2005年11月30日

妖怪[おとら狐]

妖怪事典おとら狐


おとら狐(おとらぎつね)とは、愛知県|愛知の民話に登場するおとらという娘に取り憑いた狐の妖怪。身上話を人に聞かせるのが大好き。


Wikipediaより引用 - Article - History - License:GFDL
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2005年11月29日

妖怪[鬼]

妖怪事典


日本語:おに#日本に伝わる、頭に角を持ち、紅や藍の肌をした巨人であり、伝説の生物一覧|伝説の生物。
・恐ろしい性格や、特定の物事に恐ろしく卓越した能力などを持つ人間、又は動物。「重馬場の」(競馬)、「脚」(競輪競技で、まくり戦法を得意とする選手。特に、かつての井上茂徳選手を指す。)、「キックの」(沢村忠)など。
・「かくれんぼ」「ごっこ」「だるまさんがころんだ」など特定の遊びで、人を捕まえる役割、後にいる人を当てる役割など、他のメンバーとは違う役割を担う人間。「避けるべきもの」のようなイメージで捉えられるため、必死でから脱出して他の一般の中に帰ろうとする所に、を使った遊びの醍醐味がある。
・特撮番組『仮面ライダー響』に登場する変容能力を備えた人間。→仮面ライダー響# (仮面ライダー)| (仮面ライダー)中国語:
・死者もしくは亡霊。例:「異国の」「点簿」
・仏典での夜叉、餓、羅刹を中国語の漢字に翻訳した語。本項では、1の怪物としての「」について説明する。
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(おに)は、日本の妖怪。
一般的にという場合、幽霊や悪い精霊などのいわゆる「魑魅魍魎(ちみもうりょう)」の類とされているが、扱いとしては西洋で言う魔女に近い。その他、恐ろしい人をに例えることが多い。




由来

「おに」の語はおぬ(隠)が転じたもので、元来は姿の見えないもの、この世ならざるものであることを意味した。そこから人の力を超えたものの意となり、後に、人に災いをもたらす伝説上のヒューマノイドのイメージが定着した。さらに、陰陽思想や浄土思想と習合し、地獄における閻魔|閻魔大王配下の獄卒であるとされた。



おにの姿

最も知名度が高い姿は、頭に角と巻き毛の頭髪を具え、口に牙を有し、指に鋭い爪が生え、虎の毛皮の褌を腰に纏い、表面に突起のある金棒を持った大男である。これは、丑の方と寅の方の間の方角(艮:うしとら)を門と呼ぶことによるもので、牛の角と体、虎の牙と爪を持ち、虎の皮を身に付けているとされた。酒呑童子は赤毛で角があり、髭も髪も眉毛もつながっており、手足は熊の手のようであるとされている。
は元々はこのような定まった姿は持っておらず、語源の「おぬ(隠)」の通り姿の見えないこともあった。まれには、見目麗しい男性の姿で現れて女を誘うことがある。
現在のの姿は仏教の羅卒が混入したものである。



具体的な(またはとされた人間)

なぜか「童子」と呼ばれる者が多い。

  • 酒呑童子(しゅてんどうじ)

  • 茨木童子(いばらきどうじ)

  • ダイダラボッチ(別名 一つ目の神)

  • 嘉隆(くかみよしたか漢字はの字の上の点がないもの くきよしたかは俗名)の座右の銘 故に乗船する安宅船に付いた名が宿−後の日本丸)

  • 牛頭馬頭(ごずめず)

  • 速疾(そくしつき)

  • 独脚(Tokebi)など



    文学

    童話などにも数多く登場する。

  • 一寸法師

  • 桃太郎

  • 泣いた赤

  • 花咲じいさん


    [ 漫画 ]


  • 永井豪作品。あるいは非情・非論理的な暴力の象徴として、あるいは虐げられた異形の存在として、永井豪はを作品の中心的存在として取り上げてきた。
    -2889年の反乱-
    手天童子

  • 切丸

  • うる星やつら

  • 地獄先生ぬーべー



    中国における「

    中国で(クェイ)という場合、死霊、死者の霊魂のことを指す。中国では、直接と呼ぶのはタブーであることから、婉曲して好兄弟ともいう。また日本にもこの思想が入っており、人が死ぬことを指して「籍に入る」などと言う言い方がある他、元来の意味合いと混交したイメージでも捉えられている。従って、中国語で「−」と言う表現は、必ずしも勇猛等を意味しない。戦前の日本軍で、ある将官が「将軍」と渾名され、当人は軍人として誇りにしていたが、実はその痩せた風貌を揶揄したものであったというエピソードがこれを物語る。文禄・慶長の役の際、島津義弘の率いる軍勢を明軍は「石曼子」と言って恐れたとの逸話においても「」はその勇猛さよりも、「神出没」の意味において使用されているものと思われる。また、中国の天文学や占星術としても、朱雀七星宿の一つの『宿』として用いられた。



    関連記事


  • 桃太郎

  • 節分

  • 日本のの交流博物館

  • 二十八宿                 



    外部リンク


  • の研究

  • サミット



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    2005年11月28日

    妖怪[管狐]

    妖怪事典管狐


    管狐(くだぎつね)とは、伝承上・伝説の生物一覧|伝説の生物で、竹管のような細い筒の中に住む、小さく細長い日本の妖怪・妖精・精霊の一種。容姿は、名前の通り狐のような形をしている。別名、飯綱(いづな)とも言い、東北地方の霊能者や信州の飯綱使い(いづなつかい)などが持っていて、通力を具え、占術などに使用される。狐憑きの一種として語られることもあり、地方によって管狐を有するとされる家は「くだもち」と呼ばれて忌み嫌われた。管狐に竹管から出してほしいとせがまれて竹管から出すと、持ち主の近隣に農作物を不作にする、病人を出す、機の調子を悪くするなどの悪事を働くとされるが、これは西洋で魔女がなすとされる害悪と類似する。また、天狗に使役される使い魔ので、これを飼い慣らす事ができれば、大金持ちになることができるとされている。なお、「管狐」の語はイタチ科の動物オコジョの別名としてぁ bMQ$$$i$l$k!#



    関連項目


  • イタコ

  • 陰陽道

  • 祈祷・祈祷師

  • 日本の妖怪の一覧

  • イイズナ(イタチの一種)

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    2005年11月27日

    妖怪[おとら狐]

    妖怪事典おとら狐


    おとら狐(おとらぎつね)とは、愛知県|愛知の民話に登場するおとらという娘に取り憑いた狐の妖怪。身上話を人に聞かせるのが大好き。


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    2005年11月25日

    妖怪[河童]

