5$$KNn83$"$i$?$+$H$5$l$F$$$k山口敏太郎監修 『本当にいる日本の「未知生物」案内』 笠倉出版社 2005年、173頁。酒呑童子にちなみ、酒をまき祈る 〜老の坂峠 首塚大明神で例祭〜 (亀岡市内) 2008年2月18日閲覧。また京都府の成相寺には、この神便鬼毒酒に用いたとされる酒徳利と杯が所蔵されている宮本幸枝・\xA1 7'C+$"$E$5 『日本の妖怪の謎と不思議』 学習研究社、\xA1 2007$BG/!"34頁。



    創作における酒呑童子




    [ 映画 ]

    酒呑童子、大江山の鬼退治を題材にした映画は、戦前・戦後と数本製作されている。
    中でも、1960年に大映京都で製作された『大江山酒天童子』は、当時の大映オールスターキャストの豪華超大作となっている。

  • 大江山酒天童子(大映 1960年)監督田中徳三 出演長谷川一夫、市川雷蔵、勝新太郎・他


    [ 漫画 ]

    ・ 手天童子
    : 永井豪による伝奇ロマンコミック。アニメ化、小説化もされた。
    : また、永井豪は酒呑童子伝説の原型、酒呑童子のモデルとなった人物、事件の考証を行っており、『闇の宴 酒天童子異聞』として発表している。
    ・ THE MOMOTAROH
    : にわのまことが週刊少年ジャンプで連載していた漫画。イワン・シュテンドルフと名乗って登場する。詳細はTHE MOMOTAROH#オニ一族を参照。
    : この他にも、ジャンプでは梅澤春人が『酒呑☆ドージ』という「酒呑童子をモチーフとした漫画」を連載していた。


    [ 小説 ]

    ・ 『封殺鬼』シリーズ
    : 霜島ケイの小説。酒呑童子(鬼同丸、戸倉聖)は安部清明により改心させられ、雷電(土師高遠、志島弓生)と共に魔を封じている。容姿は普通の人間で、見た目10代末から20代前半。性格は猪突猛進で、考えるより行動派。相棒の雷電とは対照的である。しかし自分のことより他人を大切にし、とても人懐っこい。関西弁で話す。


    [ アニメ ]

    ・ お伽草子_(アニメ)|お伽草子
    : 日本テレビ系アニメ。酒呑童子は朝廷への反乱を画策する熊襲の族長という設定で登場した。大陸との交易で武器をそろえてひそかに九州から遠征、大江山に砦を築き投石器で平安京|都を攻撃したが実際は黒幕の安倍晴明に使い捨ての駒として利用されていた。
    ・ 鎧伝サムライトルーパー
    : 名古屋テレビ放送|Nagoya TV(現メ〜テレ)・サンライズ (アニメ制作会社)|サンライズ制作のテレビ朝日系アニメ。敵の総大将・阿羅醐(アラゴ)直属の四大魔将の一人「鬼魔将・朱天童子」として登場。詳細は鎧伝サムライトルーパー#四大魔将を参照。
    ・ キン肉マン
    : 劇場版第5作『キン肉マン 晴れ姿!正義超人』に悪魔将軍の先祖・朱天童子として登場。江戸時代にタイムスリップしたキン肉マンと対決した。


    [ ゲーム ]

    ・ O・TO・GI 〜御伽〜
    : Xboxのアクションゲーム。主人公は源頼光であり、酒呑童子はそのライバルとして設定されている。また、続編の『O・TO・GI 〜百鬼討伐絵巻〜』(こちらは、源頼光に加えて安部晴明と頼光四天王が主人公となっている)にもゲスト出演を果たしている。
    ・ 桃太郎伝説
    : コンピュータRPG|RPG。酒呑童子はボスキャラの1体として登場する。この作品や続編の新桃太郎伝説では閻魔大王|えんま様に忠誠をちかっており、配下の四天王を始め多くの鬼達から信頼を寄せられており、小細工なしの正々堂々とした戦いを挑むなど従来の悪役というよりも敵役の様なキャラクターになっている。なおこの作品では茨木童子も登場しているが、こちらでは酒呑童子の直属の配下ではなくただのザコキャラとして登場する。一部作品では逆に、茨木童子がボスキャラの1体として、酒呑童子がただのザコキャラとして登場する。
    ・ 天外魔境II 卍MARU
    :コンピュータRPG|RPGPCエンジン/プレイステーション2/ゲームキューブ)。火の一族の末裔の娘「絹」の父として登場する。同作では、根の一族の吹雪御前率いる一団に大江山を攻撃され殺されるが、エンディングで生き返り、そこで初めて登場する。
    ・ 俺の屍を越えてゆけ
    : コンピュータRPG|RPG。朱点童子の名で登場、オープニングムービーにおいて初代主人公の両親を惨殺し、主人公に人との間に子孫を残せない「断種の呪い」と寿命が極端に短くなる「短命の呪い」をかける。



    付記


  • 上記、「越後国の酒呑童子出生伝説」にある新潟県燕市では、よさこい風演舞チーム「酒呑童子」が結成されており、同市の秋期イベント「酒呑童子行列」等にて同伝説をコンセプトにした演舞を披露している。



    脚注・出典




    関連項目


  • 土蜘蛛


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