2008年02月29日

妖怪[妖怪]

妖怪事典妖怪


妖怪(ようかい)とは、人間には理解できない奇怪で異常な現象を象徴する超自然的存在、もしくは常識から逸脱した振る舞いをし不可思議な能力を発揮する伝説上の存在のこと。鬼、天狗、河童など、伝承が数多く残っているため民俗学の分野での研究が進んでいる。古代から現代 (時代区分)|現代に至るまで、時代と共に様々な妖怪が人々の生活の中から生み出されてきた。古い妖怪には、神道の体系に組み込まれなかった古代の神が起源と思われるものもある。
多くは科学が発達しない時代に現象の説明として多く用いられてきた。例えば肛門の開いた水死体が発見された場合に河童が尻子玉を抜いたからだと説明つけるのはその例の一つである。また、山海経の影響を受けた妖怪が登場することなどで、海外から影響を受けたものもいる。
出版文化が発達する江戸時代ごろからは、黄表紙などによって盛んにキャラクターとして使われたり、また駄洒落などによって創作されたものも数多く存在する。鳥山石燕 などがその例であり、現代でも盛んに創作妖怪は作られる。
画題としてもよく描かれ、有名な妖怪を描いた絵師に歌川国芳、月岡芳年、河鍋暁斎、葛飾北斎などがおりまた、狩野派の絵手本としても『百鬼夜行図』が描かれた。現代でも都市伝説、と名を変え、口裂け女、トイレの花子さんのような新たな妖怪が誕生している。
また宇宙人、UFOも一種の妖怪であると考える場合もある。



創作の題材としての妖怪
妖怪は芸術・娯楽の分野で、作品の題材としても数多く扱われてきた。* 鳥山石燕 (1712年-1788年) - 『画図百鬼夜行』の作者。浮世絵師。

  • 上田秋成 (1734年-1809年) - 『雨月物語』の作者。国文学者、小説家。

  • 小泉八雲 (1850年-1904年) - 『怪談』の作者。小説家、英文学者。

  • 水木しげる (1922年-) - 『ゲゲゲの鬼太郎』の作者。漫画家。



    妖怪の学術的研究
    * 柳田国男

  • 井上円了

  • 小松和彦



    関連項目
    * 都市伝説

  • 日本の妖怪の一覧

  • 世界の妖怪の一覧

  • 伝説の生物一覧

  • 民俗学

  • 文化人類学



    参考文献


  • 江馬務著『日本妖怪変化史』

  • 柳田国男著『妖怪談義』講談社[講談社学術文庫]。ISBN 406158135X

  • 小松和彦著『日本妖怪異聞録』小学館[小学館ライブラリー]。ISBN 4094600736

  • 小松和彦著『妖怪学新考――妖怪からみる日本人の心』小学館ライブラリー。ISBN 4094601325

  • 小松和彦編『日本妖怪学大全』小学館。ISBN 4096262080

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    2008年02月28日

    妖怪[馬の足]

    妖怪事典馬の足


    馬の足(うまのあし)とは、夜道を歩いているときに遭遇するといわれる妖怪。馬の足が木の枝に何故かぶら下がっているような姿で出現し、不用意に近づくと蹴り飛ばされるといわれる。福岡県では夜に塀から突き出した木の枝などから現れたという。久留米市原古賀町では夜、エノキ|榎の大木から長さ一丈(約3メートル)の馬の足がぶら下がったという。この木には普段はタヌキ|狸が登って、通行人に砂を振りまいて脅かすといわれたことから、この馬の足も狸の仕業とされる村上健司 『妖怪事典』 毎日新聞社、2000年、58頁。。また山口県の怪談集『岩邑怪談録』によれば、雨の夜、安達氏という家の垣塀から馬の足が突然突き出したという



    脚注・出典




    関連項目


  • 日本の妖怪一覧

  • 厩神

  • 馬憑き

  • さがり (妖怪)|さがり


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    2008年02月27日

    妖怪[産女]

    妖怪事典産女


    産女(うぶめ)は、妊婦の妖怪。死んだ妊婦をそのまま埋葬すると、「姑獲女ウブメ」になるという概念は古くから存在し、多くの地方で子供が産まれないまま妊婦が産褥で死亡した際は、腹を裂いて胎児を取り出し、母親に抱かせたり負わせたりして葬るべきと伝えられている。胎児を取り出せない場合には、人形を添えて棺に入れる地方もある。『百物語評判』「うぶめの事」、『奇異雑談集』「産女の由来の事」などに扱われ、多くは血に染まった腰巻きを纏い、子供を抱いて、連れ立って歩く人を追いかける。長崎県では「ウンメ」と言い、 若い人が死ぬとなるとも伝えられ、宙をぶらぶらしたり消えたりする、気味の悪い青い光として出現する。茨城県では、衣服を夜干しにすると、「ウバメトリ」が、わが子の着物と思ってその着物に乳をしぼるが、それには毒があると伝えられる。ウバメトリの名前に見える様に、人間の魂のシンボルである鳥として表現されることが多いが、瑞兆としての鳥ではなく、むしろ鵺(トラツグミ)と同じ凶鳥としての色彩が強ぁ $!#@6>t$J2P$d>l=j$,!"=w@-$r4wHr$9$k798~$OA49qE*$K8+$i$l$k$,!"$C$F!"8H3M=w$NJz$/@V;R$O!"cR$l$d^UFY$NI=>]$G$"$j!"$3$l$r'$($F$$$k4V!"$3$N;R$rJz$$$F$$$F$/$@$5$$!W$H!"DL$j$+$+$C$?6?;N$K:)4j$9$k;37ABgB"B<$N産女の話では、女の念仏が進むにつれて赤子は重くなったが、それでも必死に耐え抜いた武士は、以来、怪力に恵まれたと伝えられている。この話の姑獲女は波間から出てくる為、「濡女」としての側面も保持している。鳥山石燕の『画図百鬼夜行\xA1 !Y$G$O!"N>5$7$F$*$j!"Ha0%$r46$8$5$;$k$=$NB8:_$O!"8e@$!"$*4d$d$*5F$H$$$C$?9>8M$N1eNn$?$A$K7Q>5$5$l!"9>8M$N88A[J83X$K1F6A$r$"$?$($?!#



    関連する作品


  • 姑獲鳥の夏(うぶめのなつ) - 京極夏彦著

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    2008年02月26日

    妖怪[おとら狐]

    妖怪事典おとら狐


    おとら狐(おとらぎつね)とは、愛知の民話に登場するおとらという娘に取り憑いた狐の妖怪。身上話を人に聞かせるのが大好き。


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    2008年02月25日

    妖怪[蟻鞍の婆]

    妖怪事典蟻鞍の婆


    蟻鞍の婆(ありくらのばば)とは岐阜県高山市で伝承される老婆の姿をした妖怪。



    概要

    不思議な術を使う仙人のような存在として伝承されており、飛騨考古土俗学会が1935年に発刊した『ひだびと』には、「岩瀧の昔話」として小烏山が噴火の予兆を示した際、7日目に祈りを捧げ山の鳴動を止めたり、温泉に馬の爪を投げ入れ、ただの水に変えてしまったりした、というような逸話が残されている。



    外部リンク


  • 国際日本文化研究センター「怪異・妖怪伝承データベース」アリクラノババ

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    2008年02月24日

    妖怪[管狐]

    妖怪事典管狐


    『甲子夜話』)
    管狐(くだぎつね)とは、伝承上・伝説の生物一覧|伝説の生物で、竹管のような細い筒の中に住む、小さく細長い日本の妖怪・妖精・精霊の一種。容姿は、名前の通り狐のような形をしている。別名、飯綱(いづな)、飯綱権現とも言い、新潟、中部地方、東北地方の霊能者や信州の飯綱使い(いづなつかい)などが持っていて、通力を具え、占術などに使用される。飯綱使いは、飯綱を操作して、予言など善なる宗教活動を行うのと同時に、依頼者の憎むべき人間に飯綱を飛ばして憑け、病気にさせるなどの悪なる活動をすると信じられている。狐憑きの一種として語られることもあり、地方によって管狐を有するとされる家は「くだもち」と呼ばれて忌み嫌われた。管狐は味噌が好きで、これに憑かれると人は味噌ばかり食べるようになり、病気の人は食欲が出る。そして、憑かれると管狐の思惟を話すようになる。管狐に竹管から出してほしいとせがまれて竹管から出すと、持ち主の近隣に農作物を不作にする、病人を出す、機の調子を悪くするなどの悪事を働くとされるが、これは西洋で魔女がなすとされる害悪と類似する。日本でも、秀吉が陰陽師狩りをし、河原者、非人として京都の陰陽師を尾張に流した。今でもその部落はあり、それは古文書にも記されている。また、天狗に使役される使い魔なので、これを飼い慣らす事ができれば、大金持ちになることができるとされている。なお、「管狐」の語はイタチ科の動物オコジョの別名としても用いられる。



    関連項目


  • イタコ

  • 陰陽道

  • 祈祷・祈祷師

  • 憑依

  • 犬神

  • 日本の妖怪の一覧

  • イイズナ(イタチの一種)

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    2008年02月23日

    妖怪[窮奇]

    妖怪事典窮奇


    窮奇(かまいたち、きゅうき)は、妖怪の一種。



    日本の窮奇(かまいたち)

    窮奇(かまいたち、鎌鼬とも書く)は、甲信越地方に多く伝えられる魔風の怪。「構え太刀」のなまりであると考えられるが、鳥山石燕の『画図百鬼夜行』「陰」の「窮奇」に見られるように、転じてイタチの妖怪として描かれ、今日に定着している。『和漢三才図絵』には、イタチも魔物の一種として扱われており、群れると不吉で、夜中に火柱を起こし、それが消える所には火災が起きるとされている。また、イタチは後脚で立ち、人の顔を見つめることがあるが、このとき、キツネと同じく眉毛を読んで人を騙すと言われることから、イタチの妖力と「構え太刀」の語感が混同されて出来上がった語訳であろうと考えられている。ただし、次項で触れるような、旋風による負圧が人の肌を裂く現象が実際にあるとすれば、この風怪のイメージそのものは、何よりもそれを説明するために生まれたと考えるのが妥当だろう。


    [窮奇の伝承]

    人を切る魔風は、中部地方|中部・近畿地方やその他の地方にも伝えられ、寒風の吹くおりなどに、転んで足に切り傷のような傷を受けるものをこの怪とする。信越地方では、カマイタチは悪神の仕業であるといい、暦を踏むとこの災いに会うという俗信がある。飛騨国|飛騨の丹生川流域では、この悪神は3人連れで、最初の神が人を倒し、次の神が刃物で切り、三番目の神が薬をつけていくため出血がなく、また痛まないのを特色とするのだと伝えられる。奈良県吉野郡地方でも、人の目に見えないカマイタチに噛まれると、転倒し、血も出ないのに肉が大きく口を開くという。現代では、旋毛風の中心にできる負圧が、肉を裂く現象と説明されている。武蔵国|武蔵地方で「カマカゼ」、静岡県で「アクゼンカゼ」、また、性質を異にするが、「堤馬風(ダイバカゼ)」と呼ばれる、人間を殺傷する魔風の存在する地方もある。山口県豊浦郡でいう「ヤマミサキ」は、深山に出る怪で、人の生首の形をして落ち葉の上を車のように飛んだりする魔風である。人がその風に会うと大熱を起こすと言われ、萩市相島では、死後に行き場のない、風になってさまよっている亡\xA1 Nn$H$$$&!#$^$?33$G;`$s$@?M$dFqGK