    妖怪事典河童


    河童(かっぱ)は、日本の伝説の生物一覧|伝説上の動物。河太郎ともいう。ほぼ日本全国で伝承され、その呼び名も、形状も各地方によって異なる。一般的性質は、川の中に住み、泳ぎが得意で、頭頂部に皿がある事が多い。皿は、円形の平滑な無毛部でいつも水で濡れており、皿が乾いたり割れたりすると死んでしまうとされる。他に、口は短い嘴で、背中には亀のような甲羅が、手足には水掻きがあるとする場合が多い。両腕は体内で繋がっており、どちらかの腕を伸ばす事も出来る。猿や川獺のような姿とする事もある。特に悪い事はしない生物として描かれる場合もあるが、多くは水辺を通りかかったり、泳いだりしている人を水中に引き込み、溺れさせたり、「尻子玉」(尻子玉とも書く)を抜く等の悪事を働く。抜いた尻子玉は食べたり、竜王に税金として収めたりする。尻子玉とはヒトの肛門内にあると想像された架空の臓器で、これを抜かれると腑抜けになるという言い伝えがあるが、これは溺死者の肛門括約筋が弛緩した様子が恰も玉が抜けたように見えた事に由来するようである。相撲が大好きでよく子供を相撲� $KM6$&!#5AM}7x$/!"5{$dLt$N@=K!$r28JV$7$H$7$FDs6!$9$kL1OC$bB?$/B8:_$9$k!#$^$?河童は、キュウリが好きであるとされる。この事から、キュウリを巻いた寿司の事を「カッパ巻き」と呼ぶ。鉄、鹿の角、猿を嫌う。シダの葉で頭を撫ぜると人間に化ける事も出来る。河童の由来は大まかに西日本と東日本に分けられ、西日本では大陸からの渡来とされるが、東日本では安倍晴明の式神、役小角の護法童子、飛騨の匠(左甚五郎とも)が仕事を手伝わせる為に作った人形が変じたものとされる。大陸渡来の河童は、猿猴と呼ばれ、その性質も中国の猿(中国では神威を持つ猿にこの字を当てる。孫悟空や十天君等)に類似する。九州北部では河童の神を兵主部羅神という事から、熊本のヒョウスベもその一派であると考えられる。
    河童は、各地方で様々に呼ばれており、河童の訛りとしてガワッパ、ガワワッパ、河太郎の訛りとしてゲータロ、ガタロウの他、水蛇の訛りと思われるメンドチ、メドチ、ドチガメ等がある。また、これらとは全く別系統のものとして、高知のシバテン(芝天狗の略)がある。河童にはまた、河神としての性格を残すものがあり、河神が秋に山神となるように、河童も一部地域では冬になると山童(やまわろ)になると言われる。大分では、秋に河童が山に入ってセコとなり、和歌山では、ケシャンボになる。いずれも山童、即ち山の神の使いである。現在河童のミイラや河童の骨等と呼ばれる物は、多くは江戸時代のミイラ造形師が他の動物(好んで用いられるのはエイと院 n!K$NItIJ$rAH$_9g$o$;$F:n$C$?$b$N$G$"$k!#[f$NF,It$r;H$C$?$b$N$b$"$k!#8=:_$NF|K\$G$b6K$?$^$KL\7bCL$,$"$j!"%D%A%N%3$HJB$s$GF|K\$rBeI=$9$kL$3NG'@8J*$H$b8@$($k!#!X@>M75-!Y$KEP>l$9$k:;8g>t$O!"F|K\$G$O$7$P$7$P河童に似た姿で描かれる。



    河童に纏わる言葉


  • 河童の川流れ」・・・河童は泳ぎが得意である事から、物事に長けていても失敗する事があるという意。

  • 「屁の河童」・・・河童はいつも水の中にいる為、屁をしてもあまり勢いがない事から、「取るに足りない事」を「河童の屁」、後に語順が変わった。「木っ端の火」から来たという説もある。あいうえおかきくけこさしすせそたちつてとなにぬねのはひふへほ



    河童を題材とした漫画


  • 河童の三平(水木しげる)

  • かっぱの飼い方(石川優吾)



    河童を題材としたTV番組


  • 河童の三平 妖怪大作戦(東映)



    河童に由来する地名


  • 合羽橋(東京)

  • 河童淵(遠野市)

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    2005年11月24日

    妖怪[キツネ]

    妖怪事典キツネ


    キツネ

    アカギツネ ''Vulpes vulpes''
    生物の分類|分類

    界: 動物界 :en:Animalia|Animalia
    門: 脊索動物門 :en:Chordata|Chordata
    亜門:脊椎動物|脊椎動物亜門 :en:Vertebrata|Vertebrata
    綱: 哺乳綱 :en:Mammalia|Mammalia
    目: ネコ目(食肉目) :en:Carnivora|Carnivora
    亜目:ネコ亜目(裂脚亜目) :en:Fissipedia|Fissipedia
    上科:イヌ上科 Canoidea
    科: イヌ科 :en:Canidae|Canidae
    亜科:イヌ科|キツネ亜科 :en:Vulpini|Vulpini
    属: キツネ属 '':en:Vulpes|Vulpes''


    種 (キツネ属)


  • アカギツネ '':en:Red Fox|Vulpes vulpes''

  • ベンガルギツネ ''Vulpes bengalensis''

  • ブランフォードギツネ ''Vulpes cana''

  • ケープギツネ ''Vulpes chama''

  • コサックギツネ ''Vulpes corsac''

  • チベットスナギツネ ''Vulpes ferrilata''

  • キットギツネ '':en:Southern California kit fox|Vulpes macrotis''

  • オグロスナギツネ ''Vulpes pallida''

  • オジロスナギツネ ''Vulpes ruppelli''

  • スウィフトギツネ '':en:Swift Fox|Vulpes velox''

  • フェネックギツネ '':en:Fennec|Vulpes zerda''

  • 学名 (アカギツネ)

    ''Vulpes vulpes''

    (リンネ|Linnaeus, 1758年|1758)

    英名 (アカギツネ)

    Red Fox

    和名

    アカギツネ
    キツネ(狐)は、一般的には哺乳綱 ネコ目|ネコ目(食肉目) イヌ科 キツネ亜科 キツネ属 に属する動物の総称である。
    ただし実際には、日本に生息する唯一の種であり、キツネ属の代表種でもある アカギツネを特に指していうことが多い。

    また、広義には、キツネ属の動物のほか、これらと形態または生態の似ている、キツネ亜科のホッキョクギツネ属、オオミミギツネ属、ハイイロギツネ属、さらにイヌ亜科のカニクイイヌ属、フォークランドオオカミ属、クルペオギツネ属まで含めた動物群の総称となる。



    アカギツネ



    [生物学的分類と分布]

    キツネ属には11種が属するが、最も一般的な種がアカギツネ ''Vulpes vulpes'' である。アカギツネは北半球のほとんど全域に生息しており、ネコ目(食肉目)の中で最も広く分布している種である。

    日本にはアカギツネの2亜種が生息しており、北海道に生息するキタキツネ(''V. v. schrencki'' )と、本州、四国、九州に生息するホンドギツネ(''V. v. japonica'' )がこれにあたる。

    キツネは現生する哺乳類の中で最も分布域が広い動物の一つで、砂漠から高地までいろいろな環境で生息できる。


    [身体的特徴]

    ホンドギツネは体長約 70 cm、尾が 40 cmほどある。体色は赤みがかった黄色でいわゆる「きつね色」。腹部、頬、尾の先は白い。尾は他の動物に比べて太く長い。ネコ目 (食肉目) の多くの動物たちと同様、運動能力は高い。毛皮が美しいので、服飾品に使用されることがある。

    なお、キタキツネは、四肢の足首の部分が黒くなっているのが、ホンドギツネとの違いである。体もキタキツネの方がやや大きい。


    [生態]

    夜行性で、昼は巣穴で眠る。小鳥、ノウサギ、ノネズミ類、昆虫などを捕食する肉食性だが、果物など植物質のものも食べる。狩りは単独で行う。生後10か月ほどで性成熟し、寿命は野生では3〜4年程度、飼育下では長くて10年ほど生きることもある。巣穴は数メートルの長さがある。メスは平均4頭を出産し、夏まで家庭群で生活する。普段は縄張りを守って行動するが、交尾期の1-2月ごろのみは互いの縄張りを侵す。ペットとして飼うのはイヌやネコ、鳥などの動物に比べ、かなり難しい。ペットとして飼うべきではない。キツネは寄生虫のエキノコックスの終宿主となることがある。キツネの糞便とともに排泄されたエキノコックス虫卵がヒト|人間に摂取されると、幼虫が寄生しエキノコックス症を引き起こす。早期に発見すれば治療可能だが、発見の遅れや手術の難しい部位への寄生など、最悪の場合死に至る可能性もある。北海道などの地域で感染が広がっている。



    日本の説話上のキツネ

    キツネ(狐)が霊獣として伝えられる歴史は非常に古く、『日本霊異記』に、すでにキツネの話が記されている。美濃国|美濃大野郡の男が広野で1人の美女に出会い、結ばれて子供|子をなすが、女はキツネの化けた姿で、犬に正体を悟られて野に帰ってしまう。しかし男はキツネに、「なんじ我を忘れたか、子までなせし仲ではないか、来つ寝(来て寝よ)」と言った。キツネはかつては「野干(やかん)」と呼ばれたが、そこから「きつね」という語ができた、とする。キツネは、人間との婚姻譚において語られることが多く、後に『葛の葉』、『信太妻(しのだづま)』を経、古浄瑠璃『信田妻(しのだづま)』において、異類婚姻によって生まれた子の超越的能力というモティーフぁ ,!"5)Be$N1"M[;U!"0BG\@2L@$N=P@8$H$J$C$F40@.$5$l$k!#キツネの子が神秘的能力をもつというのは、稲荷の神の使いとして親しまれてきたキツネが、元来は農耕神として信仰され、豊穣や富のシンボルであったことに由来するものである。狐婚姻の類話には、正体を知られて別れたキツネの女が、農繁期に帰ってきて田仕事で夫を助けると、稲がよく実るようになったという話がある。また江戸の王子では、大晦日の夜、関八州のキツネが集い、無数の狐火が飛んだというが、里人はその動きで豊作の吉凶を占ったと伝えられている。人間を助ける役割を果たすキツネの側面は、かつてキツネが、農耕神信仰において重要な役割を果たしていたことの名残りであるといえ、江戸大窪百人町など、郊外にあぁ kLn86$K=PKW$9$kFCDj$N %-%D%Mは名前をつけて呼ばれ、人間を化かすが、災害や変事を報らせることもあった。岐阜県の老狐「ヤジロウギツネ」は、僧に化けて、高潔な人物の人柄を賞揚したという。群馬県の「コウアンギツネ」もこの類で、 白頭の翁となり、自ら128歳と述べ、常に仏説で人を教諭し、吉凶禍福や将来を予言した。千葉県飯高壇林の境内に住みついた「デンパチギツネ」も、若者に化けて勉学に勤しんでいる。 その他、静岡県の「オタケギツネ」は、大勢の人々に出す膳が足りない場合にお願いに行くと、膳をそろえてくれるといわれていた。岩手県九戸のアラズマイ平に棲む白狐は、村の子どもと仲がよく、一緒に遊んでいたという。また、鳥取県の御城山に祭られている「キョウゾウボウギツネ」は、城に仕え、江戸との間を2、3日で往復したと伝えられている。宝暦3年8月、江戸の八丁堀本多家に、日暮れから諸道具を運び込み、九ツ前、提灯数十ばかりに前後数十人の守護を連れた鋲打ちの女乗物が、本多家の門をくぐった。5、6千石の婚礼の体であったが、本多家の人は誰も知らなかったという。このような「キツネノヨメイリ」には必ずにわか雨が降るとされるが、やはりこれも降雨を司る農業神の性質であろう。しかし、農耕信仰がすたれるにつれ、キツネが狡猾者として登場することも多くなり、『今昔物語』でも「高陽川の狐、女と変じて馬の尻に乗りし語」では、夕に若い女に化けたキツネが、馬に乗った人に声をかけて乗せてもらうが、4、5町 (単位)|町ばかり行ったところでキツネになって「こうこう」と鳴いたとある。『行脚怪談袋』には、僧が団子を喰おうとするキツネを杖で打ったら、翌日そのキツネが大名行列に化けて仕返しをしたという話がある。ほかにも『太平百物語』に、京都伏見の穀物問屋へ女がやって来て、桶を預けていった。ところがその桶の中から、大坂真田� ;3$Nキツネ! � HL>>h$kBgF~F;$,8=$o$l$F!"$3$N2H$N.JX$r$7$F1x$9$H6l>p$r=R$Y$?!#$=$3$Gキツネのすみかの穴に供えて許しを乞うたという。また、得体の知れない燐を「狐火」と呼び、「狐に化かされた」として、説明のつかない不思議な現象一般をキツネの仕業とすることも多かった。 しかし、化けるにしろ報復譚にしろ、キツネの話はどこかユーモラスで、悪なる存在というよりは、むしろトリックスター的な性格が強い。キツネにまつわる俗信には、日暮れに新しい草履(ぞうり)をはくとキツネに化かされるというものがあり、かなり広い地域で信じられていた。下駄はもちろん靴でも、新しいはきものは必ず朝におろさなければならないとされ、夕方、新品をはかねばならないときは、裏帖 l$K3%$+KO$r$L$i$M$P$J$i$J$$$H$$$o$l$F$$$k!#キツネは女に化けることが多いとされるが、これはキツネが陰陽五行思想において土行、特に八卦では「艮」に割り当てられることから陰気の獣であるとされ、後世になって「狐は女に化けて陽の存在である男に近づくものである」という認識が定着してしまったためと考えられる。また、キツネが化けた女はよく見ると、闇夜でも着物の柄がはっきり見えるといわれていた。その化けっぷりは、人間はもちろん、月や太陽|日、妖怪、石、木、電信柱、灯籠、馬やネコ、家屋|家、汽車のほか、雨(狐の嫁入り)や雪のような自然現象を起こす等、実にバリエーションに富んでいる。キツネに化かされないためには、眉に唾をつけるとよいというが、これは、キツネに化かされるのは眉毛の数を読まれるからだ� $H?.$8$i$l$F$$$?$?$a$G$"$k!#??56$N5?$o$7$$$b$N$r!VH}BCJ*!J$^$f! $D$P$b$N !K!W$H$$$&$f$($s$G$"$k!#キツネにもさまざまな種類があり、住む場所、妖力によって「地狐」、「空狐」、「天狐」等に分類される。長崎五島列島でいう「テンコー(天狐)」は、 憑いた者に神通力を与えるが、これに反して「ジコー(地狐)」の方はたわいのないものといわれる。さらに、絶大な妖力をもつものとして三国伝来金毛玉面九尾が存在し、『山海経』では、「その状は、狐の如くで九つの尾、その声は嬰児の様、よく人を喰う。食った者は邪気に襲われぬ」という。特に謡曲『玉藻前』に語られた金毛の九尾狐が有名で、天竺摩伽多国では華陽夫人となって斑足太子を惑わせ、中国では夏の妹妃、殷の妲己、周の褒?|褒似となって国家|国を滅ぼした後、「玉藻前(たまものまえ)」となって鳥羽上皇の寵愛を受け、本朝を滅ぼそうとするが、陰陽師・安倍泰成(安倍泰親、あるいは安倍晴明とも)によって正体を見破られ、那須野原で退治される。しかしその妖力は衰えず、謡曲『殺生石』では、その怨霊は殺生石となって、触れるものの命を奪っていたが、僧玄翁が、焼香、説法をして殺生石� $r652=$7$?!#@P$r:U$/DJ!V8<2'!J$2$s$N$&!K!W は、 この玄翁の名に由来するとされる。狐信仰の変種であり、日本独自の現象として、「狐憑き(きつねつき)」が存在する。狸、蛇、犬神憑きなどに比べシェアが広く、全国的に見られ、かつ根強い。狐憑きは、精神薄弱者や暗示にかかりやすい女性たちの間に多く見られる発作性、ヒステリー性精神病と説明され、実際に自らキツネとなって、さまざまなことを口走ったり、動作をしたりするという話が、平安時代ごろから文献に述べられている。行者や神職などが、「松葉いぶし」や、キツネの恐れる犬に全身をなめさせるといった方法で、キツネを落とす呪術を行っていた。狐憑きで有名なものは、長篠を中心に語り伝えられる「おとら狐」で、「長篠のおとら狐」とか「長篠の御城狐」などと呼ばれていた。おとら狐は、病人や、時には健康な人にも憑くことがあって、憑いた人の口を借りて長篠の合戦の物語を語る。櫓(やぐぁ i!K$K>e$,$C$F9g@o$r8+J*$7$F$$$k$H$-$K!"N.$lCF$KEv$?$C$F:8L\$r]$,$"$j!"キツネの霊を駆使して術を使うと信じられる家系がある。「飯綱(いづな、いいづな)使い」と呼ぶ地方もあり、管狐(くだぎつね)や、オサキ、ニンコを操ると信じられていた。これらの狐霊は、人に憑いて憎む相手を病気にしたり、呪いをかけたりすることができると信じられ、現在でもなお、忌み嫌われている地方がある。