    中国の窮奇(きゅうき)

    窮奇(きゅうき、Qi?ng-j?)は、中国の神話に登場する怪物の一つ。四凶の一つとされる。前足の付け根に翼を持ったトラの姿をしており、空を飛ぶ。ひねくれた性格をしており、人が喧嘩していると正しいことを言っている方を食べ、実直な者がいるとその鼻を食べ、悪人がいると獣を捕まえてその者に贈るという。山海経の「海内北経」では人食いの翼をもったトラと説明しているが、「西山経」四の巻では、ハリネズミの毛が生えた牛と説明している。



    関連項目


  • 妖怪

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    2008年02月22日

    妖怪[鬼]

    妖怪事典


    ・日本に伝わる頭に角がある赤や青の肌をした巨人であり伝説の生物一覧|伝説の生物。
    (クェイ)中国では死んだ人間の亡霊のこと。
    ・まるで 1. であるかのような、恐ろしい性格、特定の物事に恐ろしく卓越した能力、などを持つ人間や動物。「重馬場の」(競馬)、「脚」(競輪競技で、まくり戦法を得意とする選手。特に、かつての井上茂徳選手を指す。)、「キックの」(沢村忠)など。
    ・「かくれんぼ」「ごっこ」「だるまさんがころんだ」など特定の遊びで、人を捕まえる役割、後ろにいる人を当てる役割など、他のメンバーとは違う役割を担う人間。「避けるべきもの」のようなイメージで捉えられるため、必死でから脱出して他の一般の中に戻ろうとするところに、を使った遊びの醍醐味がある。
    ・特撮テレビドラマ作品『仮面ライダー響』に登場する変容能力を備えた人間。(→仮面ライダー響# (仮面ライダー)| (仮面ライダー))
    ・仏典での夜叉、餓、羅刹のこと。
    本項では、主に 1.2. について説明する。
    ----
    (おに)は、日本の伝説の生物一覧|伝説上の生き物。
    一般的にという場合、幽霊や悪い精霊などのいわゆる「魑魅魍魎(ちみもうりょう)」の類とされているが、扱いとしては西洋で言う魔女に近い。その他、恐ろしい人をに例えることが多い。




    由来

    「おに」の語はおぬ(隠)が転じたもので、元来は姿の見えないもの、この世ならざるものであることを意味した。そこから人の力を超えたものの意となり、後に、人に災いをもたらす伝説上のヒューマノイドのイメージが定着した。さらに、陰陽思想や浄土思想と習合し、地獄における閻魔|閻魔大王配下の獄卒であるとされた。



    おにの姿

    最も知名度が高い姿は、頭に角と巻き毛の頭髪を具え、口に牙を有し、指に鋭い爪が生え、虎の毛皮の褌を腰に纏い、表面に突起のある金棒を持った大男である。これは、丑の方と寅の方の間の方角(艮:うしとら)を門と呼ぶことによるもので、牛の角と体、虎の牙と爪を持ち、虎の皮を身に付けているとされた。酒呑童子は赤毛で角があり、髭も髪も眉毛もつながっており、手足は熊の手のようであるとされている。
    は元々はこのような定まった姿は持っておらず、語源の「おぬ(隠)」の通り姿の見えないこともあった。まれには、見目麗しい男性の姿で現れて女を誘うことがある。
    現在のの姿は仏教の羅卒が混入したものである。



    具体的な(またはとされた人間)

    なぜか「童子」と呼ばれる者が多い。

  • 酒呑童子(しゅてんどうじ)

  • 茨木童子(いばらきどうじ)

  • ダイダラボッチ(別名 一つ目の神)

  • 嘉隆(くかみよしたか漢字はの字の上の点がないもの くきよしたかは俗名)の座右の銘 故に乗船する安宅船に付いた名が宿−後の日本丸)

  • 牛頭馬頭(ごずめず)

  • 速疾(そくしつき)

  • 独脚(Tokebi)など



    文学

    童話などにも数多く登場する。

  • 一寸法師

  • 桃太郎

  • 泣いた赤

  • 花咲じいさん


    [ 漫画 ]


  • 永井豪作品。しばしば、非情・非論理的な暴力の象徴としてしばしばとりあげ、がストーリーの中心となる作品も数作ある。
    -2889年の反乱-
    手天童子

  • 地獄先生ぬ〜べ〜

  • シャーマンキング




    中国における「

    中国で(クェイ)という場合、死霊、死者の霊魂のことを指す。中国では、直接と呼ぶのはタブーであることから、婉曲して好兄弟ともいう。また日本にもこの思想が入っており、人が死ぬことを指して「籍に入る」などと言う言い方がある他、元来の意味合いと混交したイメージでも捉えられている。従って、中国語で「−」と言う表現は、必ずしも勇猛等を意味しない。戦前の日本軍で、ある将官が「将軍」と渾名され、当人は軍人として誇りにしていたが、実はその痩せた風貌を揶揄したものであったというエピソードがこれを物語る。文禄・慶長の役の際、島津義弘の率いる軍勢を明軍は「石曼子」と言って恐れたとの逸話においても「」はその勇猛さよりも、「神出没」の意味において使用されているものと思われる。また、中国の天文学や占星術としても、朱雀七星宿の一つの『宿』として用いられた。



    関連記事


  • 桃太郎

  • 節分

  • 日本のの交流博物館

  • 二十八宿                 



    外部リンク


  • の研究

  • サミット



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    2008年02月20日

    妖怪[かしゃんぼ]

    妖怪事典かしゃんぼ


    カシャンボとは、紀伊南部で伝承される妖怪。山に移り住んだ河童が進化したものとする説が有力。一本足でぬかるんだ大地に謎の足跡を残す。2004年、和歌山県白浜町 (和歌山県)|白浜町の田畑で謎の足跡が発見され、カシャンボの仕業と報道された。

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    2008年02月19日

    妖怪[木霊]

    妖怪事典木霊



    『画図百鬼夜行』木霊(こだま、木魂)は樹木に宿る精霊、またはその宿った樹木自体を指していう語。前者は山中を敏捷に、自在に駆け回るとされる。山や谷で音が反射して遅れて聞こえる現象である山彦(やまびこ)は、この精霊のしわざであるともされ、木霊とも呼ばれる。後者は外見はごく普通の樹木であるが、切り倒そうとすると祟られるとか、神通力に似た不思議な力を有するとされる。これらの木霊が宿る木というのはその土地の古老が代々語り継ぎ、守るものであり、また、木霊の宿る木には決まった種類があるともいわれる。これらの樹木崇拝は、北欧諸国をはじめとする他の国々にも多くみられる。



    関連項目


  • キジムナー

  • 自然霊

  • 山神

  • 水神

  • 荒魂・和魂

  • 生気論


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    2008年02月18日

    妖怪[天狗]

    妖怪事典天狗


    天狗(てんぐ)#日本の伝説の生物一覧|伝説上の生き物。下記に記す。
    ・将棋の将棋の駒|駒。天狗 (駒)を参照。----
    天狗(てんぐ)は日本の伝説上の生き物。人を魔道に導く魔物。俗に外法様ともいう。



    天狗の由来

     元来は中国の物怪で、流星または彗星の尾の流れる様子を差したり、中国の奇書『山海経』西山経3巻の章莪山の項に、「獣あり。その状狸(山猫を指すと考えられる)の如く、白い首、名は天狗。その声は榴榴の様。凶をふせぐによろし」とあるように天狐、アナグマに例えられた。日本において天狗の言葉が初めてあらわれるのは『日本書紀』で、634年、怪音をたてて空を飛来するもの(かなり地表まで落下した流星か)を、「流星にあらず、これ天狗アマキツネなり」と呼んだという記載がある。平安時代の天狗とは、『山海経』の形状の通り天狐であり、やはり彗星あるいは流星を指した。 今日、一般的に伝えられる、鼻が高く赤ら顔、山伏のような装束に身を包み、一本歯の高下駄を履き、葉団扇を持って自在に空を飛び悪巧みをするといった性質は中世以降のもの(他の邸 76iと区別して、鼻高天狗と呼ばれる)で、本来の天狗とは関連が薄い。これらはむしろ『今昔物語集』に見える、空を駆け、人に憑く「鷹」と呼ばれる魔物や、仏教の、顔は天狗、体は人間で、一対の羽を持つ「天魔」と呼ばれる魔物が直接の原形であろう。この天狗の原型は、恐らく室町初期以降の変化したもので、室町時代成立とされる御伽草紙『天狗の内裏』の、鞍馬寺の鞍馬天狗の容姿が、その初期のものと考えられる。 『平家物語』では、「人にて人ならず、鳥にて鳥ならず、犬にて犬ならず、足手は人、かしらは犬、左右に羽根はえ、飛び歩くもの」とあり、鎌倉時代になると、験力を誇示する天台僧らに、仏教の超越性を証明する為の標的とされ、『是害坊絵巻』を始めとする書物に、天台の僧に戦いぁ rD)$_!"L5;D$KGTB`$9$k天狗 の物語が伝えられるようになる。また、林羅山の『神社考』「天狗論」、また平田篤胤の『古今妖魅考』に、京都市上京区に存在する「白峰神社」の祭神である金色の鳶と化した讃岐院(崇徳上皇)、長い翼を持つ沙門となった後鳥羽上皇、龍車を駆る後醍醐天皇ら、『太平記』に登場する御霊が天狗として紹介される。 天狗は、自慢の権化とされ、鼻が高いのはその象徴である。彼等は総じて教えたがり魔である。中世には、仏教の六道のほかに天狗道があり、仏道を学んでいる為地獄に堕ちず、邪法を扱うため極楽にも行けない無限地獄とされた。 後白河天皇の異名。



    天狗の種類

    天狗の種類としては、天狗として世にあだなし、業尽きて後、再び人身を得ようとする「波旬」、自尊心と驕慢を縁として集う「魔縁」と呼ばれる存在がある。またその伝承も各地に伝わっており、変わったものとして、紀州に伝わる、山伏に似た白衣を着、自由自在に空を飛ぶ「空神」、岩手県南部では「スネカ」、北部では「ナゴミ」「ナゴミタクリ」という、小正月に怠け者のすねにできるという火まだらをはぎとりに現われる天狗などが伝えられる。姿を見た者はいないが、五月十五日の月夜の晩に太平洋から飛んでくる「アンモ」もこの類で、イロリにばかりあたっている怠け童子の脛には、茶色の火班がついているので、その皮を剥ぎにくるという。弱い子供を助けてくれ、病気で寝ている子はアンモを拝むと治るという。静岡県大井川では、『諸国里人談』に、一名を「境鳥」といい、顔は人に似て正面に目があり、翼を広げるとその幅約6尺、人間と同じような容姿、大きさで、嘴を持つ「木葉 B天狗」が伝えられており、夜更けに川面を飛び交い魚を取っていたと記されている。また、鳥のくちばしと翼を持った鳥類系天狗の形状を色濃く残す「烏天狗」は有名である。有名な是害坊天狗などもこの種で、多くの絵巻にその姿が残されている。信仰の対象となる程の大天狗には名が付いており、愛宕山の太郎坊、鞍馬山の僧正坊、比良山の次郎坊の他、比叡山法性坊、英彦山豊前坊、富士山太郎坊、白峰山相模坊、鞍馬山の鬼一法眼(鬼一法目)等が知られる。滋賀県高島郡では「グヒンサン」と言い、大空を飛び、祭見物をしたという。高島町大溝に火をつけにいったが、隙間がなくて失敗したという話が伝わっている。奄美大島でも、山に住む「テンゴヌカミ」が知られ、大工の棟梁であったが、嫁迎えのため六十畳の家を一日で作るので藁人形に息を吹きかけて生命を与えて使い、董 s@i?M$r;3$K!"Fs@i?M$r3$$K5"$7$?$H8@$&!#0&I28)@PDJ;3$G$O!"O;:P$! NCK$N;R$ ,;3D:$G$$$J$/$J$j!"$$$m$$$mC5$7$?$,8+$D$+$i$:!"$d$`$J$/2H$K5"$k$H!"$9$G$K;R6!$OLa$C$F$$$?!#;R$KJ9$/$H!";3D:$Nc,$NN"$G>.JX$r$7$F$$$k$H!"??$C9u$$BgCK$,=P$F$-$F;R6!$r$?$7$J$a!"!VAw$C$F$"$2$k$+$iL\$r$D$V$C$F$*$$$G!W$H8@$$!"5$$,$D$/$H<+J,$N2H$NN"Dm$KN)$C$F$$$?$H$$$&!#