    キツネに関係する言葉




    [ことわざ・慣用句]


  • きつねにつままれる
    :きつねに化かされること。出来事の意外さにぼんやりすること。

  • 虎の威を借る狐
    :偉いものの威光を借りていばること。中国の故事から。

  • 狐の子は頬白
    :子が親に似ていること。「かえるの子はかえる」などと同義。

  • 狐に小豆飯
    :好きなものを目の前に置けばすぐ手を出すことから、油断のならないこと、危険なこと。

  • キツネは尾でわかる(The fox is known by his brush.)
    :英語のことわざ。人にはそれぞれ特徴がある、という意味。

  • A quick brown fox jumps over the lazy dog.
    :「すばやい茶色のキツネがのろまなイヌを飛び越える」英語のpangram(各文字をなるべく一度ずつ使った文。日本語で言う「いろは」)にもきつねが登場する。ただし、これはaやoが2回使われている。


    [怪異]


  • 狐憑き
       きつねの霊が人間にのりうつること。精神錯乱のような状態。

  • 狐火(狐の提灯、狐の嫁入り)
       いわゆる鬼火。きつねが口から吐く火らしい。「狐の嫁入り」は狐火が複数並んで嫁入り行列の提灯のようにみえるもの。空は晴れているのに雨が降ることも「狐の嫁入り」という。

  • 九尾狐(きゅうびこ)
       尾が9本に分かれた狐。日本語風に「九尾の狐(きゅうびのきつね)」とも。本来は中国の伝説の霊獣であったが、日本にも妖怪のようなものとして伝説が残っている。

  • 天狗(あまつきつね)
       火球、すなわち、流星の大きなもの。天狗(てんぐ)のルーツの1つ。「日本書紀」巻23、舒明天皇の条の9年(637年)に記載がある。
       :九年の春二月の丙辰の朔にして戊寅に、大きなる星、東より西に流る。すなわち音ありて雷に似たり。時の人の曰く、「流星の音なり」といふ。また曰く、「地雷(つちいかずち)なり」といふ。ここに僧旻僧(そうみんほふし)が曰く、「流星に非ず。こは天狗(あまつきつね/あまつととね)なり。その吠いる聲、雷に似たらくのみ」といふ。
       :(舒明天皇九年二月二十三日戊寅(637年3月24日)、大きな星が東から西に流れた。すぐに雷のような音がして、人々は流れ星の音だと言い、また雷だと言った。渡来人の子孫で当時一級の知識人であった僧旻法師によれば、「これは流れ星ではなく、天狗(あまつきつね)というもので、雷鳴のような声で鳴く」とのことであった)
       僧旻の言葉は、おそらく「史記」の「漢書」、あるいは「五雑爼」の説をふまえたものであろう。「漢書」には、「流れ星のうち音がするものを天狗というが、これは流れ星が落ちたところには狗のような生き物がいるからである」とあり、「五雑爼」も同様の説をなしている(同じ「史記」でも「天官書」には「天狗星」について少し違った記述がある)。


    [ゲーム]


  • 狐拳
       いわゆるじゃんけんのようなもの。両手を開いて耳の横に掲げるのが「狐」。庄屋に勝つ。ひざの上に両手を置くのが「庄屋」。鉄砲に勝つ。左手を握って前に出すのが「鉄砲(狩人)」。狐に勝つ。籐八拳(とうはちけん)、庄屋拳(しょうやけん)とも呼ぶ。

  • キツネとガチョウ(fox and greese)
       ふたりで遊ぶボードゲーム。1個のキツネの駒と17個のガチョウの駒がある。盤上を交互に動き、キツネはガチョウを12個捕ったら勝ち、ガチョウはキツネを動けなくしたら勝ち、というゲーム。


    [文学・音楽・芸術作品]


  • ごん狐|ごんぎつね
       新美南吉が書いた童話。「ごん」というきつねが主人公。村人の兵十にいたずらしたごんは…。やさしい言葉で書いた絵本があり、子供でも読める。

  • 手袋を買いに
       同じく新美南吉の童話。手袋を買いにでた子ぎつねの話。一部の国語の教科書にも掲載された。

  • 利口な女狐の物語
       レオシュ・ヤナーチェクのオペラ。

  • アイソポス|イソップ童話
       「カラスとキツネ」「酸っぱいブドウ」はじめ、多くの話にキツネが登場する。


    [ものの名、その他]