    山神としての天狗

    天狗しばしば輝く鳥として描かれ、松明丸、魔縁とも呼ばれた。怨霊となった崇徳上皇が、天狗の王として金色の鷲として描かれるはこのためである。また、山神との関係も深く、霊峰とされる山々には、必ず天狗がいるとされ(それゆえ山伏の姿をしていると考えられる)、実際に山神を天狗(ダイバ)とする地方は多い。現在でも、山形県最上郡の伝承にみえる天狗は白髪の老人である。山伏を中心とする天狗の信仰は、民間の仏教と、古代から続く山の神秘観山岳信仰に結びついたもので、極めて豊富な天狗についての伝説は山岳信仰の深さを物語るものである。山形県などでは、夏山のしげみの間にある十数坪の苔地や砂地を、「天狗のすもう場」として崇敬し、神奈川県の山村では、夜中の、木を切ったり、「天狗倒し」と呼ばれる、山中で大木を切り倒す不思議な音、山小屋が、風もないのにゆれたりすることを山天狗の仕業としている。鉄砲を三つ撃てばこうした怪音がやむという説もある。その他、群馬県利根郡では、どこからともなく笑い声が聞こえ、構わず行くと更に大きな声で笑うが、今度はこちらが笑い返すと、前にもまして大声で笑うという「天狗笑い」、山道を歩いていると突然風が起こり、山鳴りがして大きな石が飛んでくる「天狗礫」(これは天狗の通り道だという)、「天狗田」、「天狗の爪とぎ石」、「天狗の山」、「天狗谷」など、天狗棲む場所、すなわち「天狗の領地」、「狗賓の住処」の伝承がある。金沢市の繁華街尾張町では、宝暦五年(1755 )に『天狗つぶて』が見られたという。特に、鳥のように自由に空を飛び回る天狗が住んでいたり、腰掛けたりすると言われている天狗松(あるいは杉)の伝承は日本各地にあり、山伏の山岳信仰と天狗の相関関係を示す好例である。樹木は神霊の依り代とされ、天狗が山の神とも信じられていたことから、天狗が樹木に棲むと信じられたと考えられる。こうした木の周囲では、天狗の羽音が\xA1 J9$3$($?$j!"Iw$,S9$C$?$j$9$k$H$$$&!#Iw$,2;$r$?$F$FS9$k$N$O!"天狗の声だと考えられた。愛知県宝飯郡にある大松の幹には天狗の巣と呼ばれる大きな洞穴があり、実際に天狗を見た人もいると云う。また埼玉県児玉郡では、天狗の松を伐ろうとした人が、枝から落ちてひどい怪我を負ったが、これは天狗に蹴落とされたのだという話である。天狗の木と呼ばれる樹木は枝の広がった大木や、二枝に岐れまた合わさって窓形になったもの、枝がコブの形をしたものなど、著しく異形の木が多い。



    関連項目


  • 妖怪

  • 後白河天皇

  • 張型

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    2008年02月17日

    妖怪[鬼]

    妖怪事典


    ・日本に伝わる頭に角がある赤や青の肌をした巨人であり伝説の生物一覧|伝説の生物。
    (クェイ)中国では死んだ人間の亡霊のこと。
    ・まるで 1. であるかのような、恐ろしい性格、特定の物事に恐ろしく卓越した能力、などを持つ人間や動物。「重馬場の」(競馬)、「脚」(競輪競技で、まくり戦法を得意とする選手。特に、かつての井上茂徳選手を指す。)、「キックの」(沢村忠)など。
    ・「かくれんぼ」「ごっこ」「だるまさんがころんだ」など特定の遊びで、人を捕まえる役割、後ろにいる人を当てる役割など、他のメンバーとは違う役割を担う人間。「避けるべきもの」のようなイメージで捉えられるため、必死でから脱出して他の一般の中に戻ろうとするところに、を使った遊びの醍醐味がある。
    ・特撮テレビドラマ作品『仮面ライダー響』に登場する変容能力を備えた人間。(→仮面ライダー響# (仮面ライダー)| (仮面ライダー))
    ・仏典での夜叉、餓、羅刹のこと。
    本項では、主に 1.2. について説明する。
    ----
    (おに)は、日本の伝説の生物一覧|伝説上の生き物。
    一般的にという場合、幽霊や悪い精霊などのいわゆる「魑魅魍魎(ちみもうりょう)」の類とされているが、扱いとしては西洋で言う魔女に近い。その他、恐ろしい人をに例えることが多い。




    由来

    「おに」の語はおぬ(隠)が転じたもので、元来は姿の見えないもの、この世ならざるものであることを意味した。そこから人の力を超えたものの意となり、後に、人に災いをもたらす伝説上のヒューマノイドのイメージが定着した。さらに、陰陽思想や浄土思想と習合し、地獄における閻魔|閻魔大王配下の獄卒であるとされた。



    おにの姿

    最も知名度が高い姿は、頭に角と巻き毛の頭髪を具え、口に牙を有し、指に鋭い爪が生え、虎の毛皮の褌を腰に纏い、表面に突起のある金棒を持った大男である。これは、丑の方と寅の方の間の方角(艮:うしとら)を門と呼ぶことによるもので、牛の角と体、虎の牙と爪を持ち、虎の皮を身に付けているとされた。酒呑童子は赤毛で角があり、髭も髪も眉毛もつながっており、手足は熊の手のようであるとされている。
    は元々はこのような定まった姿は持っておらず、語源の「おぬ(隠)」の通り姿の見えないこともあった。まれには、見目麗しい男性の姿で現れて女を誘うことがある。
    現在のの姿は仏教の羅卒が混入したものである。



    具体的な(またはとされた人間)

    なぜか「童子」と呼ばれる者が多い。

  • 酒呑童子(しゅてんどうじ)

  • 茨木童子(いばらきどうじ)

  • ダイダラボッチ(別名 一つ目の神)

  • 嘉隆(くかみよしたか漢字はの字の上の点がないもの くきよしたかは俗名)の座右の銘 故に乗船する安宅船に付いた名が宿−後の日本丸)

  • 牛頭馬頭(ごずめず)

  • 速疾(そくしつき)

  • 独脚(Tokebi)など



    文学

    童話などにも数多く登場する。

  • 一寸法師

  • 桃太郎

  • 泣いた赤

  • 花咲じいさん


    [ 漫画 ]


  • 永井豪作品。しばしば、非情・非論理的な暴力の象徴としてしばしばとりあげ、がストーリーの中心となる作品も数作ある。
    -2889年の反乱-
    手天童子

  • 地獄先生ぬ〜べ〜

  • シャーマンキング




    中国における「

    中国で(クェイ)という場合、死霊、死者の霊魂のことを指す。中国では、直接と呼ぶのはタブーであることから、婉曲して好兄弟ともいう。また日本にもこの思想が入っており、人が死ぬことを指して「籍に入る」などと言う言い方がある他、元来の意味合いと混交したイメージでも捉えられている。従って、中国語で「−」と言う表現は、必ずしも勇猛等を意味しない。戦前の日本軍で、ある将官が「将軍」と渾名され、当人は軍人として誇りにしていたが、実はその痩せた風貌を揶揄したものであったというエピソードがこれを物語る。文禄・慶長の役の際、島津義弘の率いる軍勢を明軍は「石曼子」と言って恐れたとの逸話においても「」はその勇猛さよりも、「神出没」の意味において使用されているものと思われる。また、中国の天文学や占星術としても、朱雀七星宿の一つの『宿』として用いられた。



    関連記事


  • 桃太郎

  • 節分

  • 日本のの交流博物館

  • 二十八宿                 



    外部リンク


  • の研究

  • サミット



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    2008年02月16日

    妖怪[あかまたー]

    妖怪事典あかまたー


    現在(2005年8月)の所、あかまたーとは、次の2つを指しているものと思われる。#あかまたーとは、蛇の一種であるアカマタが、若く麗しい漁師(または美女)に化け、女性(青年)を言葉巧みに騙して殺害するという、沖縄県|沖縄の妖怪である。
    ・アカマター・クロマターとは、石垣市|石垣島宮良(みやら)の豊年祭に登場する2柱の神様である。注記:アカマタとは、沖縄の言葉でまだら蛇を指す。上記の妖怪、或いは神と、何らかの関連があると思われる。ここでは2のアカマター・クロマターについて説明する。



    アカマター・クロマターについて




    [特徴]

    アカマターとクロマターの2柱の神は全体が草に覆われ、ずんぐりとしていて、だるまやフクロウの様にも見える。背丈は180cmほど、アカマター(赤面)とクロマター(黒面)は縦長の鼻に丸い目と細かいギザギザの歯で構成され目と歯の両端に細長いヒゲもある。目と歯に光が当たると反射して神秘的に輝くのが印象的である。


    [祭りの内容]

    夕方に何処からか現れ、村の一軒一軒を一夜かけて回り、朝方に何処かへ消えてしまう。まず、数十人の太鼓隊が家々の門を潜ると、縁側から向かって左右に分かれて庭の周辺に登場し、太鼓を叩きながら歌いアカマターとクロマターを呼ぶ。その後、アカマターとクロマターは門を潜り左右に分れ庭の中央に登場する。アカマターとクロマターは棒を両手に持ち、威勢のいい太鼓隊の歌にあわせ、棒を叩いてユーモラスに踊る。アカマターとクロマターは「なみだ」と呼ばれる殺気(精霊が宿っている)だった者達に厳重に警護されながら移動する。


    [祭りの背景]

    この祭は7月頃に行なわれるが、通常は島民にも知らされず非公開となっており、謎と緊張感に満ちている。写真撮影、スケッチ、模造などは禁止されている。
    もしもそのような行為を村人に見つかった場合、生命の保障はされないとも云われている。この村(宮良)の先祖は八重山諸島の小浜島からの移民であり、アカマターもまた小浜島から引き継がれたもの。同じ八重山諸島の新城島(パナリ)の豊年祭りでも出現するという報告がある。なお、小浜島ではクロマターではなく、シロマターである。