  • きつねうどん・きつねそば
       甘辛く煮た油揚げを乗せたうどんや蕎麦|そば。稲荷寿司|いなり寿司と同様、キツネの好物が油揚げだとされていることに由来する名称。1893年(明治26年)創業の大阪・船場のうどん屋、松葉家がいなり寿司から着想を得て考案したと伝えられている。
       大阪では油揚げを乗せたうどんをきつねと称する。一方、 京都や東京などでは油揚げなどを乗せたうどんをきつねうどん、そばをきつねそば(大阪でいう「たぬき」)と称する。また、信太の信太妻|葛の葉狐にちなんでしのだうどん、しのだそばとも呼び、名古屋などでは一般的な名称である。

  • きつね寿司
       いなり寿司のこと。共通語としては現在では稀 。また、しのだ寿司とも呼ぶ。

  • きつね丼
       刻んだ油揚げをネギ|ねぎなどと甘辛く煮て、飯|ご飯に乗せた丼物|丼。きつね飯ともいう。大阪では多くの場合鶏卵でとじたものを呼ぶが、京都ではこれを衣笠丼と称する。卵でとじる場合は蒲鉾を加えることも多い。なお、油揚げを入れず、蒲鉾のみを卵でとじた丼は木の葉丼と呼ぶ。家庭で料理されるほか、うどん屋などのメニューに見られる。

  • きつね色
       きつねの体色のような淡い黄色と思われているが、実際は濃い茶色。料理でおいしそうな焦げ目の色として、こんがりと共によく使われる表現。

  • キツネ
       きつねのように細く、目尻がつり上がった目のこと。グリコ・森永事件に際してキツネ目の男が重要参考人とされたことで広く知られる表現となった。

  • かいけつゾロリ

  • 観光用のキツネの放し飼い飼育施設
       北海道留辺蘂町には、温根湯温泉の温泉街の近くに北きつね牧場が、石北峠に近い国道39号沿いには北海道きつね村・トナカイ観光牧場とくまがい北きつね牧場がある。また、宮城県白石市には、蔵王連峰の山麓に蔵王きつね村があり、いずれも全国各地から大勢の観光客が訪れる。



    外部リンク


  • 全狐連: きつね辞典より抜粋

  • 全狐連: 狐の辞典

  • 稲荷神社とキツネくん

  • 北きつね牧場(北海道・留辺蘂町の温根湯温泉にある)


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    2005年11月23日

    妖怪[一反木綿]

    妖怪事典一反木綿


    一反木綿(いったんもめん)は妖怪の一種。一反(約11m)ほどの長さの白い木綿の布のような形をした。夜中に道を歩いている人がいると、どこからともなくひらひらと飛んで来て身体や首に巻きついてくる。鹿児島県高山地方では、人を殺すこともあるという。どう見ても布のようで生物|生き物には見えないが、ある侍が一反木綿に襲われとっさに刀で切りつけたところ、その刀に血が残ったとこう話がある。

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    2005年11月22日

    妖怪[妖怪]

    妖怪事典妖怪


    妖怪(ようかい)とは、人間には理解できない奇怪で異常な現象を象徴する超自然的存在、もしくは常識から逸脱した振る舞いをし不可思議な能力を発揮する伝説上の存在のこと。鬼、天狗、河童など、伝承が数多く残っているため民俗学の分野での研究が進んでいる。古代から現代 (時代区分)|現代に至るまで、時代と共に様々な妖怪が人々の生活の中から生み出されてきた。古い妖怪には、神道の体系に組み込まれなかった古代の神が起源と思われるものもある。
    多くは科学が発達しない時代に現象の説明として多く用いられてきた。例えば肛門の開いた水死体が発見された場合に河童が尻子玉を抜いたからだと説明つけるのはその例の一つである。また、山海経の影響を受けた妖怪が登場することなどで、海外から影響を受けたものもいる。
    出版文化が発達する江戸時代ごろからは、黄表紙などによって盛んにキャラクターとして使われたり、また駄洒落などによって創作されたものも数多く存在する。鳥山石燕 などがその例であり、現代でも盛んに創作妖怪は作られる。
    画題としてもよく描かれ、有名な妖怪を描いた絵師に歌川国芳、月岡芳年、河鍋暁斎、葛飾北斎などがおりまた、狩野派の絵手本としても『百鬼夜行図』が描かれた。現代でも都市伝説、と名を変え、口裂け女、トイレの花子さんのような新たな妖怪が誕生している。
    また宇宙人、UFOも一種の妖怪であると考える場合もある。



    創作の題材としての妖怪
    妖怪は芸術・娯楽の分野で、作品の題材としても数多く扱われてきた。* 鳥山石燕 (1712年-1788年) - 『画図百鬼夜行』の作者。浮世絵師。

  • 上田秋成 (1734年-1809年) - 『雨月物語』の作者。国文学者、小説家。

  • 小泉八雲 (1850年-1904年) - 『怪談』の作者。小説家、英文学者。

  • 水木しげる (1922年-) - 『ゲゲゲの鬼太郎』の作者。漫画家。



    妖怪の学術的研究
    * 柳田国男

  • 井上円了

  • 小松和彦



    関連項目
    * 都市伝説

  • 日本の妖怪の一覧

  • 世界の妖怪の一覧

  • 伝説の生物一覧

  • 民俗学

  • 文化人類学



    参考文献


  • 江馬務著『日本妖怪変化史』

  • 柳田国男著『妖怪談義』講談社[講談社学術文庫]。ISBN 406158135X

  • 小松和彦著『日本妖怪異聞録』小学館[小学館ライブラリー]。ISBN 4094600736

  • 小松和彦著『妖怪学新考――妖怪からみる日本人の心』小学館ライブラリー。ISBN 4094601325

  • 小松和彦編『日本妖怪学大全』小学館。ISBN 4096262080

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    2005年11月21日

    妖怪[産女]