    その他

    漫画ゲゲゲの鬼太郎では、「アカマタ」の名前で南方妖怪として登場。アニメ3作目、4作目、5作目、さらに劇場版にも登場し、その内4作目、5作目では南方妖怪のリーダー的存在を果たした。



    関連項目


  • 日本の妖怪の一覧

  • アカマタ(ヘビ)


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    2008年02月13日

    妖怪[キツネ]

    妖怪事典キツネ


    キツネ


    アカギツネ(キタキツネ) ''Vulpes vulpes schrencki''
    生物の分類|分類

    界: 動物界 :en:Animalia|Animalia
    門: 脊索動物門 :en:Chordata|Chordata
    亜門:脊椎動物|脊椎動物亜門 :en:Vertebrata|Vertebrata
    綱: 哺乳綱 :en:Mammalia|Mammalia
    目: ネコ目(食肉目) :en:Carnivora|Carnivora
    亜目:ネコ亜目(裂脚亜目) :en:Fissipedia|Fissipedia
    上科:イヌ上科 :en:Canoidea|Canoidea
    科: イヌ科 :en:Canidae|Canidae
    亜科:キツネ亜科 :en:Vulpini|Vulpini
    属: キツネ属 '':en:Vulpes|Vulpes''


    種 (生物)|種(キツネ属)


  • アカギツネ ''Vulpes vulpes''

  • ベンガルギツネ ''Vulpes bengalensis''

  • ブランフォードギツネ ''Vulpes cana''

  • ケープギツネ ''Vulpes chama''

  • コサックギツネ ''Vulpes corsac''

  • チベットスナギツネ ''Vulpes ferrilata''

  • キットギツネ ''Vulpes macrotis''

  • オグロスナギツネ ''Vulpes pallida''

  • オジロスナギツネ ''Vulpes ruppelli''

  • スウィフトギツネ ''Vulpes velox''

  • フェネックギツネ ''Vulpes zerda''

  • キツネ(狐)は、哺乳綱 ネコ目|ネコ目(食肉目) イヌ科 キツネ亜科 キツネ属 に属する動物の総称である。ただし、実際には日本に生息するキツネ属の唯一の種であり、その世界的な代表種でもあるアカギツネを特に指していうことが多い。本州・四国・九州に分布するホンドギツネ、北海道に分布するキタキツネは、共にアカギツネの亜種である。以下、生物種 (生物)|種としての(狭義の)「キツネ」(=アカギツネ)については、「アカギツネ」の項を参照。また、広義には、「キツネ」の呼称はキツネ属の動物のほか、これら\xA1 $H7ABV$^$?$O@8BV$N;w$F$$$k!"キツネ亜科のホッキョクギツネ属、オオミミギツネ属、ハイイロギツネ属、さらにイヌ亜科のカニクイイヌ属、フォークランドオオカミ属、クルペオギツネ属まで含めた動物群の総称となる。

    分類的にはイヌ科に属する動物ではあるものの、群れではなく単独で狩りをするなど、習性においては、イヌよりむしろネコに近い部分がある。日本では、キツネは人を化かすいたずら好きの動物と考えられたり、それとは逆に、稲荷神という神使|神の使いとして信仰されたりしている。また、キツネは特に油揚げを好むという伝承にちなみ、稲荷神を祭る神社では、油揚げや稲荷寿司などが供物|供え物とされることがある。ここから、「きつねうどん」「きつねそば」などの「きつね」という言葉は、その食品に油揚げが入っていることを示す。



    日本の説話の中のキツネ

    キツネ(狐)が霊獣として伝えられる歴史は非常に古く、『日本霊異記』に、すでにキツネの話が記されている。美濃国|美濃大野郡の男が広野で1人の美女に出会い、結ばれて子供|子をなすが、女はキツネの化けた姿で、犬に正体を悟られて野に帰ってしまう。しかし男はキツネに、「なんじ我を忘れたか、子までなせし仲ではないか、来つ寝(来て寝よ)」と言った。キツネはかつては「野干(やかん)」と呼ばれたが、そこから「きつね」という語ができた、とする。キツネは、人間との婚姻譚において語られることが多く、後に『葛の葉』、『信太妻(しのだづま)』を経、古浄瑠璃『信田妻(しのだづま)』において、異類婚姻によって生まれた子の超越的能力というモティーフぁ ,!"5)Be$N1"M[;U!"0BG\@2L@$N=P@8$H$J$C$F40@.$5$l$k!#キツネは、蜘蛛、蛇などと同じく大和朝廷側から見た被差別民であったという見方もある。彼らは、大和朝廷が勢力を伸ばす段階で先住の地を追われた人々であり、人ではない者として動物の名称で呼ばれたという見方である。彼らが、害をもたらす存在として扱われる場合、それは朝廷側の、自分たちが追い出した異民族が復讐してくるのではという恐怖心の現れであると考えられる。また、動物が不思議な能力(特殊能力)を持つというのは、異民族が持つ特殊な技術を暗に意味している場合がある。この考え方に沿えば、異類婚姻は、それらの人々との婚姻を意味することになる。
    Image:Inari Jinja Kitsune2.JPG|thumb|200px|left|稲荷神社のキツネの像 左
    Image:Inari Jinja Kitsune1.JPG|thumb|right|200px|稲荷神社のキツネの像 右
    キツネの子が神秘的能力をもつというのは、稲荷の神の使いとして親しまれてきたキツネが、元来は農耕神として信仰され、豊穣や富のシンボルであったことに由来するものである。狐婚姻の類話には、正体を知られて別れたキツネの女が、農繁期に帰ってきて田仕事で夫を助けると、稲がよく実るようになったという話がある。また江戸の王子では、大晦日の夜、関八州のキツネが集い、無数の狐火が飛んだというが、里人はその動きで豊作の吉凶を占ったと伝えられており、落語「王子の狐」のモチーフとなっている。人間を助ける役割を果たすキツネの側面は、かつてキツネが、農耕神信仰において重要な役割を果たしていたことの名残りであるといえ、江戸大窪百人町など、郊外にある野原に出没する\xA1 FCDj$Nキツネは名前をつけて呼ばれ、人間を化かすが、災害や変事を報らせることもあった。岐阜県の老狐「ヤジロウギツネ」は、僧に化けて、高潔な人物の人柄を賞揚したという。群馬県の「コウアンギツネ」もこの類で、 白頭の翁となり、自ら128歳と述べ、常に仏説で人を教諭し、吉凶禍福や将来を予言した。千葉県飯高壇林の境内に住みついた「デンパチギツネ」も、若者に化けて勉学に勤しんでいる。 その他、静岡県の「オタケギツネ」は、大勢の人々に出す膳が足りない場合にお願いに行くと、膳をそろえてくれるといわれていた。岩手県九戸のアラズマイ平に棲む白狐は、村の子どもと仲がよく、一緒に遊んでいたという。また、鳥取県の御城山に祭られている「キョウゾウボウギツネ」は、城に仕え、江戸との間を2、3日で往復したと伝えられている。宝暦3年(1753年)8月、江戸の八丁堀本多家に、日暮れから諸道具を運び込み、九ツ前、提灯数十ばかりに前後数十人の守護を連れた鋲打ちの女乗物が、本多家の門をくぐった。5、6千石の婚礼の\xA1 BN$G$"$C$?$,!"K\B?2H$N?M$OC/$bCN$i$J$+$C$?$H$$$&!#$3$N$h$&$J!V! キツネノヨメイリ」には必ずにわか雨が降るとされるが、やはりこれも降雨を司る農業神の性質であろう。しかし、農耕信仰がすたれるにつれ、キツネが狡猾者として登場することも多くなり、『今昔物語』でも「高陽川の狐、女と変じて馬の尻に乗りし語」では、夕に若い女に化けたキツネが、馬に乗った人に声をかけて乗せてもらうが、4、5町 (単位)|町ばかり行ったところでキツネになって「こうこう」と鳴いたとある。『行脚怪談袋』には、僧が団子を喰おうとするキツネを杖で打ったら、翌日そのキツネが大名行列に化けて仕返しをしたという話がある。ほかにも『太平百物語』に、京都伏見の穀物問屋へ女がやって来て、桶を預けていった。ところがその桶の中から、大坂真邸 D;3$Nキツネと名乗る大入道が現われて、この家の者が日ごろ自分の住まいに小便をして汚すと苦情を述べた。そこで主人は入道に詫びて、3日間赤飯と油ものをキツネのすみかの穴に供えて許しを乞うたという。また、得体の知れない燐を「狐火」と呼び、「狐に化かされた」として、説明のつかない不思議な現象一般をキツネの仕業とすることも多かった。 しかし、化けるにしろ報復譚にしろ、キツネの話はどこかユーモラスで、悪なる存在というよりは、むしろトリックスター的な性格が強い。キツネにまつわる俗信には、日暮れに新しい草履(ぞうり)をはくとキツネに化かされるというものがあり、かなり広い地域で信じられていた。下駄はもちろん靴でも、新しいはきものは必ず帖 +$K$*$m$5$J$1$l$P$J$i$J$$$H$5$l!"Mキツネは女に化けることが多いとされるが、これはキツネが陰陽五行思想において土行、特に八卦では「艮」に割り当てられることから陰気の獣であるとされ、後世になって「狐は女に化けて陽の存在である男に近づくものである」という認識が定着してしまったためと考えられる。また、キツネが化けた女はよく見ると、闇夜でも着物の柄がはっきり見えるといわれていた。その化けっぷりは、人間はもちろん、月や太陽|日、妖怪、石、木、電信柱、灯籠、馬やネコ、家屋|家、汽車のほか、雨(狐の嫁入り)や雪のような自然現象を起こす等、実にバリエーションに富んでいる。キツネに化かされないためには、眉に唾をつけるとよいというが、これは、キツネに化かされるのは眉毛の数を読まれるからぁ @$H?.$8$i$l$F$$$?$?$a$G$"$k!#??56$N5?$o$7$$$b$N$r!VH}BCJ*!J$^$f$D$P$b$N!K!W$H$$$&$f$($s$G$"$k!#キツネにもさまざまな種類があり、住む場所、妖力によって「地狐」、「空狐」、「天狐」等に分類される。長崎五島列島でいう「テンコー(天狐)」は、 憑いた者に神通力を与えるが、これに反して「ジコー(地狐)」の方はたわいのないものといわれる。さらに、絶大な妖力をもつものとして三国伝来金毛玉面九尾が存在し、『山海経』では、「その状は、狐の如くで九つの尾、その声は嬰児の様、よく人を喰う。食った者は邪気に襲われぬ」という。特に謡曲『玉藻前』に語られた金毛の九尾狐が有名で、天竺摩伽多国では華陽夫人となって斑足太子を惑わせ、中国では夏の妹妃、殷の妲己、周の褒?|褒似となって国家|国を滅ぼした後、「玉藻前(たまものまえ)」となって鳥羽上皇の寵愛を受け、本朝を滅ぼそうとするが、陰陽師・安倍泰成(安倍泰親、あるいは安倍晴明とも)によって正体を見破られ、那須野原で退治される。しかしその妖力は衰えず、謡曲『殺生石』では、その怨霊は殺生石\xA1 $H$J$C$F!"?($l$k$b$N$NL?$rC%$C$F$$$?$,!"AN8<2'$,!">F9a!"@bK!$r! $7$F;&@8 @P$r652=$7$?!#@P$r:U$/DJ!V8<2'!J$2$s$N$&!K!W は、 この玄翁の名に由来するとされる。狐信仰の変種であり、日本独自の現象として、「狐憑き(きつねつき)」が存在する。タヌキ|狸、ヘビ|蛇、犬神憑きなどに比べシェアが広く、全国的に見られ、かつ根強い。狐憑きは、精神薄弱者や暗示にかかりやすい女性たちの間に多く見られる発作性、ヒステリー性精神病と説明され、実際に自らキツネとなって、さまざまなことを口走ったり、動作をしたりするという話が、平安時代ごろから文献に述べられている。行者や神職などが、「松葉いぶし」や、キツネの恐れる犬に全身をなめさせるといった方法で、キツネを落とす呪術を行っていた。狐憑きで有名なものは、長篠を中心に語り伝えられる「おとら狐」で、「長篠のおとら狐」とか「長篠の御城狐」などと呼ばれていた。おとら狐は、病人や、時には健康な人にも憑くことがあって、憑いた人の口を借りて長篠の合\xA1 @o$NJ*8l$r8l$k!#O&!J$d$0$i!K$K>e$,$C$F9g@o$r8+J*$7$F$$$k$H$-$K!"N.$lCF$KEv$?$C$F:8L\$r<:L@$7!"$=$N8e:8B-$rA@7b$5$l$?$?$a!"$*$H$i8Q$K$H$jXa$+$l$??M$O!":8$NL\$+$iL\$d$K$r=P$7$F!":8B-$NDK$_$rAJ$($k$H$$$&!#8QXa$-$N%P%j%(!<%7%g%s$H$7$F!"!V8Q;}$A!W$H$$$&8=>]$,$"$j!"キツネの霊を駆使して術を使うと信じられる家系がある。「飯綱(いづな、イイズナ)使い」と呼ぶ地方もあり、管狐(くだぎつね)や、オサキ、ニンコを操ると信じられていた。これらの狐霊は、人に憑いて憎む相手を病気にしたり、呪いをかけたりすることができると信じられ、現在でもなお、忌み嫌われている地方がある。



    研究

    ロシアの神経細胞学者リュドミラ・ニコラエブナ・トルットは、ロシア科学アカデミーの遺伝学者ベリャーエフと共に、キツネの人為選択による訓馳化実験を行った。100頭あまりのキツネを掛け合わせ、もっとも人間になつく個体を選択して配合を繰り返すことで、わずか40世代でイヌのようにしっぽを振り、人間になつく個体を生み出すことに成功した。同時に、耳が丸くなるなど飼い犬のような形質を発現することも観察された。これはなつきやすさという性質が、(自然、あるいは人為的に)選択されうることを示している。



    キツネに関係する言葉




    [ことわざ・慣用句]

    ・ きつねにつままれる
    : きつねに化かされること。出来事の意外さにぼんやりすること。
    ・ 虎の威を借る狐
    : 実力者の威光を借りていばること。中国の古典「戦国策」より。
    ・ 狐の子は頬白
    : 子が親に似ていること。「かえるの子はかえる」などと同義。
    ・ 狐に小豆飯
    : 好きなものを目の前に置けばすぐ手を出すことから、油断のならないこと、危険なこと。
    キツネは尾でわかる(The fox is known by his brush.)
    : 英語のことわざ。人にはそれぞれ特徴がある、という意味。
    ・ A quick brown fox jumps over the lazy dog.
    :「すばやい茶色のキツネがのろまなイヌを飛び越える」英語のpangram(各文字をなるべく一度ずつ使った文。日本語で言う「いろは」)にもきつねが登場する。ただし、これはaやoが2回使われている。


    [怪異]

    ・ 狐憑き
    : きつねの霊が人間に憑依|のりうつること。精神錯乱のような状態。
    ・ 狐火(狐の提灯、狐の嫁入り)
    : いわゆる鬼火。きつねが口から吐く火らしい。「狐の嫁入り」は狐火が複数並んで嫁入り行列の提灯のようにみえるもの。空は晴れているのに雨が降ることも「狐の嫁入り」という。
    ・ 九尾狐(きゅうびこ)
    : 尾が9本に分かれた狐。日本語風に「九尾の狐(きゅうびのきつね)」とも。本来は中国の伝説の霊獣であったが、日本にも妖怪のようなものとして伝説が残っている。
    ・ 天狗(あまつきつね)
    : 火球、すなわち、流星の大きなもの。天狗(てんぐ)のルーツの1つ。「日本書紀」巻23、舒明天皇の条の9年(637年)に記載がある。
    :: 九年の春二月の丙辰の朔にして戊寅に、大きなる星、東より西に流る。すなわち音ありて雷に似たり。時の人の曰く、「流星の音なり」といふ。また曰く、「地雷(つちいかずち)なり」といふ。ここに僧旻僧(そうみんほふし)が曰く、「流星に非ず。こは天狗(あまつきつね/あまつととね)なり。その吠いる聲、雷に似たらくのみ」といふ。
    :: (舒明天皇9年2月23日 (旧暦)|2月23日戊寅(637年3月24日)、大きな星が東から西に流れた。すぐに雷のような音がして、人々は流れ星の音だと言い、また雷だと言った。渡来人の子孫で当時一級の知識人であった僧旻法師によれば、「これは流れ星ではなく、天狗(あまつきつね)というもので、雷鳴のような声で鳴く」とのことであった)
    : 僧旻の言葉は、おそらく「史記」の「漢書」、あるいは「五雑爼」の説をふまえたものであろう。「漢書」には、「流れ星のうち音がするものを天狗というが、これは流れ星が落ちたところには狗のような生き物がいるからである」とあり、「五雑爼」も同様の説をなしている(同じ「史記」でも「天官書」には「天狗星」について少し違った記述がある)。


    [ゲーム]

    ・ 狐拳(きつねけん)
    : いわゆるじゃんけんのようなもの。両手を開いて耳の横に掲げるのが「狐」。庄屋に勝つ。ひざの上に両手を置くのが「庄屋」。鉄砲に勝つ。左手を握って前に出すのが「鉄砲(狩人)」。狐に勝つ。籐八拳(とうはちけん)、庄屋拳(しょうやけん)とも呼ぶ。
    キツネとガチョウ(fox and greese)
    : ふたりで遊ぶボードゲーム。1個のキツネの駒と17個のガチョウの駒がある。盤上を交互に動き、キツネはガチョウを12個捕ったら勝ち、ガチョウはキツネを動けなくしたら勝ち、というゲーム。
    ・ フォックスハンティング
    : 狩猟のキツネ狩りになぞらえた、電波発振源を特定する遊びまたは競技。電波発信源を特定するために、無線技術を利用する。


    [ 生き物の名 ]


  • 植物
    キツネノボタン・キツネノマゴ・キツネアザミ・キツネノカミソリ・キツネヤナギ・キツネガヤ・キツネユリ・キツネササゲ(ノササゲ)

  • キノコ
    キツネノチャブクロ・キツネノタイマツ



    [ 文学・音楽・映画などの芸術作品 ]

    ・ 王子の狐
    : 落語。美女に化けた狐を男が逆に化かすという滑稽噺。
    ・ ごん狐|ごんぎつね
    : 新美南吉が書いた童話。「ごん」というきつねが主人公。村人の兵十にいたずらしたごんは…。やさしい言葉で書いた絵本があり、子供でも読める。
    ・ 手袋を買いに
    : 同じく新美南吉の童話。手袋を買いにでた子ぎつねの話。一部の国語の教科書にも掲載された。
    ・ 利口な女狐の物語
    : レオシュ・ヤナーチェクのオペラ。
    ・ アイソポス|イソップ童話
    : 「カラスとキツネ」「酸っぱいブドウ」はじめ、多くの話にキツネが登場する。
    ・ キタキツネ物語(映画)
    : 1977年に公開されたサンリオ映画。
    ・ 子ぎつねヘレン(映画)
    : 北海道在住の獣医師で作家の竹田津実原作の小説「子ぎつねヘレンがのこしたもの」の映画化作品。2006年3月に劇場公開。河野圭太監督作品。配給は松竹。
    ・ おれたち、ともだち!(絵本)
    : 内田麟太郎(作)、降矢なな(絵)の絵本。オオカミとキツネの間の友情を描く。
    ・狂言『釣狐』:狐の役は狂言ではもっとも難しいとされ、「狂言師は猿に始まり、狐に終わる」ともいわれる。


    [料理]

    ・ きつねうどん・きつねそば(きつね (麺類)を参照)
    : 甘辛く煮た油揚げを乗せたうどんや蕎麦|そば。稲荷寿司|いなり寿司と同様、キツネの好物が油揚げだとされていることに由来する名称。1893年(明治26年)創業の大阪・船場 (大阪市)|船場のうどん屋、松葉家がいなり寿司から着想を得て考案したと伝えられている。
    : 大阪では油揚げを乗せたうどんをきつねと称する。一方、 京都や東京などでは油揚げなどを乗せたうどんをきつねうどん、そばをきつねそば(大阪でいう「たぬき」)と称する。また、信太の信太妻|葛の葉狐にちなんでしのだうどん、しのだそばとも呼び、名古屋などでは一般的な名称である。
    ・ きつね寿司
    : いなり寿司のこと。共通語としては現在では稀 。また、しのだ寿司とも呼ぶ。
    ・ きつね丼
    : 刻んだ油揚げをネギ|ねぎなどと甘辛く煮て、飯|ご飯に乗せた丼物|丼。きつね飯ともいう。大阪では多くの場合鶏卵でとじたものを呼ぶが、京都ではこれを衣笠丼と称する。卵でとじる場合は蒲鉾を加えることも多い。なお、油揚げを入れず、蒲鉾のみを卵でとじた丼は木の葉丼と呼ぶ。家庭で料理されるほか、うどん屋などのメニューに見られる。
    ・ きつね色
    : きつねの体色のような淡い黄色と思われているが、実際は濃い茶色。料理でおいしそうな焦げ目の色として、こんがりと共によく使われる表現。



    その他

    キツネ
    : きつねのように細く、目尻がつり上がった目のこと。グリコ・森永事件に際してキツネ目の男が重要参考人とされたことで広く知られる表現となった。
    キツネ
    :狐を連想させるような細面で切れ長の目の顔立ち。弥生系の顔。対義語は狸顔
    ・ 観光用のキツネの放し飼い飼育施設
    : 北海道北見市留辺蘂町(旧常呂郡留辺蘂町)には、温根湯温泉の温泉街の近くに北きつね牧場が、石北峠に近い国道39号沿いには北海道きつね村・トナカイ観光牧場とくまがい北きつね牧場がある。また、宮城県白石市には、蔵王連峰の山麓に宮城蔵王キツネ村があり、いずれも全国各地から大勢の観光客が訪れる。



    関連項目


  • 稲荷神

  • 妖狐



    外部リンク


  • 全狐連: きつね辞典より抜粋

  • 全狐連: 狐の辞典

  • 稲荷神社とキツネくん



    関連書


  • 松村潔 『日本人はなぜ狐を信仰するのか』 講談社現代新書 講談社 ISBN 4-06-149829-0 

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    2008年02月12日

    妖怪[朧車]

    妖怪事典朧車


    朧車(おぼろぐるま)は日本の妖怪である。平安時代の京都で、貴族らが使用していた牛車の場所の取り合いによって亡くなった女の怨念が牛車に乗り移った妖怪。雲のかかった朧月の夜、道を歩いていると後ろから牛車の音がする。
    振り返ってみると普段暖簾のかかっている部分に夜叉の顔をした巨大な女の顔があったという。