    妖怪事典産女


    産女(うぶめ)は、妊婦の妖怪。憂婦女鳥とも表記する。死んだ妊婦をそのまま埋葬すると、「産女」になるという概念は古くから存在し、多くの地方で子供が産まれないまま妊婦が産褥で死亡した際は、腹を裂いて胎児を取り出し、母親に抱かせたり負わせたりして葬るべきと伝えられている。胎児を取り出せない場合には、人形を添えて棺に入れる地方もある。『百物語評判』、『奇異雑談集』、『本草綱目』、『和漢三才図絵』などに扱われ、多くは血に染まった腰巻きを纏い、子供を抱いて、連れ立って歩く人を追いかける。長崎県では「ウンメ」と言い、 若い人が死ぬとなるとも伝えられ、宙をぶらぶらしたり消えたりする、不気味な青い光として出現する。茨城県では、「姑獲鳥(うぶめどり)」が伝えられ、よく他人の子を攫い、育てて我が子とする。また我が子の着物と思ってその着物に乳、もしくは血を垂らして印を付けるが、それには毒があり、やがて子供は「無辜疳(むこかん)」と呼ばれる病にかかる。鬼神の類である為、人の魂魄を喰らい、七  "H,7n$N2F$NLk$KHt$s$G?M$rOG$o$9$H$$$&!#JLL>$rLk9TM7=w!"E7Dk>/=w!"F}JlD;!"54D;$H$b$$$&!#!V8H3MD;!W$NL>A0$K8+$($kMM$K!"?M4V$N:2$N>]D'$G$"$kD;$H$7$FI=8=$5$l$k$3$H$,B?$$$,!"?pC{$H$7$F$ND;$G$O$J$/!"$`$7$ms,!J%L%(!K$HF1$86'D;$H$7$F$N?':L$,6/$$!#@6>t$J2P$d>l=j$,!"=w@-$r4wHr$9$k798~$OA49qE*$K8+$i$l$k$,!"$C$F!"産女の抱く赤子は、穢れや渾沌の表象であり、これを手渡されるということは、産まれた時に分離したモノと再び融合すること、すなわち死ぬことになる。しかし、逆にこの渾沌を再び駆逐すれば、更なる知に通じる事にもなる。波間から乳飲み児を抱えて出、「念仏を百遍唱えている間、この子を抱いていてください」と、通りかかった郷士に懇願する山� 7ABgB"B<$N産女の話では、女の念仏が進むにつれて赤子は重くなったが、それでも必死に耐え抜いた武士は、以来、怪力に恵まれたと伝えられている。この話の姑獲女は波間から出てくる為、「濡女」としての側面も保持している。鳥山石燕の『画図百鬼夜行』では、両者は異なる妖怪とされ、現在でも一般的にそう考えられてはいるが、両者はほぼ同じ存在であると言える。怨霊となった女性は、基本的にはウブメの性質を継承しており、悲哀を感じさせるその存在は、後世、江戸の怪奇小説などに登場する怨霊たちに継承され、江戸の幻想文学に影響をあたえた。




    関連する作品


  • 姑獲鳥の夏(うぶめのなつ) - 京極夏彦著

  • 日本の妖怪の一覧


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    2005年11月20日

    妖怪[烏天狗]

    妖怪事典烏天狗


    烏天狗(からすてんぐ)は、天狗の一種。大天狗と同じく山伏装束で、烏のような顔、黒い羽毛に覆われた体を持ち、自在に飛翔することが可能だとされる。剣術に秀で、鞍馬山の烏天狗は幼少の牛若丸に剣を教えたともいわれている。また、神通力にも秀で、昔は都まで降りてきて猛威を振るったともされる。そのモデルは大天狗同様、山伏や修験者などの山に住む修行者であったとか、山岳民族であったともいわれており、そういった山に住む人々に自然の猛威や山賊・盗賊の恐怖を重ねたものが烏天狗であると考えられる。


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    2005年11月18日

    妖怪[餓鬼]

    妖怪事典餓鬼


    餓鬼(がき)とは、亡者の中で餓鬼道に生まれ変わったものを言う仏典に見られる用語。
    生前に贅沢をした者が餓鬼道に落ちるとされている。餓鬼は常に飢えと乾きに苦しみ、食物を手に取ると火に変わってしまうので、決して満たされる事がないとされる。痩せ細り、腹部のみが丸く膨れ上がった姿で描かれる事が多い。また、子供は貪るように食べることがあるため、その蔑称として餓鬼が比喩的に広く用いられる。



    関連事項


  • 六道

  • 餓鬼(施餓鬼会、施餓鬼供養)

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    2005年11月16日

    妖怪[岩魚坊主]

    妖怪事典岩魚坊主


    岩魚坊主(いわなぼうず)とは、日本各地の伝承に登場する大きなイワナ|岩魚が化けた妖怪である。



    概要

    釣り人が川で釣りをしている最中に、一人の坊主が現れて長話に興じる。この近くは寺の土地なので釣りはあまりしないようにと釣り人に注意をするが、釣り人は持っていたご飯を振るまったので、気をよくして坊主は帰って行った。その後、とても大きな岩魚がかかり、持って帰って捌いてみると、腹から坊主に振る舞ったご飯がでてきた。というような話である。もちろん、地域によって多少話の流れが異なるものの共通点としては、人間が坊主に食べさせたものが魚の腹から出てくるということである。



    いろいろなバリエーション

    釣り人は一人とは限らず、大勢で釣りを行う場合もある。毒を流したり網をはって大量に魚を捕ろうとするところへ現れた坊主が殺生を戒めるが、坊主が立ち去った後にその漁法で大きな岩魚がかかるというケースや、釣り人の釣り場を聞いて帰っていったが釣り人が釣り場を変えた途端に大きな岩魚がかかるケースなど、釣られないように必死で化けた岩魚で祟ることも無いというケースが多いようである。岩魚ではなく他の川魚だったり、沼の主の鯰だったりすることもあり、殆どの場合が大きな魚であり、年老いて妖怪になったものと思われる。あるいは、旅の坊主が一夜の宿を借りた次の日、大雨で川が決壊しそうな時に旅の坊主が飛び出していったが、雨がやんでから川を見に行ってみると腹が破れご飯の覗いた大きな岩魚が土手の亀裂に挟まって川の決壊を止めていたというような村を救った岩魚の話もある。いずれの話にせよ、最後に腹を割かれることで坊主と岩魚を同一視させるという流れであり、必ず死んでしまう可哀想な妖怪である。


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    2005年11月15日

    妖怪[安倍晴明]

    妖怪事典安倍晴明


    安倍晴明(あべのせいめい; あべのはるあきら、 延喜21年(921年)? - 寛弘2年9月26日 (旧暦)|9月26日(1005年10月31日))は、平安時代の有名な陰陽師であり、鎌倉時代から明治時代初めまで陰陽寮を統括した安倍氏(土御門家)の祖である。当時最先端の呪術・科学であった「天文道」や占いなどの陰陽道の技術に関して卓越した知識を持ったエキスパートであり、平安貴族たちの信頼を受けた大陰陽師で、その事跡は神秘化されて数多くの伝説的逸話を生んでいった。道摩法師(蘆屋道満)とはライバル関係にあった。また、平将門の子の平将国が安倍晴明ではないかと言う説もある。後世に陰陽道の経典となる秘伝書『簠簋内伝』(ほきないでん、別名『金烏玉兎集』)の著者に仮託されている。