    関連


  • 日本の妖怪の一覧

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    2008年02月11日

    妖怪[あやかしの怪火]

    妖怪事典あやかしの怪火


    あやかしの怪火(あやかしのあやしび)とは、石川県に伝わる伝承をもとにした妖怪。単に怪火(あやかしび)とも。別名は、そうはちぼん、ちゅうはちぼん。



    概要

    山の中腹を不気味な光を放ちながら群れて移動する。『気多古縁起』によれば神通力を用いて自由自在に空中を浮遊する光の玉であるとの記述が見られ、未確認飛行物体|UFO研究者などからは「江戸時代に現れたUFOの事ではないだろうか」などと言われている。(参考:読売新聞:とくだね紀行



    そうはちぼん

    そうはちぼんとは元々は仏具であり、楽器のシンバルのような楕円形の形をしている。UFOの町として名高い石川県羽咋市では『そうはちぼん伝説』が各地に伝承されており、その特徴などからUFOと絡めて扱う書物が多い為か、あやかしの怪火は他の一般的な火の玉、鬼火などとは異なった捉えられ方をしている。



    関連項目


  • 未確認飛行物体


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    2008年02月10日

    妖怪[餓鬼]

    妖怪事典餓鬼



    餓鬼(がき、サンスクリット語|Skt:Preta、音写:薜茘多=へいれいた)は、仏教において、亡者のうち餓鬼道に生まれ変わったものをいう。Preta とは元来、死者を意味する言葉であったが、後に強欲な死者を指すようになった。六道また十界の1つである。十界のうちでは迷界、三悪道(趣)に分類される。



    概要

    俗に、生前に贅沢をした者が餓鬼道に落ちるとされている。ただし仏教の立場から正確にいえば、生前において強欲で嫉妬深く、物惜しく、常に貪りの心や行為をした人が死んで生まれ変わる世界とされる。しかし大乗仏教では、後々に死後に生まれ変わるだけではなく、今生においてそのような行状をする人の精神境涯をも指して言われるようになった。餓鬼は常に飢えと乾きに苦しみ、食物、また飲物でさえも手に取ると火に変わってしまうので、決して満たされる事がないとされる。極端な飢餓状態の人間と同じように、痩せ細って腹部のみが丸く膨れ上がった姿で描かれる事が多い。また、餓鬼と言う妖怪もおり、人にとりついて空腹状態にしてしまうと言う。「正法念処経」巻16には、餓鬼の住処は2つある。# 人中の餓鬼。この餓鬼はその業因によって行くべき道の故に、これを餓鬼道(界)という。夜に起きて昼に寝るといった、人間と正反対の行動をとる。
    ・ 薜茘多(餓鬼)世界(Preta-loka)の餓鬼。閻浮提の下、500由旬にあり、長さ広さは36000由旬といわれる。しかして人間で最初に死んだとされる閻魔王(えんまおう)は、劫初に冥土の道を開き、その世界を閻魔王界といい、餓鬼の本住所とし、あるいは餓鬼所住の世界の意で、薜茘多世界といい、閻魔をその主とする。余の餓鬼、悪道眷属として、その数は無量で悪業は甚だ多い。



    餓鬼の種類

    餓鬼の種類はいくつかある。「阿毘達磨順正理論」31には、3種×3種で計9種の餓鬼がいると説き、「正法念処経」には36種類の餓鬼がいると説かれる。* 3種の餓鬼(阿毘達磨順正理論31)
    ・ 無財餓鬼、一切の飲食ができない餓鬼。飲食しようとするも炎となり、常に貪欲に飢えている。唯一、施餓鬼供養されたものだけは食することができる。
    ・ 少財餓鬼、ごく僅かな飲食だけができる餓鬼。人間の糞尿や嘔吐物、屍など、不浄なものを飲食することができるといわれる。
    ・ 多財餓鬼、多くの飲食ができる餓鬼。天部にも行くことが出来る。富裕餓鬼ともいう。ただしどんなに贅沢はできても満足しない。
    : 「一に無財鬼、二に少財鬼、三に多財鬼なり。この三(種)にまた各々三(種)あり。無財鬼の三は、一に炬口鬼、二に鍼口鬼、三に臭口鬼なり。少財鬼の三は、一に鍼毛鬼(その毛は針の如く以て自ら制し他を刺すなり)、二に臭毛鬼、三に?鬼なり。多財鬼の三は、一に希祠鬼(常に社祠の中にありその食物を希うなり)、二に希棄鬼(常に人の棄つるを希うて之を食すなり)、三に大勢鬼(大勢大福、天の如きなり)」* 36種の餓鬼(正法念処経16)
    ・ ?身(かくしん)、目や口がなく、私利私欲で動物を殺した者が餓鬼となる。
    ・ 針口(しんこう)、口は針穴の如くであるが腹は大山のように膨れている。
    ・ 食吐(じきと)、人の吐き出したものを食べる。
    ・ 食糞(じきふん)、糞尿を飲食する。
    ・ 無食(むじき)、全身が飢渇の火に包まれて、どんなものも飲食できない。
    ・ 食気(じっけ)、供物の香気だけを食すことができる。
    ・ 食法(じきほう)、飲食の代りに説法を食べる。
    ・ 食水(じきすい)、水を求めても飲めない。
    ・ 希望(けもう)、亡き父母の為に供養されたものしか食せない。
    ・ 食唾(じきた)、人が吐いた唾しか食べられない。
    ・ 食鬘(じきまん)、鬘(かずら、首飾り)を食べる。
    ・ 食血(じきけつ)、生物から出た血だけを食べられる。
    ・ 食肉(じきにく)、肉だけを食べられる。
    ・ 食香(じきこう)、供えられた香の香りだけを食べられる。
    ・ 疾行(しっこう)、墓地を荒らし屍を食べ、人間に災禍をもたらすのが早い。
    ・ 伺便(しべん)、人が排便したものを食し、その人の気力を奪う。
    ・ 地下(じげ)、暗黒の闇である地下に住む。
    ・ 神通(じんつう)、涸渇した他の餓鬼に嫉妬され囲まれ、自己だけが楽をする。
    ・ 熾燃(しねん)、身体から燃える火に苦しむ。
    ・ 伺嬰児便(しえいじべん)、幼児の命を奪う。
    ・ 欲食(よくじき)、人間の場に行き惑わし盗む。
    ・ 住海渚(じゅうかいしょ)、熱水の海辺に住む。
    ・ 執杖(しつじょう)、閻魔王の使いっ走りで、ただ風だけを食べる。
    ・ 食小児(じきしょうに)、幼児を食べる。
    ・ 食人精気(じきにんしょうき)、人の精気を食べる。
    ・ 羅刹(らせつ)、人を襲い殺害して食べる。
    ・ 火爐焼食(かろしょうじき)、燃え盛る炉心の中で残飯を食べる。
    ・ 住不浄巷陌(じゅうふじょうこうはく)、不浄な場所に住む。
    ・ 食風(じきふう)、風だけを食べる。
    ・ 食火炭(じきかたん)、焼いて炭になった屍を食べる。
    ・ 食毒(じきどく)、夏の猛暑、冬の極寒に責められ毒だけを食べて生死を繰り返す。
    ・ 曠野(こうや)、猛暑の中、水を求めて野原を走り回る。
    ・ 住塚間食熱灰土(じゅうちょうかんじきねつかいど)、屍を焼いた熱い灰や土を食べる。
    ・ 樹中住(じゅちゅうじゅう)、樹木の中に閉じ込められ、蟻や虫を食す。
    ・ 四交道(しきょうどう)、四つ角に住み、そこに祀られる食べ物だけを食べられる。
    ・ 殺身(せっしん)、熱い鉄を飲まされて大きな苦悩を受ける。



    餓鬼への供養

    そんな餓鬼に施しを与えて鎮める方法がある。お地蔵さんの足元へ水やお粥を供え、
    お経をあげると餓鬼に飲ませたり食べさせたりできる。これを行うと、とりつかれても飢えが鎮まる。



    俗語の転用

    また、子供は貪るように食べることがあるため、その蔑称・俗称として餓鬼(ガキ)が比喩的に広く用いられる。



    関連項目


  • 六道

  • 餓鬼(施餓鬼会、施餓鬼供養)

  • 餓鬼憑き



    外部リンク

    餓鬼


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    2008年02月09日

    妖怪[岩魚坊主]

    妖怪事典岩魚坊主


    岩魚坊主
    岩魚坊主(いわなぼうず)とは、日本各地の伝承に登場する大きなイワナ|岩魚が化けた妖怪である。



    概要

    釣り人が川で釣りをしている最中に、一人の坊主が現れて長話に興じる。この近くは寺の土地なので釣りはあまりしないようにと釣り人に注意をするが、釣り人は持っていたご飯を振るまったので、気をよくして坊主は帰って行った。その後、とても大きな岩魚がかかり、持って帰って捌いてみると、腹から坊主に振る舞ったご飯がでてきた。というような話である。もちろん、地域によって多少話の流れが異なるものの共通点としては、人間が坊主に食べさせたものが魚の腹から出てくるということである。



    いろいろなバリエーション

    釣り人は一人とは限らず、大勢で釣りを行う場合もある。毒を流したり網をはって大量に魚を捕ろうとするところへ現れた坊主が殺生を戒めるが、坊主が立ち去った後にその漁法で大きな岩魚がかかるというケースや、釣り人の釣り場を聞いて帰っていったが釣り人が釣り場を変えた途端に大きな岩魚がかかるケースなど、釣られないように必死で化けた岩魚で祟ることも無いというケースが多いようである。しかし中には釣れた後死骸から毒気が出て釣り人が死んでしまうという話も存在する。岩魚ではなく他の川魚だったり、沼の主の鯰だったりすることもあり、殆どの場合が大きな魚であり、年老いて妖怪になったものと思われる。あるいは、旅の坊主が一夜の宿を借りた次の日、大雨で川が決壊しそうな時に旅の坊主が飛び出していったが、雨がやんでから川を見に行ってみると腹が破れご飯の覗いた大きな岩魚が土手の亀裂に挟まって川の決壊を止めていたというような村を救った岩魚の話もある。いずれの話にせよ、最後に腹を割かれることで坊主と岩魚を同一視させるという流れであり、必ず死んでしまう可哀想な妖怪である。


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    2008年02月08日

    妖怪[キツネ]

    妖怪事典キツネ


    キツネ


    アカギツネ(キタキツネ) ''Vulpes vulpes schrencki''
    生物の分類|分類

    界: 動物界 :en:Animalia|Animalia
    門: 脊索動物門 :en:Chordata|Chordata
    亜門:脊椎動物|脊椎動物亜門 :en:Vertebrata|Vertebrata
    綱: 哺乳綱 :en:Mammalia|Mammalia
    目: ネコ目(食肉目) :en:Carnivora|Carnivora
    亜目:ネコ亜目(裂脚亜目) :en:Fissipedia|Fissipedia
    上科:イヌ上科 :en:Canoidea|Canoidea
    科: イヌ科 :en:Canidae|Canidae
    亜科:キツネ亜科 :en:Vulpini|Vulpini
    属: キツネ属 '':en:Vulpes|Vulpes''


    種 (生物)|種(キツネ属)


  • アカギツネ ''Vulpes vulpes''

  • ベンガルギツネ ''Vulpes bengalensis''

  • ブランフォードギツネ ''Vulpes cana''

  • ケープギツネ ''Vulpes chama''

  • コサックギツネ ''Vulpes corsac''

  • チベットスナギツネ ''Vulpes ferrilata''

  • キットギツネ ''Vulpes macrotis''

  • オグロスナギツネ ''Vulpes pallida''

  • オジロスナギツネ ''Vulpes ruppelli''

  • スウィフトギツネ ''Vulpes velox''

  • フェネックギツネ ''Vulpes zerda''

  • キツネ(狐)は、哺乳綱 ネコ目|ネコ目(食肉目) イヌ科 キツネ亜科 キツネ属 に属する動物の総称である。ただし、実際には日本に生息するキツネ属の唯一の種であり、その世界的な代表種でもあるアカギツネを特に指していうことが多い。本州・四国・九州に分布するホンドギツネ、北海道に分布するキタキツネは、共にアカギツネの亜種である。以下、生物種 (生物)|種としての(狭義の)「キツネ」(=アカギツネ)については、「アカギツネ」の項を参照。また、広義には、「キツネ」の呼称はキツネ属の動物のほか、これら\xA1 $H7ABV$^$?$O@8BV$N;w$F$$$k!"キツネ亜科のホッキョクギツネ属、オオミミギツネ属、ハイイロギツネ属、さらにイヌ亜科のカニクイイヌ属、フォークランドオオカミ属、クルペオギツネ属まで含めた動物群の総称となる。

    分類的にはイヌ科に属する動物ではあるものの、群れではなく単独で狩りをするなど、習性においては、イヌよりむしろネコに近い部分がある。日本では、キツネは人を化かすいたずら好きの動物と考えられたり、それとは逆に、稲荷神という神使|神の使いとして信仰されたりしている。また、キツネは特に油揚げを好むという伝承にちなみ、稲荷神を祭る神社では、油揚げや稲荷寿司などが供物|供え物とされることがある。ここから、「きつねうどん」「きつねそば」などの「きつね」という言葉は、その食品に油揚げが入っていることを示す。



    日本の説話の中のキツネ

    キツネ(狐)が霊獣として伝えられる歴史は非常に古く、『日本霊異記』に、すでにキツネの話が記されている。美濃国|美濃大野郡の男が広野で1人の美女に出会い、結ばれて子供|子をなすが、女はキツネの化けた姿で、犬に正体を悟られて野に帰ってしまう。しかし男はキツネに、「なんじ我を忘れたか、子までなせし仲ではないか、来つ寝(来て寝よ)」と言った。キツネはかつては「野干(やかん)」と呼ばれたが、そこから「きつね」という語ができた、とする。キツネは、人間との婚姻譚において語られることが多く、後に『葛の葉』、『信太妻(しのだづま)』を経、古浄瑠璃『信田妻(しのだづま)』において、異類婚姻によって生まれた子の超越的能力というモティーフぁ ,!"5)Be$N1"M[;U!"0BG\@2L@$N=P@8$H$J$C$F40@.$5$l$k!#キツネは、蜘蛛、蛇などと同じく大和朝廷側から見た被差別民であったという見方もある。彼らは、大和朝廷が勢力を伸ばす段階で先住の地を追われた人々であり、人ではない者として動物の名称で呼ばれたという見方である。彼らが、害をもたらす存在として扱われる場合、それは朝廷側の、自分たちが追い出した異民族が復讐してくるのではという恐怖心の現れであると考えられる。また、動物が不思議な能力(特殊能力)を持つというのは、異民族が持つ特殊な技術を暗に意味している場合がある。この考え方に沿えば、異類婚姻は、それらの人々との婚姻を意味することになる。
    Image:Inari Jinja Kitsune2.JPG|thumb|200px|left|稲荷神社のキツネの像 左
    Image:Inari Jinja Kitsune1.JPG|thumb|right|200px|稲荷神社のキツネの像 右
    キツネの子が神秘的能力をもつというのは、稲荷の神の使いとして親しまれてきたキツネが、元来は農耕神として信仰され、豊穣や富のシンボルであったことに由来するものである。狐婚姻の類話には、正体を知られて別れたキツネの女が、農繁期に帰ってきて田仕事で夫を助けると、稲がよく実るようになったという話がある。また江戸の王子では、大晦日の夜、関八州のキツネが集い、無数の狐火が飛んだというが、里人はその動きで豊作の吉凶を占ったと伝えられており、落語「王子の狐」のモチーフとなっている。人間を助ける役割を果たすキツネの側面は、かつてキツネが、農耕神信仰において重要な役割を果たしていたことの名残りであるといえ、江戸大窪百人町など、郊外にある野原に出没する\xA1 FCDj$Nキツネは名前をつけて呼ばれ、人間を化かすが、災害や変事を報らせることもあった。岐阜県の老狐「ヤジロウギツネ」は、僧に化けて、高潔な人物の人柄を賞揚したという。群馬県の「コウアンギツネ」もこの類で、 白頭の翁となり、自ら128歳と述べ、常に仏説で人を教諭し、吉凶禍福や将来を予言した。千葉県飯高壇林の境内に住みついた「デンパチギツネ」も、若者に化けて勉学に勤しんでいる。 その他、静岡県の「オタケギツネ」は、大勢の人々に出す膳が足りない場合にお願いに行くと、膳をそろえてくれるといわれていた。岩手県九戸のアラズマイ平に棲む白狐は、村の子どもと仲がよく、一緒に遊んでいたという。また、鳥取県の御城山に祭られている「キョウゾウボウギツネ」は、城に仕え、江戸との間を2、3日で往復したと伝えられている。宝暦3年(1753年)8月、江戸の八丁堀本多家に、日暮れから諸道具を運び込み、九ツ前、提灯数十ばかりに前後数十人の守護を連れた鋲打ちの女乗物が、本多家の門をくぐった。5、6千石の婚礼の\xA1 BN$G$"$C$?$,!"K\B?2H$N?M$OC/$bCN$i$J$+$C$?$H$$$&!#$3$N$h$&$J!V! キツネノヨメイリ」には必ずにわか雨が降るとされるが、やはりこれも降雨を司る農業神の性質であろう。しかし、農耕信仰がすたれるにつれ、キツネが狡猾者として登場することも多くなり、『今昔物語』でも「高陽川の狐、女と変じて馬の尻に乗りし語」では、夕に若い女に化けたキツネが、馬に乗った人に声をかけて乗せてもらうが、4、5町 (単位)|町ばかり行ったところでキツネになって「こうこう」と鳴いたとある。『行脚怪談袋』には、僧が団子を喰おうとするキツネを杖で打ったら、翌日そのキツネが大名行列に化けて仕返しをしたという話がある。ほかにも『太平百物語』に、京都伏見の穀物問屋へ女がやって来て、桶を預けていった。ところがその桶の中から、大坂真邸 D;3$Nキツネと名乗る大入道が現われて、この家の者が日ごろ自分の住まいに小便をして汚すと苦情を述べた。そこで主人は入道に詫びて、3日間赤飯と油ものをキツネのすみかの穴に供えて許しを乞うたという。また、得体の知れない燐を「狐火」と呼び、「狐に化かされた」として、説明のつかない不思議な現象一般をキツネの仕業とすることも多かった。 しかし、化けるにしろ報復譚にしろ、キツネの話はどこかユーモラスで、悪なる存在というよりは、むしろトリックスター的な性格が強い。キツネにまつわる俗信には、日暮れに新しい草履(ぞうり)をはくとキツネに化かされるというものがあり、かなり広い地域で信じられていた。下駄はもちろん靴でも、新しいはきものは必ず帖 +$K$*$m$5$J$1$l$P$J$i$J$$$H$5$l!"Mキツネは女に化けることが多いとされるが、これはキツネが陰陽五行思想において土行、特に八卦では「艮」に割り当てられることから陰気の獣であるとされ、後世になって「狐は女に化けて陽の存在である男に近づくものである」という認識が定着してしまったためと考えられる。また、キツネが化けた女はよく見ると、闇夜でも着物の柄がはっきり見えるといわれていた。その化けっぷりは、人間はもちろん、月や太陽|日、妖怪、石、木、電信柱、灯籠、馬やネコ、家屋|家、汽車のほか、雨(狐の嫁入り)や雪のような自然現象を起こす等、実にバリエーションに富んでいる。キツネに化かされないためには、眉に唾をつけるとよいというが、これは、キツネに化かされるのは眉毛の数を読まれるからぁ @$H?.$8$i$l$F$$$?$?$a$G$"$k!#??56$N5?$o$7$$$b$N$r!VH}BCJ*!J$^$f$D$P$b$N!K!W$H$$$&$f$($s$G$"$k!#キツネにもさまざまな種類があり、住む場所、妖力によって「地狐」、「空狐」、「天狐」等に分類される。長崎五島列島でいう「テンコー(天狐)」は、 憑いた者に神通力を与えるが、これに反して「ジコー(地狐)」の方はたわいのないものといわれる。さらに、絶大な妖力をもつものとして三国伝来金毛玉面九尾が存在し、『山海経』では、「その状は、狐の如くで九つの尾、その声は嬰児の様、よく人を喰う。食った者は邪気に襲われぬ」という。特に謡曲『玉藻前』に語られた金毛の九尾狐が有名で、天竺摩伽多国では華陽夫人となって斑足太子を惑わせ、中国では夏の妹妃、殷の妲己、周の褒?|褒似となって国家|国を滅ぼした後、「玉藻前(たまものまえ)」となって鳥羽上皇の寵愛を受け、本朝を滅ぼそうとするが、陰陽師・安倍泰成(安倍泰親、あるいは安倍晴明とも)によって正体を見破られ、那須野原で退治される。しかしその妖力は衰えず、謡曲『殺生石』では、その怨霊は殺生石\xA1 $H$J$C$F!"?($l$k$b$N$NL?$rC%$C$F$$$?$,!"AN8<2'$,!">F9a!"@bK!$r! $7$F;&@8 @P$r652=$7$?!#@P$r:U$/DJ!V8<2'!J$2$s$N$&!K!W は、 この玄翁の名に由来するとされる。狐信仰の変種であり、日本独自の現象として、「狐憑き(きつねつき)」が存在する。タヌキ|狸、ヘビ|蛇、犬神憑きなどに比べシェアが広く、全国的に見られ、かつ根強い。狐憑きは、精神薄弱者や暗示にかかりやすい女性たちの間に多く見られる発作性、ヒステリー性精神病と説明され、実際に自らキツネとなって、さまざまなことを口走ったり、動作をしたりするという話が、平安時代ごろから文献に述べられている。行者や神職などが、「松葉いぶし」や、キツネの恐れる犬に全身をなめさせるといった方法で、キツネを落とす呪術を行っていた。狐憑きで有名なものは、長篠を中心に語り伝えられる「おとら狐」で、「長篠のおとら狐」とか「長篠の御城狐」などと呼ばれていた。おとら狐は、病人や、時には健康な人にも憑くことがあって、憑いた人の口を借りて長篠の合\xA1 @o$NJ*8l$r8l$k!#O&!J$d$0$i!K$K>e$,$C$F9g@o$r8+J*$7$F$$$k$H$-$K!"N.$lCF$KEv$?$C$F:8L\$r<:L@$7!"$=$N8e:8B-$rA@7b$5$l$?$?$a!"$*$H$i8Q$K$H$jXa$+$l$??M$O!":8$NL\$+$iL\$d$K$r=P$7$F!":8B-$NDK$_$rAJ$($k$H$$$&!#8QXa$-$N%P%j%(!<%7%g%s$H$7$F!"!V8Q;}$A!W$H$$$&8=>]$,$"$j!"キツネの霊を駆使して術を使うと信じられる家系がある。「飯綱(いづな、イイズナ)使い」と呼ぶ地方もあり、管狐(くだぎつね)や、オサキ、ニンコを操ると信じられていた。これらの狐霊は、人に憑いて憎む相手を病気にしたり、呪いをかけたりすることができると信じられ、現在でもなお、忌み嫌われている地方がある。