    史実上の晴明
    安倍晴明は、阿倍氏|安倍氏の伝える系図によると、大膳職|大膳大夫の官にある下級貴族安倍益材(あべのますき)の子として摂津国阿倍野(現・大阪市阿倍野区)に生まれた。阿倍仲麻呂の子孫を称するが、系図では竹取物語にもその名が登場する右大臣阿倍御主人の直系の子孫であるとされている。いずれにしても古代から続く名門の家柄に生まれている。生年は定かではないが、寛弘二年九月(1005年)に85歳で亡くなったと記録されていることから逆算して延喜二十一年(921年)生まれと推定される。幼少の頃については確かな記録がないが、陰陽師賀茂忠行・賀茂保憲|保憲父子に陰陽道を学び、天文道を伝授されたということになっている。確かな記録に現れるのは960年で、当時天文得業生(陰陽寮に所属し天文博士から天文道を学ぶ学生の職)であった晴明は村上天皇に占いを命ぜられた。出世は遅れていたが占いの才能は既に貴族社会で認められていたことが伺われる。その後、天文博士の官に任ぜられる。979年、(! B59歳の晴明は皇太子(のちの花山天皇)の命で那智山の天狗を封� $:$k57<0 $r9T$&!#$3$N$3$m$+$i2V;3E79D$N?.Mj$rrE79D$dF#86F;D9$N?.Mj$r=8$a$k$h$&$K$J$C$?$3$H$,!"F;D9$NF|5-!X8fF24XGr5-!Y$J$I$NEv;~$N5.B2$NF|5-$+$iJ,$+$k!#1"M[;U$H$7$FL>@<$r6K$a$?@2L@$O!"5~?&|左京権大夫、穀倉院|穀倉院別当、播磨国|播磨守などの官を歴任し、位は従四位下にのぼった。さらに天文博士や陰陽助(陰陽寮の次官)に晴明の二人の息子吉昌と吉平が任ぜられ、安倍氏は晴明一代の間に師忠行の賀茂氏と並ぶ陰陽道の家となっていった。



    安倍晴明が登場する作品




    [平安・中世文学]

    晴明が死んだ11世紀のうちに、早くも晴明は神秘化されていった。歴史物語の『大鏡』や説話集の『今昔物語』『宇治拾遺物語』はいくつかの晴明に関する神秘的な逸話を載せる。



    [『大鏡』]


  • 帝紀「花山天皇」
       花山天皇が帝位を捨てて出家しようとしたとき、晴明は天文を見てそれを察知し、式神を使って朝廷に急報しようとしたが、ちょうどそのとき天皇は寺に向かっているところだった。


    [『今昔物語』]


  • 「安部晴明随忠行習道語」

  • #晴明が幼少の頃、賀茂忠行の夜行に供をしているとき、夜道に鬼の姿を見て忠行に知らせた。忠行は晴明が優れた才能をもつことを悟り、陰陽道のすべてを教え込んだ。

  • #陰陽道の大家となった晴明は、あるとき播磨国から来た陰陽師に術比べを挑まれたが、いともたやすく懲らしめた。

  • #仁和寺の寛朝僧正のところで、同席した公卿たちに陰陽道の技でカエルを殺して見せるようにせがまれ、術を用いて手を触れずにカエルを真平らに潰した。

  • #晴明の家では式神を家事に使っており、人もいないのに勝手に門があいたりひらいたりしてた。

  • 「播磨国陰陽師智徳法師語」
       播磨国の陰陽師、智徳法師が方術で海賊を捕らえた物語だが、末尾に「智徳はこれほど優れた陰陽師でありながら晴明にはかなわなかった」と記されているので、前の物語に登場した播磨の陰陽師は彼のことだとわかる。


    [『宇治拾遺物語』]


  • 「晴明蔵人少将封ずる事」
       晴明があるとき、カラスに糞をかけられた蔵人少将を見て、カラスの正体が式神であることを見破り、少将の呪いをといてやった。

  • 「御堂関白の御犬晴明等奇特の事」
       藤原道長が可愛がっていた犬が、あるとき主人の外出を止めようとした。驚いた道長は晴明に占わせると、晴明は式神の呪いがかけられそうになっていたのを犬が察知したのだと告げ、式神を使って呪いをかけた陰陽師を見つけ出して捕らえた。


    [近世]


  • 文楽|人形浄瑠璃・歌舞伎 『蘆屋道満大内鑑』 (通称「葛の葉」)『蘆屋道満大内鑑』をはじめとして、葛の葉伝承を題材とする作品には、多くの場合安倍晴明が登場する。葛の葉#葛の葉を題材とする作品|葛の葉を題材とする作品を参照。


    [近現代]


  • 小説「陰陽師」(夢枕獏)

  • 漫画「陰陽師」(岡野玲子 原作:夢枕獏)

  • アニメ「アベノ橋魔法☆商店街」(制作:GAINAX)

  • ゲーム「久遠の絆」(制作:株式会社フォグ)

  • 小説「帝都物語」(荒俣宏)

  • 小説(ライトノベル)「姫神さまに願いを」(藤原眞莉)

  • 小説(ライトノベル)「少年陰陽師?(結城光流)



    墓所・霊廟・神社・末裔

    墓所は京都嵯峨野|嵯峨にあり、渡月橋の近くにひっそりと眠っている。安倍晴明を祀る神社は、屋敷跡に建てられたという一条戻橋近くの晴明神社や、生誕地の大阪市阿倍野区に建てられたとされる安倍晴明神社など全国各地に存在する。また子孫では平安時代末期の安倍泰親と室町時代初期の安倍有世が優れた陰陽師であったと言われている。有世は足利義満から信頼され、その推挙で陰陽師では初めて公卿となった。有世の子孫は室町時代後期頃から土御門家を名乗り陰陽道のみならず神道や暦などの分野にも大きな影響力を持つ事になる。



    関連項目


  • 土御門神道

  • セーマンドーマン

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    2005年11月14日

    妖怪[おとら狐]

    妖怪事典おとら狐


    おとら狐(おとらぎつね)とは、愛知の民話に登場するおとらという娘に取り憑いた狐の妖怪。身上話を人に聞かせるのが大好き。


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    2005年11月13日

    妖怪[河童]