    研究

    ロシアの神経細胞学者リュドミラ・ニコラエブナ・トルットは、ロシア科学アカデミーの遺伝学者ベリャーエフと共に、キツネの人為選択による訓馳化実験を行った。100頭あまりのキツネを掛け合わせ、もっとも人間になつく個体を選択して配合を繰り返すことで、わずか40世代でイヌのようにしっぽを振り、人間になつく個体を生み出すことに成功した。同時に、耳が丸くなるなど飼い犬のような形質を発現することも観察された。これはなつきやすさという性質が、(自然、あるいは人為的に)選択されうることを示している。



    キツネに関係する言葉




    [ことわざ・慣用句]

    ・ きつねにつままれる
    : きつねに化かされること。出来事の意外さにぼんやりすること。
    ・ 虎の威を借る狐
    : 実力者の威光を借りていばること。中国の古典「戦国策」より。
    ・ 狐の子は頬白
    : 子が親に似ていること。「かえるの子はかえる」などと同義。
    ・ 狐に小豆飯
    : 好きなものを目の前に置けばすぐ手を出すことから、油断のならないこと、危険なこと。
    キツネは尾でわかる(The fox is known by his brush.)
    : 英語のことわざ。人にはそれぞれ特徴がある、という意味。
    ・ A quick brown fox jumps over the lazy dog.
    :「すばやい茶色のキツネがのろまなイヌを飛び越える」英語のpangram(各文字をなるべく一度ずつ使った文。日本語で言う「いろは」)にもきつねが登場する。ただし、これはaやoが2回使われている。


    [怪異]

    ・ 狐憑き
    : きつねの霊が人間に憑依|のりうつること。精神錯乱のような状態。
    ・ 狐火(狐の提灯、狐の嫁入り)
    : いわゆる鬼火。きつねが口から吐く火らしい。「狐の嫁入り」は狐火が複数並んで嫁入り行列の提灯のようにみえるもの。空は晴れているのに雨が降ることも「狐の嫁入り」という。
    ・ 九尾狐(きゅうびこ)
    : 尾が9本に分かれた狐。日本語風に「九尾の狐(きゅうびのきつね)」とも。本来は中国の伝説の霊獣であったが、日本にも妖怪のようなものとして伝説が残っている。
    ・ 天狗(あまつきつね)
    : 火球、すなわち、流星の大きなもの。天狗(てんぐ)のルーツの1つ。「日本書紀」巻23、舒明天皇の条の9年(637年)に記載がある。
    :: 九年の春二月の丙辰の朔にして戊寅に、大きなる星、東より西に流る。すなわち音ありて雷に似たり。時の人の曰く、「流星の音なり」といふ。また曰く、「地雷(つちいかずち)なり」といふ。ここに僧旻僧(そうみんほふし)が曰く、「流星に非ず。こは天狗(あまつきつね/あまつととね)なり。その吠いる聲、雷に似たらくのみ」といふ。
    :: (舒明天皇9年2月23日 (旧暦)|2月23日戊寅(637年3月24日)、大きな星が東から西に流れた。すぐに雷のような音がして、人々は流れ星の音だと言い、また雷だと言った。渡来人の子孫で当時一級の知識人であった僧旻法師によれば、「これは流れ星ではなく、天狗(あまつきつね)というもので、雷鳴のような声で鳴く」とのことであった)
    : 僧旻の言葉は、おそらく「史記」の「漢書」、あるいは「五雑爼」の説をふまえたものであろう。「漢書」には、「流れ星のうち音がするものを天狗というが、これは流れ星が落ちたところには狗のような生き物がいるからである」とあり、「五雑爼」も同様の説をなしている(同じ「史記」でも「天官書」には「天狗星」について少し違った記述がある)。


    [ゲーム]

    ・ 狐拳(きつねけん)
    : いわゆるじゃんけんのようなもの。両手を開いて耳の横に掲げるのが「狐」。庄屋に勝つ。ひざの上に両手を置くのが「庄屋」。鉄砲に勝つ。左手を握って前に出すのが「鉄砲(狩人)」。狐に勝つ。籐八拳(とうはちけん)、庄屋拳(しょうやけん)とも呼ぶ。
    キツネとガチョウ(fox and greese)
    : ふたりで遊ぶボードゲーム。1個のキツネの駒と17個のガチョウの駒がある。盤上を交互に動き、キツネはガチョウを12個捕ったら勝ち、ガチョウはキツネを動けなくしたら勝ち、というゲーム。
    ・ フォックスハンティング
    : 狩猟のキツネ狩りになぞらえた、電波発振源を特定する遊びまたは競技。電波発信源を特定するために、無線技術を利用する。


    [ 生き物の名 ]


  • 植物
    キツネノボタン・キツネノマゴ・キツネアザミ・キツネノカミソリ・キツネヤナギ・キツネガヤ・キツネユリ・キツネササゲ(ノササゲ)

  • キノコ
    キツネノチャブクロ・キツネノタイマツ



    [ 文学・音楽・映画などの芸術作品 ]

    ・ 王子の狐
    : 落語。美女に化けた狐を男が逆に化かすという滑稽噺。
    ・ ごん狐|ごんぎつね
    : 新美南吉が書いた童話。「ごん」というきつねが主人公。村人の兵十にいたずらしたごんは…。やさしい言葉で書いた絵本があり、子供でも読める。
    ・ 手袋を買いに
    : 同じく新美南吉の童話。手袋を買いにでた子ぎつねの話。一部の国語の教科書にも掲載された。
    ・ 利口な女狐の物語
    : レオシュ・ヤナーチェクのオペラ。
    ・ アイソポス|イソップ童話
    : 「カラスとキツネ」「酸っぱいブドウ」はじめ、多くの話にキツネが登場する。
    ・ キタキツネ物語(映画)
    : 1977年に公開されたサンリオ映画。
    ・ 子ぎつねヘレン(映画)
    : 北海道在住の獣医師で作家の竹田津実原作の小説「子ぎつねヘレンがのこしたもの」の映画化作品。2006年3月に劇場公開。河野圭太監督作品。配給は松竹。
    ・ おれたち、ともだち!(絵本)
    : 内田麟太郎(作)、降矢なな(絵)の絵本。オオカミとキツネの間の友情を描く。
    ・狂言『釣狐』:狐の役は狂言ではもっとも難しいとされ、「狂言師は猿に始まり、狐に終わる」ともいわれる。


    [料理]

    ・ きつねうどん・きつねそば(きつね (麺類)を参照)
    : 甘辛く煮た油揚げを乗せたうどんや蕎麦|そば。稲荷寿司|いなり寿司と同様、キツネの好物が油揚げだとされていることに由来する名称。1893年(明治26年)創業の大阪・船場 (大阪市)|船場のうどん屋、松葉家がいなり寿司から着想を得て考案したと伝えられている。
    : 大阪では油揚げを乗せたうどんをきつねと称する。一方、 京都や東京などでは油揚げなどを乗せたうどんをきつねうどん、そばをきつねそば(大阪でいう「たぬき」)と称する。また、信太の信太妻|葛の葉狐にちなんでしのだうどん、しのだそばとも呼び、名古屋などでは一般的な名称である。
    ・ きつね寿司
    : いなり寿司のこと。共通語としては現在では稀 。また、しのだ寿司とも呼ぶ。
    ・ きつね丼
    : 刻んだ油揚げをネギ|ねぎなどと甘辛く煮て、飯|ご飯に乗せた丼物|丼。きつね飯ともいう。大阪では多くの場合鶏卵でとじたものを呼ぶが、京都ではこれを衣笠丼と称する。卵でとじる場合は蒲鉾を加えることも多い。なお、油揚げを入れず、蒲鉾のみを卵でとじた丼は木の葉丼と呼ぶ。家庭で料理されるほか、うどん屋などのメニューに見られる。
    ・ きつね色
    : きつねの体色のような淡い黄色と思われているが、実際は濃い茶色。料理でおいしそうな焦げ目の色として、こんがりと共によく使われる表現。



    その他

    キツネ
    : きつねのように細く、目尻がつり上がった目のこと。グリコ・森永事件に際してキツネ目の男が重要参考人とされたことで広く知られる表現となった。
    キツネ
    :狐を連想させるような細面で切れ長の目の顔立ち。弥生系の顔。対義語は狸顔
    ・ 観光用のキツネの放し飼い飼育施設
    : 北海道北見市留辺蘂町(旧常呂郡留辺蘂町)には、温根湯温泉の温泉街の近くに北きつね牧場が、石北峠に近い国道39号沿いには北海道きつね村・トナカイ観光牧場とくまがい北きつね牧場がある。また、宮城県白石市には、蔵王連峰の山麓に宮城蔵王キツネ村があり、いずれも全国各地から大勢の観光客が訪れる。



    関連項目


  • 稲荷神

  • 妖狐



    外部リンク


  • 全狐連: きつね辞典より抜粋

  • 全狐連: 狐の辞典

  • 稲荷神社とキツネくん



    関連書


  • 松村潔 『日本人はなぜ狐を信仰するのか』 講談社現代新書 講談社 ISBN 4-06-149829-0 

    Quotation:Wikipedia - Article - History  License:GFDL
  • posted by 龍 at 04:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 妖怪 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

    2008年02月07日

    妖怪[海難法師]

    妖怪事典海難法師


    海難法師(かいなんほうし)とは、伊豆七島に伝わる幽霊の一種。水難事故で死亡した者の霊とされる。盥にのって沖からやって来て、その姿を見たものは同様の死に様を晒すと言われている。




    起源

    海難法師の事の起こりは江戸時代、1628年|寛永5年のことである。豊島忠松(とよしまただまつ)という悪代官が島民たちを苦しめてみなに憎まれていたという。そこで島の人々は忠松を殺すために、わざと海が荒れる日を選んで島巡りをするように勧めたのである。まんまと罠にはまった忠松は、言われた通りに海に出て波に呑まれて死んでしまった。それ以来、毎年旧暦の1月24日になると忠松の霊が海難法師となって島々を巡るのだという。だからこの日だけは決して外に出てはならず、人々は震えながら家にこもっていなければならないのだという。別伝:代官を殺そうとしたまでは同じ。村の若者25人が暴風雨の夜にそれを決行し、船で逃亡した。
    しかし、かくまってくれる島や村はなく、さまよった挙句、1月24日に海難事故で全員が死亡した。
    村人に裏切られ、この世に恨みを残して死んだ怨霊が島々を巡るという。



    関連する項目

    日本の妖怪の一覧

  • 地獄先生ぬ〜べ〜(コミック22巻に海難法師を扱った話が登場する)

    Quotation:Wikipedia - Article - History  License:GFDL
  • posted by 龍 at 04:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 妖怪 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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