    妖怪事典河童



    河童(かっぱ)は、日本の伝説の生物一覧|伝説上の動物。河太郎ともいう。ほぼ日本全国で伝承され、その呼び名も、形状も各地方によって異なる。一般的性質は、川の中に住み、泳ぎが得意で、頭頂部に皿がある事が多い。皿は、円形の平滑な無毛部でいつも水で濡れており、皿が乾いたり割れたりすると死んでしまうとされる。他に、口は短い嘴で、背中には亀のような甲羅が、手足には水掻きがあるとする場合が多い。両腕は体内で繋がっており、どちらかの腕を伸ばす事も出来る。猿や川獺のような姿とする事もある。特に悪い事はしない生物として描かれる場合もあるが、多くは水辺を通りかかったり、泳いだりしている人を水中に引き込み、溺れさせたり、「尻子玉」(尻子玉とも書く)を抜く等の悪事を働く。抜いた尻子玉は食べたり、竜王に税金として収めたりする。尻子玉とはヒトの肛門内にあると想像された架空の臓器で、これを抜かれると腑抜けになるという言い伝えがあるが、これは溺死者の肛門括約筋が弛緩した様子が恰も玉が抜けたように見えた事に由来するようである。相撲が大好きでよく子供を相撲� $KM6$&!#5AM}7x$/!"5{$dLt$N@=K!$r28JV$7$H$7$FDs6!$9$kL1OC$bB?$/B8:_$9$k!#$^$?河童は、キュウリが好きであるとされる。この事から、キュウリを巻いた寿司の事を「カッパ巻き」と呼ぶ。鉄、鹿の角、猿を嫌う。シダの葉で頭を撫ぜると人間に化ける事も出来る。河童の由来は大まかに西日本と東日本に分けられ、西日本では大陸からの渡来とされるが、東日本では安倍晴明の式神、役小角の護法童子、飛騨の匠(左甚五郎とも)が仕事を手伝わせる為に作った人形が変じたものとされる。大陸渡来の河童は、猿猴と呼ばれ、その性質も中国の猿(中国では神威を持つ猿にこの字を当てる。孫悟空や十天君等)に類似する。九州北部では河童の神を兵主部羅神という事から、熊本のヒョウスベもその一派であると考えられる。
    河童は、各地方で様々に呼ばれており、河童の訛りとしてガワッパ、ガワワッパ、河太郎の訛りとしてゲータロ、ガタロウの他、水蛇の訛りと思われるメンドチ、メドチ、ドチガメ等がある。また、これらとは全く別系統のものとして、高知のシバテン(芝天狗の略)がある。河童にはまた、河神としての性格を残すものがあり、河神が秋に山神となるように、河童も一部地域では冬になると山童(やまわろ)になると言われる。大分では、秋に河童が山に入ってセコとなり、和歌山では、ケシャンボになる。いずれも山童、即ち山の神の使いである。現在河童のミイラや河童の骨等と呼ばれる物は、多くは江戸時代のミイラ造形師が他の動物(好んで用いられるのはエイと院 n!K$NItIJ$rAH$_9g$o$;$F:n$C$?$b$N$G$"$k!#[f$NF,It$r;H$C$?$b$N$b$"$k!#8=:_$NF|K\$G$b6K$?$^$KL\7bCL$,$"$j!"%D%A%N%3$HJB$s$GF|K\$rBeI=$9$kL$3NG'@8J*$H$b8@$($k!#!X@>M75-!Y$KEP>l$9$k:;8g>t$O!"F|K\$G$O$7$P$7$P河童に似た姿で描かれる。関連:日本の妖怪の一覧



    河童に纏わる言葉


  • 河童の川流れ」・・・河童は泳ぎが得意である事から、物事に長けていても失敗する事があるという意。

  • 「屁の河童」・・・河童はいつも水の中にいる為、屁をしてもあまり勢いがない事から、「取るに足りない事」を「河童の屁」、後に語順が変わった。「木っ端の火」から来たという説もある。



    河童を題材とした作品


  • 小説
    芥川竜之介「河童

  • 漫画
    水木しげる「河童の三平」
    石川優吾「かっぱの飼い方」
    清水崑「かっぱ天国」

  • TV番組
    河童の三平 妖怪大作戦」(東映)

  • CM
    黄桜(黄桜酒造):清水崑(初代)、小島功(二代目)原画によるアニメーション
    キンチョウリキッド(大日本除虫菊):山瀬まみが河童の着ぐるみで出演
    ソフレ(ツムラ):篠原涼子が河童のパッペットと掛け合い。

  • 映画
    「大巨獣ガッパ」(日活)

  • キャラクター
    カータン:フジテレビ系列で放送された幼児番組「ママとあそぼう!!ピンポンパン」にでていた着ぐるみ。大竹宏が演じた。



    河童に由来する地名


  • 合羽橋(東京)

  • 河童淵(遠野市)



    牛久沼と小川芋銭

    茨城県の牛久沼には、「悪さをする河童を捕まえ松の木にくくりつけたが、改心したので逃がしてやると、河童が草刈りをしてくれた」とか、「河童の手を拾って河童に返したところ、河童が万能の膏薬の作り方を教えてくれた」など、河童にまつわる伝説が多く残っている。生涯のほとんどを牛久沼のほとりで暮らした日本画家の小川芋銭は、河童を好み多数の河童の絵を残したことから『河童の芋銭』として知られている。
    晩年には画集『河童百図(1938年)』を出版している。




    関連する項目

    日本の妖怪の一覧



    関連サイト


  • UshiQネット 小川芋銭記念館:小川芋銭が描いた河童の絵が多数紹介されている。

  • 黄桜カッパクラブ

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    2005年11月09日

    妖怪[小豆とぎ]

    妖怪事典小豆とぎ


    小豆とぎ(あずきとぎ)は日本の妖怪。別名、小豆洗い(あずきあらい)ともいう。



    名称の起源

    名称は地域によってアズキトギ、アズキアライ、砂洗いなど様々に呼ばれた。いずれも小豆や砂などを研ぐ音を連想させる名称となっている。




    地域

    ・山梨県境川村、藤垈の滝付近、新潟県は糸魚川、秋田県、群馬県、京都府、東京都など、出没地域は全国多数。



    特徴


  • 川のほとりで「小豆洗おか、人取って喰おか」と歌いながら小豆を洗う音につられて、近寄ってきた人を川底へ引きずりこむ。

  • 小豆を磨ぐ「ショキショキ」という音がしたので、「昔はこの辺に小豆とぎという妖怪がいたそうな」と話題にすると、川の方から「今でもおるぞ」という声と歌が聞こえたと伝える。聞いた人のその後は伝えられていない。

  • 糸魚川近辺の海岸は小砂利浜であり、夏にここに海水浴に来る人間が砂浜を歩く「ザクザク」という音が小豆を研ぐ音に酷似していた。




    関連する項目

    日本の妖怪の一覧




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    国際日本文化研究センター怪異・妖怪伝承データベース


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    2005年11月06日

    妖怪[海難法師]

    妖怪事典海難法師


    海難法師(かいなんほうし)とは、伊豆七島に伝わる幽霊の一種。水難事故で死亡した者の霊とされる。盥にのって沖からやって来て、その姿を見たものは同様の死に様を晒すと言われている。ギリシャ神話に登場するゴルゴンの怪物メデューサと同じようなものだ。
    海難法師の事の起こりは江戸時代、寛永五年のことである。豊島忠松(とよしまただまつ)という悪代官が島民たちを苦しめてみなに憎まれていたという。そこで島の人々は忠松を殺すために、わざと海が荒れる日を選んで島巡りをするように勧めたのである。まんまと罠にはまった忠松は、言われた通りに海に出て波に呑まれて死んでしまった。それ以来、毎年旧暦の一月二十四日になると忠松の霊が海難法師となって島々を巡るのだという。だからこの日だけは決して外に出てはならず、人々は震えながら家にこもっていなければならないのだという。

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    2005年11月03日

    妖怪[鬼熊]

    妖怪事典鬼熊


    鬼熊(おにぐま)とは、年老いた熊のこと。熊は長寿の末、妖怪に変化すると考えられていた。


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    2005年11月02日

    妖怪[おとら狐]

    妖怪事典おとら狐


    おとら狐(おとらぎつね)とは、愛知の民話に登場するおとらという娘に取り憑いた狐の妖怪。身上話を人に聞かせるのが大好き。


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    2005年11月01日

    妖怪[油すまし]

    妖怪事典油すまし


    油すまし(あぶらすまし)とは、妖怪の一種。全身に蓑を羽織り、油の入った瓶を持った老人の格好をし、油を盗んだ罪人の亡霊と言われる。草陰から突如出現し、通行人を驚かせる。



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